ヴァン・ゴッホ「ひまわり」のクロスステッチを始めてみた
公開日 2020.07.14 / 最終更新日 2023.05.01
OshiKra編集部のよこ_たです。
見た目は大人、頭脳は子どもなわたしは、あいも変わらず、水族館、ぬいぐるみ、漫画、ゲーム、アイドルなど、いろんな沼をたのしみながら、毎日生きています。
2020年も推し活を精一杯楽しもうと考えていた矢先。世界が一変しました。自粛期間、いわゆるステイホームになったのが、この4~5月。外には出られないから、おうちで何か楽しめないか、と始めたのが大好きなクロスステッチでした。しかも、初めての大物図案に挑戦です。そのお話をぜひさせてください。
目次
刺しゅうの中でもクロスステッチが好き
以前、こちらのクロスステッチ記事を執筆しました。
ひたすら、「×」(クロス)状に針を刺していくのがクロスステッチです。一度、制作を始めると、ドラマや大好きなアイドルのDVDを見ているときはもちろん、新幹線に乗っている間や美容院でカラーを待っている間まで、両手が使える状況を見つけては、ちょこちょこ刺す手が止まりません。
できあがった作品を見た周り人には、「わぁ~!すご~い!」と賞賛のお声をいただくのですが、制作過程では、しょぼーんとなることもちらほら。
例えば、実家で刺していると、家族からは「そういうことばっかりするから肩こりがすごいんだよ」と心配されたり、究極には、「それ楽しいの?(笑)」なんて言われることもあったりします。
肩こるかこらないかで言うと、とてもこります。そして、楽しいか楽しくないかで言うと、楽しいのです!!!
2019年は、キャラクター系のクロスステッチをたくさん作っていました。2020年になってからは、ほかのこと(絵を描いたり、執筆したり)していましたので、クロスステッチはお休みしていました。しかしながら、2020年3月。とんでもない図案がわたしの目に飛び込んできたのです。
これは写真ですか?それとも絵画ですか?
ひとまず、何の説明もなく、写真をご覧ください。
こちら! すべて、クロスステッチなのです! すごいでしょう。感動しませんか?
上から、
・本物のような仕上がりにうっとり ヴァン・ゴッホ「ひまわり」
・自然の美しさに魅せられて クロード・モネ「睡蓮の池」
・DMC×大英博物館 葛飾北斎「神奈川沖浪裏」
・DMC×大英博物館 ウィリアム・ジャイルズ「花の木」
・きらびやかな魅力を放つ クリムト「THE KISS」
・鮮やかな色彩美 クリムト 「FARM GARDEN WITH SUNFLOWERS」
です。
「いやいやさすがにこれはクロスステッチではないでしょ~。」というお声が聞こえてきそうですので、証明いたしましょう。こちら、クロード・モネ「睡蓮の池」のアップ写真です。
はい。見事に「×」(クロス)が並んでいますね。クロスステッチです。細かいですねぇ~。しかしながら、わたしは、これがどこの部分なのかはまったく分かりません(笑)
これらのアイテムは、フェリシモの「クチュリエ」が特集している「クチュリエ プレミアム刺しゅう特集」のキットです。 ある日、新しいクロスステッチのキットを求めて、クチュリエのサイトを回遊していたら、たどりつきました。たしかに、プレミアムですね。
驚きと感動と共に、「やってみたい!」という挑戦心が芽生えました。と同時に、「これ本当にできるのか?!」という不安も覚えつつ、あるキットをレジカゴにいれました。
ヴァン・ゴッホの「ひまわり」刺し始めました
わたしがレジカゴに入れて、届いたキットがこちらです。
そう。ヴァン・ゴッホ「ひまわり」です。
キットの一式がこちらです。
すごい糸の量です。正直、ぞっとしました。しかし、私の「推し」のメンバーカラーは「黄色」なので、たくさんの黄色い糸にうっとりもしてしまいました。
1日1時間できたとしても、完成まで1年コースの予感です。そして、毎日は絶対に刺せないので、きっと2年コースでしょうか。
裏付ける証拠がこの図案です。糸の色が記号で表されており、さらに図案に色がないから、パッと見何がなんだかパルプンテ状態です。暗号かな? これは、しびれますね。
図案の右上。ほんの一部です。
さて。なぜ、わたしがこのキットを選んだかというと、ある漫画で2015年に公開された映画(19作品目)に出てくるのです。ヴァン・ゴッホの「ひまわり」が! その漫画は小学生の頃から見続けている大好きな作品です。
このキットを最初に見て、「ヴァン・ゴッホの「ひまわり」とか……やば!」と、つぶやきつつ「というか、○○○(ある漫画の作品名)だ!(笑)」と思ったわたし。その5分後には、レジカゴにいれて、今にいたります。
ちなみに、その19作目の映画には、わたしが大好きな怪盗キャラクターも出てくるので、想いが一層強いのです。そう、その怪盗キャラクターは、この記事の中で連呼している『キット』という名前によ~く似ているのです。(『キット』様ぁ~。)
すこし話が逸れてきましたので、まじめに戻ります。(これまでもいたってまじめでしたが)
歴史的な名画をクロスステッチで作っていくこと、本当にたのしみです。完成までものすごく時間がかかりますので、歴史の勉強もしながら、進めていきたいと思います。
勝手ながら定期的に進捗のご報告させていただきます
届いてから3日の進捗がこちらです。大きさがどれほどのものか分かりやすくするために10円を添えています。
▼1日目
これだけ? と思われるかもしれませんが、キット一式を見て呆然とすること約20分、布周りの処理だけで約40分、中央の色は何か見極めるので約10分、糸の下処理で約20分と、1時間以上かかっています(笑)。
▼2日目
すごく進んでいるように見えますよね! お休みで自宅に引きこもる日はよく進みます。とは言え、これだけで、1時間ドラマが5本、映画1本、大好きなアイドルのライブブルーレイDisc1(約1時間半)つ分がかかっています(笑)
▼3日目
ここまででトータル約4時間。
安心してください。まだ、心は折れていません。
そうこうしているうちに約10日が過ぎ、少しずつひまわりが浮かんできました。その過程を動画(パラパラ漫画風)にまとめてみたのでご覧ください。(動画の画質が粗いのはご容赦ください……)
今後も自分のモチベーションを保つためにも、OshiKraで進捗のご報告を勝手にさせていただきます。ご興味ある方は、どうぞお付き合いくださいませ。
そして、もし、この記事をご覧になられている方の中で、「わたしもプレミアムキットやっている!!!」という方がいらっしゃいましたら、一緒にがんばりましょう!!!!
以上、クロスステッチ愛が強すぎて、壮大なるキットを始めたご報告でした。