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推しカラーメイク

ふだん使いしづらい(;;)推しのカラーをメイクに落とし込むコツ!

こんにちは。アニメと2.5次元舞台が大好きな隠れオタクの夏目と申します。

夏目さん

突然ですが、皆さんの推しカラーは何色ですか? 赤や緑、青など、推しカラーはさまざまですよね。私の場合はコンビ推しなので、推しカラーは紫とピンクの2色。アイテムや小物、コスメなどはコンビに合わせて、常に2色セットで同じデザインを集めています。

今でこそ、この2色の推しカラーを前面に出している私ですが、実は、社会人になってからの遅咲きのオタク。そのため、推しカラーアピールには何となく引け目がありました。というのも、推しカラーを身の回りに取り入れたらオタバレしてしまうのではないかと心配だったから。しかし日がたつにつれ我慢できず、身の回りの小さなものから推しカラーでそろえ始め、今では毎日のメイクにまで推しカラーを取り入れています。

「推しカラー」がシンプルな色なら使いやすいものの、「紫やピンクを使ったメイクなんて奇抜な姿しか思い浮かばない!」とツッコミを入れたくなった方もいるかもしれません。私も最初はうまくいきませんでしたが、雑誌やSNSでメイク方法を調べるうちに、推しカラーメイクもやり方さえわかればオシャレに決まることに気付きました。今回は、日々推しカラーを使ったメイクに包まれている私が、イベントでの推しカラーメイクはもちろん、お仕事にもOKなメイク法や、ちょっと使いづらい推し色でも上手に取り入れるコツを紹介します。

推しカラーメイクにハマったきっかけ

推しカラーメイク

とにかく推しが大好きで、いつの間にか、小物やリュック、服まで推しカラーでそろえていた私。イベントではキャラクターグッズを付けたバッグやアクセサリーを身に着けていたのですが、ふと「もっと推しイメージを身の回りに取り入れて推しに包まれたい」と思い、行き着いた先が推しカラーメイクでした。

当時はちょうどネイルにハマっていたこともあり、メイクで使ってみる前にまずはネイルから挑戦しました。ネイルサロンで施術してもらったのですが、それが予想以上にかわいくて、指先が推しカラーであることに感動!その後何も知らない非オタクの友人にネイルをほめられて調子に乗り、次にアイシャドウ、カラーマスカラ、と続いて今に至ります。

推しカラーメイクを取り入れたら、鏡を見るたびに、推しカラーが目に入るのです。なんてハッピーなのでしょう。仕事で嫌なことがあっても推しカラーメイクをしていると、一歩離れて「まぁ私には推しがいるし」と強い気持ちになれます。こうして私は推しカラーメイクをすることで、当初の目的どおり「推しに包まれる私」を実現させました。

私流!推しカラーメイクのコツ!

推しカラーメイク

推しカラーメイクといっても、使い方によっては残念な感じになることがあります。肌に合わないピンク色をまぶたに塗って腫れぼったくなったり、セルフネイルで考えなしに紫を塗りたくってオバサン臭くなったりと私もたくさんの失敗をしてきました。その失敗を経て、私なりの推しカラーメイクのコツをまとめてみました。

推しカラーメイクの色選び

推しカラーメイクをする前に、まずはメイクの色選びが重要です。なかには、メイクには扱いづらい色を推している方もいらっしゃることでしょう。そのままメイクに取り入れるのが難しいと悩んでいる方向けに、色選びのコツを紹介します。

肌なじみの良さを重視しよう

原色の赤や緑、黄色など、ふだん使いが難しい推しカラーもありますよね。メイクに推しカラーを取り入れると浮いて見えそうで不安な方は、イメージどおりの推し色にこだわらず、少しニュアンスを変えてみてはいかがでしょうか。例えば、赤推しなら赤みが強いブラウン、緑推しならカーキ系グリーンなど、肌なじみの良い色に置き換えてコスメを選んでみてください。くすみ系の色でも肌にのせてみると意外とよくなじむ、なんてこともあるので、ご自身に合う色を上手に探してみてくださいね。

シャイニーカラーでキラキラ艶っぽく!

