生成り(kinari)とは
生成りとは、染色や漂白をしていない、生地本来の色を活かした糸や布地のこと。綿や麻などの天然素材を使うことが多いため、黄ばんだような明るいベージュがイメージされるが、「生成り」は色ではなく、加工していない布地・糸を指す。ただし、JIS規格では「生成色」を「赤みを帯びた黄味の白」と定義されている。 素材そのもののナチュラルな風合いと、表面に見える小さな黒い斑点、速乾性が特徴。また、ごわごわとした肌触りから、使い込むことで徐々に馴染む、経年変化も魅力とされている。ファッションでは、シャツやワンピース、パンツなど幅広いアイテムに用いられており、トートバッグが代表的。
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