お仕事場に秒で最終形態へと変化するペンギンがやってきて推し事場になった話
公開日 2020.03.02
OshiKra編集部のよこ_たです。
人生に「いやし」と「かわいい」と「笑顔」をもたらせてくれる存在、そうぬいぐるみです。ぬいぐるみの世界、つまりぬいの世界に生きる人たちは、心底、ぬいぐるみがある人生を楽しんでいます。なるべく多くの時間を大好きなぬいぐるみと共に過ごしたい私が、お仕事場を推し事場にしていくお話、第2弾です。
お仕事場を推し事場にしていく戦略
社会人になってから、1日の多くの時間を過ごすのが、オフィスです。私が勤める会社は、基本的に会社へ出社することがルールなので、ぬいぐるみがたくさんある自宅でお仕事ができるわけではありません。ですので、なるべくお仕事場を推し事場にできるようにしています。その一例が、こちらです。
この「寝太郎(カワウソポーチの名前)」が来たことにより、私のデスク周りの推し事場レベルは1ランクアップしました。
しかし!!!
ひとりぼっちの「寝太郎」は、きっと寂しいに違いない、そう思ったRPG好きの私は、仲間探しの旅にでかけました。
※RPGへの熱い想いはこちらの記事をご覧ください。
「ペン次郎」が仲間に加わった
時を経て、うるわしい眼差しでこちらを見てくるペンギンに出会いました。
ペンギンは、まるで、こちらを見て仲間になりたそうにしています。その子の正体は『YOU+MORE! 卵→ヒナ→成鳥に!? オウサマペンギン3変化ぬいぐるみ』です。
「仲間にしますか? はい/いいえ」というコマンドが脳内再生され、無意識に「はい」を押していました。つまり、ショッピングバッグに入れるボタンをクリックしていました。その瞬間、「ちゃ、らららららら~?(うん)ちゃ、らららららら~ちゃらぁららら~ららららら~ら~ぁ~らぁ~…?」という仲間に入ったBGMが流れました。
RPGなら、すぐに仲間になるのですが、フェリシモはお届けまでしばしお時間かかるため、数週間後にペンギンは、私の家にやってきました。
白いです。丸いです。数週間前の私は一体何を買ったのだ、と思うレベルで、一瞬、思考が停止しましたが、思い出しました。ペンギンだ、と。横にいた「寝太郎」の顔を見て、パッと思いついた「ペン次郎」と名づけました。次にYOU+MORE!でぬいぐるみを購入したら、きっと「◎三郎」と名づけるのでしょう、私は。
こうして、「寝太郎」と「ペン次郎」の生活は始まりました。
固定観念をすっ飛ばす変化の速さ
「ペン次郎」の元の名前の通り、この子は変化します。それも3変化。レベルアップで進化するゲームの代表例は、そうポケモンです。長い年月を共に過ごして、進化をしていきます。時には、そのままでいて! まだ進化しないで! という身勝手な自分の考え方を優先させ、Bボタンを押し、進化を止めたことさえあります。(しかし、結局、次のレベルアップで進化させるのですが。)
そんな思い出があるので、3変化と聞くと、あぁ、これから長い旅を「ペン次郎」と共にするのだな、と考えていましたが、なんのとことはありません。「ペン次郎」、秒で変化します。それがこちらです。
卵→ヒナ→成鳥までの圧倒的な変化の速さです。しかも、これなら、成鳥からヒナへ、さらには卵まで、時を戻すことができます。とても画期的です。一緒に成長していく、みたいな物語は作れませんでしたが、これはこれで面白いです。
変化とはこういうものだ、といういつの間にか植えつけられた固定観念があさっての方向へすっ飛んでいきました。
変化の秘密は、ファスナーです。
卵をひっくり返すことで、ヒナが「こんにちは」と顔を出します。
卵にも、成鳥にもなれるヒナには、ふたつのファスナーがついています。
ヒナをさらにひっくり返すと、成鳥に変身して「こんばんは」と顔をだします。ただ、この時の過程が少し怖さも兼ね備えています。なぜなら、現実世界だと卵からヒナの変化はありえますが、ヒナから成鳥へは変化というか、ただの成長のため、2羽が同時に存在することはありえません。しかしながら、この「ペン次郎」の場合は、そういう訳にもいかず、こうなります。
変化というよりは、どちらかというと「ゆうたいりだつぅ~!」の方が、合っていそうです。ということで、向きを変えて再現してみました。
ぜひ心の声でご唱和ください。
「ゆうたいりだつぅ~!」
このような楽しみ方もできるのが、この「ペン次郎」の素敵なところです。
さらにさらに、卵からヒナになるときも途中で止めるとこのようなお姿になります。
これが人間世界でいうところの、会社に行く朝、真冬のこたつの中だとしたら、「本気と書いて、マ・ジ・で出たくない」という声が聞こえてきそうな、そのようなお姿です。
「ペン次郎」の変化の仕掛けを知ってもなお、何度もクルッ、クルッひっくり返したくなります。それがこの子の魅力そのものなのでしょう。
推しぬい×推しぬい=推しの大渋滞
「ペン次郎」は、ちょこんと手のひらに乗るかわいいサイズです。
首元のループにお手持ちの紐やボールチェーンを通すと、一緒におでかけすることもできます。
すぐに私の推しぬいの一員になった「ペン次郎」ですが、私の推し事場には、パイセンが先にいます。そう「寝太郎」です。推しぬいと推しぬいが重なると、もうそれは、推しの大渋滞です。「寝太郎」専用だったベッド(キーボード)の上も大渋滞です。パイセンを怒らせないようにするのが世の常かもしれませんが、「ペン次郎」は次男。脅威の次男っぷりを発揮し、「寝太郎」のたぷたぷのお腹をお布団がわりにして、寝ています。
「寝太郎」はいつでも気持ちよく爆睡しているので、よしとします。自由に動く「ペン次郎」とずっと寝ている「寝太郎」の物語の幕があがりました。彼らの今後の生活ぜひ、ご期待ください。