推しカラーが濃い場合には、ラメが多く、明度が高いシャイニー系の同系色カラーに置き換えて、ハイライトとして使うのもアリです。シャイニー系のアイシャドウは重ね塗りしない限り、色味がそこまで濃く出ず、ツヤっぽさのあるメイクになります。シャイニー系アイシャドウを選ぶとき、私は必ずテスターで一度塗りした色と重ね塗りした色を確認するようにしています。光の加減でラメが光って、みずみずしく見えるのも魅力です。
同系色でも微妙に色合いが異なるコスメがたくさん出ています。一度コスメ売り場で自分に似合う推しカラーを探してみてくださいね。

推しカラーメイクの第一歩!ネイルを楽しもう

推しカラーメイク

メイクに入る前に、取り入れやすいネイルから始めてみましょう。ネイルサロンで施術してもらう方法もありますが、セルフネイルだとお試ししやすいですよね。おうちで推しカラーネイルをする場合、希望のデザイン画像があると迷いがありません。私はSNSやネイルサロンのサンプル画像から参考になるデザインを探しています。パーツが多いゴツゴツしたものより、シンプルなデザインの方がメンテナンスしやすくておすすめです。私流推しカラーネイルの塗り方を3つご紹介します。

シンプルでオタバレしにくい!単色塗り+パーツ

推しカラーメイク

推し色ネイルを塗った上にストーンやラメなどのパーツをのせて、トップコートで仕上げるだけのシンプルネイルです。ネイルシールを使ってもかわいく仕上がります。私のイチオシは、スワロフスキーのようなストーンを爪の根本にのせるだけの簡単デザイン。ネイルを塗るのが苦手な方でもチャレンジしやすいのもいいですね。私も最初はこの塗り方から始めました。

キラキラ光る指先がオシャレ!単色塗り+ホログラム

推しカラーのネイルを塗った上に、ホログラムネイルもしくはシートをのせて、トップコートで仕上げるキラキラネイルです。私自身、ホログラムのネイルは大好き! 光の加減でオーロラのように見えるので、宝石のような爪先に仕上がります。

もっと推しカラーを主張したいあなたに!ラメ入りネイル

パーツやシートをのせるのはちょっと難しいけど、推しカラーのネイルをしたい、という方におすすめなのが、推しカラーのラメが入ったネイルです。例えば青推しなら、青系のラメが散りばめられたネイルを塗るだけで、推しカラーネイルのでき上がり。ただし大きいラメは目立つので、仕事中には不向きかもしれません。状況に合わせて、使い勝手の良い方法を選んでくださいね。

オシャレに見せたいならデザインを変えてみよう

爪をすべて同じ色にするのではなく、5本中2本は色を変えて、同系統の違う色にすると程よい抜け感が楽しめますよ。例えば、緑推しなら、親指、中指、小指は濃いめの緑を塗り、人差し指、薬指は少し明るめの黄緑を塗るといった方法です。同じデザインに飽きてしまったらぜひ試してみてください。

ネイルはマニキュアで仕上げるのが定番ですが、すぐに落とさなければいけなかったり、そもそも塗るのが苦手だったりする方もいらっしゃるかもしれません。そんな方はネイルシールを活用すると、気軽に推しカラーネイルを楽しめますよ。

ネイルシールOSYAIRO ネイルシール〈レッド〉の会

少し慣れてきたら挑戦したい!推しカラーのアイメイク

推しカラーメイク

アイシャドウは購入する前に自分の肌に合う色かどうか、チェックが重要です。私の場合、紫は明るめのものを、ピンクはラメが入っている薄付きのものを選ぶようにしています。化粧品売場のライトは強めになっているので、できれば手の甲に塗って遠目に見て色を確認したり、コスメ担当の店員さんに相談してみたりするといいかもしれません。推しカラーを使ったアイシャドウの塗り方のコツはこちら。

簡単!日常でも使える!ハイライトカラー+推し色アイシャドウ

推しカラーメイク

アイホールにベージュやホワイトといったハイライトカラーを塗ったあと、黒目の上や目じりなど、まぶたの一部に推しカラーをのせるメイク方法があります。指の腹で色の境目をなじませることで、違和感なく推しカラーを使ったメイクが楽しめます。

黒目の上にのせる場合は黒目を、目じりにのせる場合は瞳全体を横長に大きく見せるつもりで塗るのがポイント。ベースとなるハイライトは推しカラーになじむ色を選んでみましょう。ハイライトとして明るめの同系色を使うのもよいのですが、赤系ならベージュ、青系ならシルバーにすると合わせやすいですよ。

お花みたいに可愛く!上下に2色塗り

推しカラーメイク

上まぶたに紫、涙袋にピンクというように上下に色を分ける塗り方もあります。2色推しの私はこの塗り方が大好き。というのも上下に分かれているため、鏡を見たときに推しカラーがはっきり見えるからです。

上まぶたに塗るときは半円上に、お花が開いているイメージで塗ると可愛い仕上がりに。下まぶたは、少し太めのライン引くように、笑った時にできる膨らみより下にいかないように注意して塗りましょう。ただし、涙袋にピンクを使うと結構目立つのが気になるところ。というわけで、私はふだんは肌なじみのいい薄めのピンクを、イベントの時は濃いめで細かいラメ入りのピンクにするなど、使い分けるようにしています。

意外な推しカラーの組み合わせも印象的なアイメイクに。上まぶたに青色、下まぶたにオレンジ色という組み合わせを雑誌で見たことがあります。読んでから随分たった今でも覚えているくらいきれいなアイメイクでした。異なる2色でも上まぶたと下まぶたに分けることで、オシャレなメイクになることがあります。推しカラーが2色の方は上下2色塗りに挑戦してみてはいかがでしょうか。

アイライナーをプラスしてもっとオシャレに!

