公式X

みんなのアンケート-結果発表!-

今回のテーマは… 『\結果発表/教えて!リアルイベント参戦事情』

推しがいる私たちにとって欠かせない、推し活と切っても切れないのが現場―そう、リアルイベントです。リアル推し活の道が少しずつ開き始めた2023年、久しぶりの現場に足を運んだ人も多いはず。そこで今回は、OshiKra読者のみなさんが現在、どのようにリアルイベントに参戦しているのかについてアンケートしました。

リアルイベントに参戦するためには現地へ足を運ぶ必要があり、つまりそこには、それぞれの居住地や仕事・家庭などの事情がかなり密接に関わって来ます。ひとたび遠征となれば、少なくとも丸1日、宿泊を伴えば数日家を空けることにもなり、様々な調整が必要になるでしょう。ライブやイベントの告知が出ると真っ先にスケジュールを確認し、どう都合をつけるか算段を始めるのが推しのいる我々の常ではないでしょうか。
そんなリアルイベント参戦事情、意外と自分以外の人がどうしているのか、どう思っているのか、聞く機会がないものです。遠征経験済の方も未経験の方も、ぜひご一読ください!

※アンケート募集期間:2022年12月28日(水)~2023年2月27日(月)
※回答者数:33人

アンケート結果はこちら

今回のアンケート回答者の推しジャンル比率は?(複数回答可)

アイドル 51.5
舞台 36.4
アーティスト 27.3
俳優/女優 27.3
アニメ 18.2
漫画 6.1
Youtuber 6.1
その他 9.1

どれくらいの頻度でリアルイベントに参戦しますか?※複数回答可

円グラフ
「3ヵ月に1回以上」が3割超えでトップでしたが、以下「1ヵ月に1回以上」が27.3%、「1年に1回程度」が18.2%、「半年に1回程度」が15.2%と続くので、比較的回答が分散した結果となりました。「ほとんど行かない」を除くと、97%とかなり多くの人が「1年に1回以上」リアルイベントに参戦していることになりますね。

遠方のリアルイベントに、遠征したことがありますか?

円グラフ
回答の9割以上が遠征経験ありでした。みなさん積極的に足を伸ばして推しに会いに行っているんですね。未経験の方の参考になればとも思いますので、以下、遠征についてのあれこれを詳しく見ていきましょう。経験者の方にも、新しい発見があるかもしれません……!

遠征するかどうかの判断基準は何ですか? ※複数回答可

仕事や家庭の都合など、調整が可能な日程である 84.8
距離 51.5
費用 45.5
推しへの愛の深さ 33.3
その他 15.2
1位は「調整可能な日程であるか」でした。推しのライブやイベントが告知されて、でもそれが遠方だったとき……自分のスケジュール帳やお財布と睨めっこしながら、「私は本当に行きたいのか……?行きたいのなら何をどうすれば実行可能なのだ……?」と頭を抱えて検討に検討を重ねる人も多いかもしれません。

ちなみに「その他」には、「自分の住んでいる地域で見る機会がないものであるか」つまり「遠征しないと見られないものか」、「推しの誕生日やデビュー日など、特別なイベントであるか」などの回答がありました。

現場までどのくらいの距離なら参戦しますか?

円グラフ
現場までの距離については「飛行機や新幹線での移動や宿泊を伴っても」が84.9%と圧倒的多数でした!推しに会うためなら距離も時間もお金もいとわない……みなさんの推しに対する本気が感じられる結果ですね。

遠征したことがある人へ)遠征費(交通費・宿泊費など ※チケット代は含まない)の予算は?

円グラフ
最も多かったのは「チケットが取れればいくらかけても行く」で37.5%でした。次いで50,000円以内、30,000円以内と、金額の大きい方から続きます。本気……やはりみなさん本気です。また、10,000円以内は0%でした。遠征ともなれば、数万円の予算を想定しておくのが共通認識のようですね。

遠征したことがある人へ)遠征ならではの楽しみや良いところがあれば教えてください。

その土地の美味しいものを食べたり、日常から非日常に切替わる瞬間が好きです。(ハルナさん/推し:ST☆RISH、宝塚歌劇団)


