ユーモアとやさしさを感じさせる、すがすがしい語り口調が人気の野々村さんをアドバイザーに迎え、IEDITのお客さまから寄せられたさまざまなお悩みにお答えするこの企画。人生いろいろあって当たり前。ひとりで抱え込まず、気分を晴らしていきましょう!
プロフィール
放送作家 野々村 友紀子
1974年8月5日生まれ、大阪府出身。17歳と15歳の女の子の母。芸人として活動後、放送作家に転身。NSCの講師やコメンテーターとしても活動中。2019年に発売された「夫が知らない家事リスト」がロングセラーに。夫はお笑いコンビ2丁拳銃の川谷 修士氏。
[インスタグラム]@nonomura_yukiko
お悩み①
3年前に購入を考えた家があったのですが、広さがやや足りなかったので見送りました。しかしその後3年、その物件を超えるものが見つからずあの時決めておけば……と後悔しています。過去の後悔を断ち切る気持ちの持ち直し方があれば教えていただきたいです。(ペンネーム:もこもこ 30代)
Answer
では、もしあの時、買っていたらどうですか? もうちょっと待っていたら、この家より広い家に出会えたんちゃうかって、考えてしまいませんか? 私もあの時こうしておけばよかったと思うことはありますが、そういうときは「その選択をしなかったからこその今のしあわせ」に目を向けるようにしています。環境面、出会えた人、起こったことなど、あの時、見送ったからよかったことも絶対にあるはずなんですよ。「もし引っ越してたら、部屋狭いなって不満が溜まって、心が病んでたかもしれない。今、元気でよかった」ぐらいに考えるようにしたら、後悔せずに済みます。この出来事により「後悔した」という気持ちだって、「次に生かそう」と思えるきっかけになるわけやし。よかったと思えることばかりを見るようにしたら、何でもポジティブにとらえられるようになりますよ。過去は変わりません。変えられるとしたら、未来のこと。今日からのことしかない。変わらないことに時間を使うのではなく、次の物件探しに時間を使ってください。探してたら、絶対に気に入るところに巡り会えますから。でも、100%理想通りという物件はありません。住んでたら「ここがこうやったらええのにな」って思うところがきっと出てくる。おおらかに構えて、この経験を次に生かして!
お悩み②
子どもが手を離れ、親の見守りが始まりました。仕事を続けつつ終活も進めていますが、私の疲れを誰も理解してくれません。知人も職場の人も「元気そうやん!みんなそうやで」と言うばかり。お誘いを断っても断っても通じません。もう本当は体力も気力もないのです。主人も「手を抜くな」と言ったきり、何ひとつ手を貸してはくれません。どうしたらよいでしょうか。(ペンネーム:平日はめろん 50代)
Answer
他人が自分のしんどさをわかってくれないというのは、しょうがないことやと思うんですよ。自分ほどわかってくれる人は絶対にいないから。誘ってくれたりするのは“自分への励まし”とポジティブにとらえておけばいい。ただ、事の状況を甘く見ている夫には、今一度「こういう状態でしんどい」ということを話して、ヘルプを出してください。そうやって、ちゃんと伝えるのって大切だと思うんです。一番の味方である夫に「手を抜くな」って言われるのは本当にキツいことやし、家族間で、自分だけが我慢して「何とかせな」って思う必要はないので。むしろ、この方は今まで手を抜かず、ずっとがんばってきた人なのだと思います。だけど、手を抜くことが大事なときもありますから。手を抜くときは全力で、「手を抜くことに手を抜かない」をモットーに! 中途半端に手を抜いたら、自分自身も「さぼってる」と罪悪感を持ってしまうだろうし、ちょっとずつ休んでも、結局もっとしんどくなるだけ。自分のケアをできるのは自分しかないので「明日からがんばるための休息です」と、自分にも夫にも言い聞かせて、まずはしっかり休んでくださいね。
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