アイシャドウに合わせて、同系色のアイライナーを合わせると、アイメイクがより際立ちます。アイライナーにも、赤や緑、青などバリエーション豊かな色があるので、推しカラーを探してみましょう。アイライナーの形状もさまざまありますが、おすすめなのがペンシルタイプ。ラメの入った薄付きのアイライナーは意外と使いやすいですよ。リキッドタイプの濃い目アイライナーでも、さりげなく目尻だけに引けば、原色系でも派手すぎないアイメイクを楽しめます。

頭のてっぺんから推し色に!ヘアカラーの楽しみ方

推しカラーメイク

ネイルもアイシャドウも板についてきたころ、髪色も推し色ベースでお願いするようになりました。ピンクとパープルを混ぜ合わせた色で、季節に合わせてカラーリングを変えています。例えば、春はあたたかさを感じられるようにピンク多め。秋には少しトーンを暗くして紫多めに、という感じです。髪色まで変えれば、推しカラー使いも上級編といえるかも。とはいえ、ふだんの仕事や学校でも違和感なく過ごせるかが気になる方も多いかもしれません。無理なく髪色を楽しめる方法として、今まで私が挑戦してきたヘアカラーの歴史をご紹介しましょう。

オフィスでも楽しめる!暗めの単色ヘアカラー

髪を推しカラーに染めたいけれど、学校や職場が厳しくて…という方におすすめなのが、単色のヘアカラーです。彩度によって色の見え度合いが違い、暗めの色でも光に当たると推しカラーが入っていることがよくわかります。私はイメージと違ってしまわないように、美容師さんにはカラーチャートを見せてもらいながら、指定しています。レッド系、ブルー系、イエロー系、グリーン系など、ヘアカラーもバリエーション豊か。カラー剤も、艶の出るイルミナカラーや赤みを消してくれるアディクシーカラーなどさまざまです。明るい色にできない方も、暗めの単色ヘアカラーで、一度推し色ヘアカラーに挑戦してみてはいかがでしょうか。

色を加えて透明感を!グレージュカラー

グレージュカラーとは、グレーとベージュを混ぜ合わせた色のこと。透明感が出やすく、外国人風の髪色になると人気のヘアカラーです。このグレージュを推しカラーと混ぜると、肌になじみやすく、普段使いしやすい色に仕上がります。私もピンクとパープル両方のグレージュカラー経験があるのですが、明るめだと柔らかい印象に、暗めだと落ち着いた大人っぽい印象に。特に赤みを消してくれるので、推しカラーがレッド系で落ち着いた雰囲気を出したい方には、グレージュカラーがおすすめです。

イベント等でもっと推しカラーを楽しみたいという方は、カラーエクステを付けるのもおすすめです。毛先に何束か入れるだけで、グッと推しカラーが映えて見えます。自分で簡単に付け外しできるタイプのカラーエクステもあるので、お仕事や学校が心配な方も安心です。気になる方は、推しカラーのエクステがあるか調べてみると良いでしょう。
またヘアカラーの色が落ちてきたら、洗い流せるヘアカラートリートメントを使って推しカラーをキープするのも重要です。お仕事や学校などご自身の都合に合わせて、推し色ヘアカラーを上手に楽しみましょう。

推しカラーのメイクで毎日をハッピーに!

推しカラーメイクをすると、毎日が楽しくなり、自信がつくことを実感している私。これまでの経験を踏まえると、推しカラーメイクをしたからといって、一般の方にオタバレすることは基本的にありません。少なくとも私の場合は、「この人紫とピンクが好きなんだな」と思われる程度でした。逆に、同好の士が集まるイベントやオフ会では、推しカラーメイクをして行くと、誰を推しているのかすぐ気付いてもらえます。

推しカラーメイクは、気分を上げてくれるもの。とはいえ、ふだん使いしづらいと感じる気持ちもわかります。ひとりでうまくできるか不安があるなら、ネイルサロンや美容院で一度相談してみてはいかがでしょうか。プロのアドバイスや仕上がりは、満足しやすく、新しい自分が見つかります。「推しにもっと包まれたい」という方は、推しカラーメイクを試してみてくださいね。

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