(遠征先の観光地で)アクスタを取り出して写真撮れば推し活も出来るし、私が住んでいる県にはないお店(服やコスメなど)が、遠征先(大体都会なので)にはある可能性が高いので、ついでに気になるものをチェックするのも楽しみです。(秋乃さん/推し:Snow Manの阿部亮平くん)


遠方の推し仲間と会える貴重な機会でもあります。(はるさん/推し:ST☆RISH)


一番楽しいのは行きの推しに会えるワクワク感や、帰りの余韻を噛み締めた移動時間かもしれないですね。(しのさん/推し:小西成弥(俳優)さん)


推しがYouTubeで訪れたお店などに聖地巡礼したり、また自分がレトロ喫茶店に行くのも好きなので、現地の素敵な喫茶店でお茶をするのも遠征の醍醐味です。(めがねっこさん/推し:SixTONES 松村北斗さん)



一番多かったのはズバリ「観光」でした! ご当地グルメ、行ってみたいと思っていたお店、居住地域とは異なる気候・環境などなど。「目に映るものすべてにワクワクする」という回答もありました。

また聖地巡礼はもちろん、例えば水族館巡りや御朱印帳集めなど、「もともとの自分の趣味を遠征地でも楽しむ」という方も。そして意外に多かったのが、行きのワクワク感や帰りの余韻など、道中での自分の内面的な気持ちにフォーカスするという意見です。その時間があることで改めて自分と向き合い、現場をより特別なものにしているのかもしれませんね。

他にも「行動力が上がった」、「推しがいるから遠出のきっかけになる」など、遠征があるおかげで楽しいことが増えると感じている方が多いようです。

遠征したことがない人へ)今後、遠征してみたいですか?

※こちらの回答は若干名で、いずれも回答が「はい」だったため、次の回答をご紹介します。

はいと答えた人へ)それは、なぜですか?

・仕事の都合さえつけば、行きたいですよー やっぱり地元(北海道)ではイベント少ないです(るうさん/推し:M.S.S Project)


遠征をし、ふだん行かない都会の景色を見たい。(愛々さん/推し:すとぷり)



他の質問への回答にも散見されましたが、やはり地方在住の方にとって都市部への遠征はハードルが高いもののようです。なかなかできないからこそ、非日常を味わえる遠征への気持ちは募っていくんですよね……。


遠征に関する悩み、心理的ハードルがあれば教えてください。

地方住みのため、チケット代より移動費と宿泊費の方がずっと高いこと。都心近郊に住めばチケット代だけで済むのになと何度も思っています。また、イベントは大体土日の開催がほとんどだと思いますが、土日の休みを取りにくい職場のため、繁忙期に開催されたイベントは泣く泣く諦めたことも多々あります。(だいだいさん/推し:大和守安定さん、燭台切光忠さん(刀剣乱舞)他)


本当は遠征しないともっとお金が貯まるのでは?と思うけれど、推しは推せる時に推せ、がモットーなので、行ってしまいます。いかに交通費や宿泊費を安くするか、複数の旅行サイトで検討します。また、遠征先で、荷物が多くなるので、コインロッカー探しも悩みです(みくさん/推し:ジャニーズ?WEST?と室龍太くん)


慣れない場所の場合、ホテル選びに苦労します。方向音痴なので駅から遠くないところで、セキュリティーもそこそこは欲しいし、でもあまり高い金額も出せないので。それと緊張でおなかを壊すので、新幹線は通路側にしないといけないとか、当日おなかを壊さないようにあまり食べられないとかは悩みです。(ふーみさん/推し:大橋和也さん(なにわ男子)、正門良規さん(Aぇ!group))


医療関係職なので、遠征が新型コロナウイルスの流行状況に左右されるのが悩みです。ライブや舞台のチケット申し込み時に『申し込むか?やめておくか?』としばらく葛藤します。(紅葉さん/推し:ジャニーズWEST・Snow Man・7 MEN 侍)


まだまだ新型コロナ感染のリスクがあり、当日行った先で幕が開かないパターンを考えると、チケット以外のキャンセルがきかないので結構博打だなと思っています。もちろん自分がかかったら現地の方たちにご迷惑をかけることになるので、以前のようにあちこち観光するのは控えたいですが、そうすると遠征の楽しみの半分は失われてしまうのも辛いです。(さなさん/推し:土田玲央さん(声優)、WITH(アニメ アイドルタイムプリパラ内))



