産直マルシェ『おいしい時間』のお取り寄せ。どれにする？なに食べる？

子どもの頃から母が作ってくれるちらし寿司が大好きで
「何食べたい？」と聞かれると
「ちらし寿司！」と答えていました。
子どもの頃はこんなにも手間がかかる料理だとは知らず・・・。
でも母はリクエストに答え、作ってくれていたのです。
自身が母の立場になった現在、あの味を守りたいと思っています。

干ししいたけ、高野豆腐を戻し、小さく刻み
にんじんと共に干ししいたけの戻し汁に砂糖、しょうゆを加えて煮ます。

その日に食べてもとてもおいしいのですが
翌日のちらし寿司はもっともっとおいしくなるのです。
母にそのことを告げると
「あんたが好きだからそう思うだけじゃない？」
と言います。

おいしいものには何かしらのコツや工夫があるわけで・・・。
そういえば母の作るちらし寿司にはちりめんじゃこがたっぷり入っており
その旨味が一晩でじわじわ広がっているからかも？
なんて思ったりしますが、
今でもおいしさの謎はよくわかりません。

母からすれば、夕ご飯の残りをお弁当に詰めただけかもしれませんが
お弁当がちらし寿司の日はとても嬉しかったことを思い出します。

春が近づいてくると見た目が華やかなちらし寿司が食べたくなります。
たくさん作って、次の日のお昼ご飯の楽しみにしようと思います。
もちろん、ちりめんじゃこをたっぷりと入れて。