春に引き継ぎ、『反毛』と呼ばれる古くからある技法を用いたリサイクルコットンを使ったアイテムです。反毛は繊維が短いため、風合いはきれいめというより素朴なカジュアル感が強くなります。そんな風合いを生かし、この夏はプリントTシャツにしてみました。今回も愛知県にある「登坂反毛」さんで、反毛してもらったリサイクル綿を使っています。工場から出る糸クズや裁断クズをもう一度繊維の状態に戻す作業には、時間と労力と、なにより技術が必要です。そんな匠の「業」で作られたリサイクルコットンを、強度を出すためヴァージンコットンと半々に混ぜ合わせて糸に紡いでいます。ヴァージンコットンにはオーガニック綿を使いました。プリントと縫製は愛媛県今治市にある縫製工場&プリント工場にお願いしています。