一番多かったのは「チケット代以外に多額のお金がかかること」でした。「交通費と宿泊費でチケット代の2~3倍はかかる」という方もいて、「1回の遠征でチケット何枚分……」なんて皮算用を始めてしまうと、なかなか踏み出せないのも無理はありません。

他には「休みが取りづらい職場だからスケジュール調整に四苦八苦する」、「飛行機や宿の手配をするのが手間」などの意見も。「親を説得すること」という回答もあり、未成年の場合は切実な問題だろうと想像します。

また、まだまだ気を抜けない新型コロナウイルス感染のリスクも、多くの方が抱いているハードルのようでした。

「今回は絶対に遠征したい!」と思ったエピソードがあれば教えてください。(結果的に遠征できたか否かは問いません)

活動休止宣言後のライブはこれを逃すと最後かもしれないのでとにかくどこであってもチケットさえ取れたら行く!と思って申し込みをしました。あと、イベント日が推しの誕生日等と重なっている時はお祝いしたいので遠征します。基本的に地方民なのでライブもイベントもほぼ全て遠征です(笑)(かまたまさん/推し:関ジャニ∞、渋谷すばるさん、陳内将さん、氣志團)


絶対にデビュー発表が有ると思ったので行きたかったけど、そもそもチケットが取れませんでした。ジャニーズの場合、遠征までして見たいか?よりもそもそもチケットが取れるかの方が問題です。(ふーみさん/推し:大橋和也さん(なにわ男子)、正門良規さん(Aぇ!group))


(東京公演に参加後)また観たいという思いと、(年内最後の公演となる)千穐楽に行って1年の最後の最後まで推しに会いたいとの思いで絶対に行きたいという気持ちを抑えられず、千穐楽のチケットをなんとか手に入れ、弾丸で飛行機を押さえ大阪遠征してきました!(有里湊さん/推し:佐藤流司さん、The Brow Beat、ZIPANG OPERA)


コロナ禍で一度中止になったジャニーズWESTの初ドームツアーが再度決まった時は、『絶対行きたい!』と思い、遠征後にPCR検査を受ける予約も入れて、名古屋へ遠征しました。その遠征が3年ぶりのライブ参戦だったので、開幕と同時に号泣していました。(紅葉さん/推し:ジャニーズWEST・Snow Man・7 MEN 侍)


推しを通り越して神的存在のアーティスト同士の共演ライブがあったときは「これに行かなくてどうする!」と思った。(Marikaさん/推し:首振りDolls)


毎回リアルイベントの情報が出る旅に思っています笑 イベントごとの頻度がそれほどないので、この機会を逃すと生で歌ってる姿を見る機会はもうないかもしれない…と思うと……(はるさん/推し:ST☆RISH)



誕生日、周年記念、デビュー発表、解散ツアーなど「特別なイベントがある場合はどうしても遠征したい!」という声が最も多く寄せられました。「これを逃したら同じものは二度と体験できない」という想いが我々オタクを衝き動かすんですよね……わかります。海外の推しを持つ方からの意見で「日本初のライブだったから」という回答もありました。

また、やはりこちらの回答にも新型コロナウイルスの影響がちらほら。「自粛してきたけど次は絶対行きたいと思った」、「感染が落ち着いて会社の規定が緩くなったから今しかないと思った」など、この数年たくさん我慢してきた末のリアルイベント参戦だったことが伝わってきます。

他にも「一度参加している公演だけど、別会場では違う演出があると知り、そちらもどうしても観たかった」、「遠征地でしか手に入らないグッズがどうしても欲しくて……」、「今回は絶対!というよりも、覚えてもらうためにたくさん参加したい!」などなど、様々な遠征の理由を送っていただきました。


いかがでしたか?「教えて! リアルイベント参戦事情」アンケート結果は以上となります。ご回答いただいたみなさま、ありがとうございました!これからもOshiKraでは、ほぼ毎月ゆる~く『推しと暮らし』にまつわるアンケートを実施していきます。次回のアンケートもお楽しみに!

Series 連載コラム

一覧はこちら

Page top