しあわせを呼ぶ縁起もの 信楽焼の黒い動物の会
お申し込み番号:406688
月1個 ¥2,300 ( +10% ¥2,530 )
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ストーリー
インテリアにしっくりなじむ、ブラックカラーの縁起もの。
滋賀県の信楽で作られる、たぬき・ふくろう・かえるの置き物。100年以上も前から作られているという伝統工芸品であり、また意外とインテリアにもしっくりなじむということで人気のシリーズです。
そんな縁起ものの動物たちを、2022年はブラックカラーでスペシャルオーダー。流行の「モノトーンインテリア」にもぴったりの仕上がりになりました。
インテリアになじむ、黒の秘密。
黒い動物たちを作るにあたってこだわったポイントは黒の色味。黒は目立つ色でもあり、なじむ色でもあります。今回は、いかにインテリアになじむ黒になるかということにこだわりました。
焼き物によく使われる、光沢感のある黒い釉薬を使うと、部屋や外の光を反射してしまったり部屋の景色が映りこむことで、悪目立ちしてしまいます。最初に作ったサンプルは黒光りしてしまいました。
それを改善するために、次は光を反射しない鋳物のような風合いの釉薬を使用し、目立ちすぎず、それでいてどっしりした佇まいをもつように仕上げました。
マットな黒の釉薬を使って完成したサンプルがこちら。いい雰囲気ですが、あまり表情が無く、少し怖い?感じがします。
そこで、動物の目に色を入れることに。それぞれ生き生きとした表情に変わり、愛嬌ある顔になりました。
黒だからこそ、愛嬌ある表情が楽しめる。
●たぬき
信楽焼のたぬきは、「金運」「開運」「勝負運」「商売繁盛」などのご利益があると言われています。頭には傘、右手には徳利、左手には通い帳を持っています。横を向いた目と、ニコッと笑う顔が愛らしい表情です。
●ふくろう
ふくろうは、「不苦労(ふくろう)」とも言われる幸運を呼ぶ鳥。首が360度近く回ることから先を見通すと言われています。ふくろうのくちばしは釉薬をかけずに、土本来の色を生かした作りになっています。目には光沢感のある釉薬を使い、目の周りはくちばしと同様に土の色を生かした輪郭を作っています。
●かえる
かえるは、「無事に帰る」や「お金が還る」「若返る」といった意味を持ち、縁起のよい動物とされています。背中に小さい子がえるが乗っていて、とてもかわいいです。目はふくろうと同様に光沢感のある釉薬を使っています。
すべて底面は穴が開いています。抜き型に土を流し込む製造方法のため、このようなつくりになっています。内側に土本来の白い色が見られることも面白いポイントです。
インテリアとして気軽に楽しんでいただけるように、小ぶりな手のひらサイズにしました。
男前なインテリアに、なじむ佇まい。
黒い動物たちはインテリアにしっくりなじみます。とくに木の棚やグリーンなどとの相性が良く、置いているだけでもその空間が引き締まります。
動物を置く場所のまわりも、同じような暗めの同系色で統一させると、より雰囲気がアップします。黒を際立たせるために、多色を組み合わせずに飾っていただくのがおすすめです。
また、この動物たちは陶器なので水に強く、植物と一緒にベランダや玄関先に飾っていただいてもかわいいです。
手づくりのあたたかさ。
この動物たちは、ひとつひとつ職人の手作り。動物の形に彫られた型に、素材の土(泥)を流し込むところから始まります。流し込んだ土の水分を型が吸うことで、外側から固まっていきます。ある程度固まったところで、中の泥を出して型を外すと、動物の形が出来上がっています。そのため、底には穴が空いており、中は空洞になっています。
できあがった動物は抜型から出した後、乾燥させていきます。
その後、釉薬をかけ、余分な突起を取り除くなどした後、約1200度の高温でゆっくり24時間ほどかけて焼いていきます。
熱を加えることで表面に塗った釉薬の色が変化します。焼きあがった後は、ゆっくり熱が冷めるのを待ち、300度ほどまで温度が下がった後に窯をオープンし、完成です。
黒い色のなかに愛嬌ある表情をもつ、しあわせを運んでくれる動物たち。ご自宅にぜひお迎えください。