「おかえりなさい!」車に戻るとそう言って迎えてくれたのは、1匹のアシカ。
つぶらな瞳に見つめられ、思わず笑顔がこぼれます。
「ただいま!」と、返す声も心なしか弾みます。
真夏の炎天下、アシカは暑さをものともせず、車内の海を気持ちよさそうに泳いでいました。
フロントガラスに広がるのは、メキシコの西海岸に細長く突き出たバハ・カリフォルニア半島の先端部にあるラパスの海。ラパス=平和という意味の街なんです。
水中写真家の鍵井 靖章さんは、長年この地を訪れて、野生のアシカたちとふれ合ってきました。アシカはもともと好奇心旺盛で子供のアシカが、甘噛みしたり、じゃれ合ってきたり。カメラの前でポーズをきめるアシカたちとたわむれる夢のような撮影時間。
今回は、透き通るようなラムネ色の海中を、まるで「遊ぼうよ!」と自由自在にからだをくねらせ誘いにきたような姿を撮影した1枚をサンシェードにしました。
駐車中、太陽の熱で車内が急激に熱くなるのを和らげ、ダッシュボードなどの劣化を軽減してくれます。
さらに、遠くからでも自分の車が一目瞭然! もう駐車場で迷ってつかれるなんてこともなくなりそう。
吸盤が2個付いていて、取り付け・取り外しも簡単です。
使わないときは折りたたんで附属のゴムでまとめておけば、コンパクトに。一緒にお出かけするのが楽しくなります!
水中写真家 鍵井 靖章 (かぎいやすあき) さん
1971年兵庫県生まれ。日本をはじめ世界中の海に潜り、海の風景や生き物を撮影し続けている。自然のリズムに寄り添い、生き物にできるだけストレスを与えない撮影スタイルが信条。定期的に岩手県の海にも潜り、復興を海から見守り続けている。