咲くのに時間のかかる花。
ほのかに黄みを帯びたやさしい色合いのネル生地に、黒糸で刺しゅうされた花が華やかな「花を背負ったトップス」。この刺しゅうは、この秋に取材させていただいた中越レース株式会社さんにお願いしました。前回の取材のときに、いろいろとサンプルの生地を見せていただいて、そのなかでとても気になったものをアレンジさせてもらいました。エンブロイダリーレースは、時間と手間のかかる刺しゅうですが、その分立体的で味わいのある風合いに仕上がります。前回は細糸刺しゅうで繊細な雰囲気でしたが、今回は少し太めの糸で立体感を強調しました。
ベースの生地は、播州織りのシャトルノーツのネル起毛生地を使っています。やさしいオフ白の色合いは、生地染めではなくあえて糸から染めて織り上げているから。刺しゅうだけでなく、生地づくりにも手間と時間がかかっています。デザインは、後ろ身ごろにインパクトがある分、前身ごろはシンプルに仕立てました。背中と袖口にギャザーを入れて、ふんわりと女性らしいシルエットのトップスになるようにしています。縫製は滋賀にある工場さんにお願いしました。
よりイメージ通りのモノができるように、価格以上の価値のあるモノができるようにと、
サニークラウズでは中国工場と直接契約を結び、商品生産を行うことで、
コストの削減と情報伝達の簡素化を行ってきました。
手探り状態で始めてからもう十年以上がたちました。
始めのころはできないことだらけだったのに、日進月歩で技術力が向上し、
日本でできるほとんどのことが、今では中国でもできるようになっています。
しかし、岡山産ジーンズを企画したことがきっかけで、
「やっぱり日本でしか作れないモノがある」と感じるようになりました。
それは、作り手の心意気や誇り、日本人の価値観のようなものが伝わってくるモノ。
日本製=良質ではありません。中国ならできるのに日本ではできないこともたくさんあります。
両方のよい点、悪い点が分かりだした今だからこそ、
これからは日本の生産背景でしかできないモノ作りをみなさんに紹介していきたいと思い、
この「和モノづくり」を始めました。日本人ならではの匠の技を駆使したアイテムを、
企画していこうと思っていますのでご期待ください。
よりイメージ通りのモノができるように、
価格以上の価値のあるモノができるようにと、
サニークラウズでは中国工場と直接契約を結び、
商品生産を行うことで、
コストの削減と情報伝達の簡素化を行ってきました。
手探り状態で始めてからもう十年以上がたちました。
始めのころはできないことだらけだったのに、
日進月歩で技術力が向上し、
日本でできるほとんどのことが、
今では中国でもできるようになっています。
しかし、岡山産ジーンズを企画したことがきっかけで、
「やっぱり日本でしか作れないモノがある」と
感じるようになりました。
それは、作り手の心意気や誇り、
日本人の価値観のようなものが伝わってくるモノ。
日本製=良質ではありません。中国ならできるのに
日本ではできないこともたくさんあります。
両方のよい点、悪い点が分かりだした今だからこそ、
これからは日本の生産背景でしかできないモノ作りを
みなさんに紹介していきたいと思い、
この「和モノづくり」を始めました。
日本人ならではの匠の技を駆使したアイテムを、
企画していこうと思っていますのでご期待ください。