フェリシモCompany

7月~9月に22%の節電を行いました

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 「当初は節電目標が達成できるのか不安でした。結果的には、7月~9月には電力会社が提示した15%目標をクリアして22%の節電ができました。これは総合物流センターのおよそひと月分の電力使用量に匹敵します。」(フェリシモの環境担当スタッフ)

これまでもフェリシモでは、事業所での省エネに取り組んできましたが、東日本大震災の影響による節電の呼びかけに対し、さらに節電を強化しました。
空調の28℃設定、照明の間引き、業務フロアの集約化、LED蛍光灯などの省エネ機器の導入、クールビズなど。ほかにも以前ご紹介した「グリーンカーテン」など従業員全員でさまざまな取り組みを実施しました。

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目標が達成できた要因について環境担当スタッフは次のように語ります。
「東日本大震災によって、従業員の間に自分たちでもできることで世の中の役に立ちたいという思いがこれまで以上に広がっていたことが挙げられます。また節電の進捗を全従業員に共有できたことも、モチベーションを維持することにつながりました。あと、個々の従業員の努力だけに頼らず、企業の長期的なビジョンによって設備投資をしたことが大きな効果を発揮しました」
たとえばLEDの一斉導入は、環境負荷を抑えるだけでなく、十分な明るさにより快適な職場環境となり、さらには電気代の抑制にも。環境、従業員、企業経営すべてに対してメリットがあります。でも気になるのが、大きな導入コスト。それに対し、「目の前の大きな負担であっても、長期的な視点で考えればメリットはとても大きいんです。家庭の節電も同じで、長期的なビジョンを持つことで無理のない節電を続けることができるのではないでしょうか」と環境担当スタッフは息の長い節電計画が重要だと指摘します。

節電は、従業員の働き方にも変化をもたらしました。
「ここ数年の取り組みで、従業員の残業時間は減少傾向にはありましたが、全社的に節電モードになってからはさらに顕著になり、6月以降は約11%も残業が減ったんです! 総務からの指示ではなく、管理職の人々が率先して自主的にNO残業に取り組んだことが大きな要因だと思います」フェリシモの総務スタッフは、節電による従業員のマインドの変化が大幅な残業削減を実現したと指摘します。
その一方で総務からも、早く退社することで映画を特別価格で観賞できる福利厚生が新たに設けられました。「この福利厚生を提案したときは従業員からたくさんの反響が寄せられました。節電を”我慢”と捉えるだけでなく、従業員のワークライフバランスを見直すきっかけにして、自己啓発や男性が育児に携わる時間などをさらに充実させていきたいです」(総務スタッフ)

これからもフェリシモでは、電力の安定供給と環境負荷の軽減を目指して、節電に取り組んでいきます。
また、各ご家庭で楽しんで節電に取り組める「ソーラーキャンドルナイト」を毎月25日に呼びかけています。みなさまのご参加をお待ちしています。

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