2014年度に次の基金より拠出した賀茂別雷神社(上賀茂神社)さまの活動レポートをご紹介します。
世界文化遺産登録・賀茂別雷神社(通称・上賀茂神社)の第42回式年遷宮にあたり、神社YELLの商品を購入された方々から受けた遷宮奉賛募金を国宝・本殿修復の一部に充てさせていただきました。特に総額が大きい為、この募金額にみあった修復箇所として飾り金具の修復の一部に充てさせていただきました。
国宝・本殿 飾り金具修復にあたり、全て取り外し。
今回の式年遷宮にあたり、昭和48年以来、約42年ぶりの大修復が全ての社殿について行われ、総事業費は23億円となっています。その内、国宝・本殿の修復の中でも、特に飾り金具だけを取り上げても約69万円となっています。その部分の一部に充てさせていただく事で、少しでもみなさまの真心が通じる様に活用させていただきました。
全ての飾り金具には二葉葵紋が刻まれており、当然何もない金属の状態を宮大工の一部である 「彫金師 (ちょうきんし)」 と呼ばれる宮大工によって、古来伝わる上賀茂神社特有の二葉葵紋を浮かび上がらせて、本殿の本来取り付けられていた全ての部分に新調がなされました。
新しく取り付けられた飾り金具
<支援者のみなさまへ>
現在で、まだ約半分の修復が終わったのみで、これからまだまだ多くの重要文化財等の建造物の修復が控えております。引き続きのお力添えを切にお願いすることで、日本文化の根底の一つを成し、世界遺産に登録された佇まいを後世に伝えたく存じます。お力添えを感謝申し上げます。
神社YELLプロジェクトについてはこちらのページにてご覧いただけます。
コメント