野々村友紀子のなんとかなるで!!<vol.2>

2児の母であり、またさまざまなテレビ番組でご活躍されている野々村さん。
すがすがしい語り口調で、日々のモヤモヤにときにおもしろく、ときにやさしく寄り添ってくれる野々村さんに、仕事やプライベートも頑張るIEDITのお客さまから寄せられたお悩みに答えていただきます!

プロフィール

放送作家 野々村 友紀子

1974年8月5日生まれ、大阪府出身。17歳と15歳の女の子の母。芸人として活動後、放送作家に転身。NSCの講師やコメンテーターとしても活動中。2019年に発売された「夫が知らない家事リスト」がロングセラーに。夫はお笑いコンビ2丁拳銃の川谷 修士氏。
[インスタグラム]@nonomura_yukiko

お悩み①

私は牛と豚の合いびきのハンバーグが好きなのですが、夫は牛100%で作ってほしいと言います。牛100%だと味もこってりしてしまうし、値段も高いのでできるだけ作りたくありません。こういう時、夫とどのように折り合いをつけたらいいのでしょうか? また、夫と意見が割れたときはどうやって解決しますか?(ペンネーム:マンゴーラッシー 42歳)

Answer

ハンバーグのひき肉問題……! これまでさまざまな相談を1000件以上は受けてきましたけど、初めての相談内容です。これがお悩みということはしあわせですね。でも、一緒に暮らす上で好みの問題って絶対に出てきますから。「それを我慢するのが夫婦生活だ!」みたいに言う人もいるけれど、私はどっちかの我慢の上に築くしあわせっていうものはないと思っているので、ちょっとしたことでも我慢するのはやめましょう。この場合、私やったらどっちも作ります。値段の問題もありますけど、ボウルを分けるだけで味付けは一緒やし、ハンバーグは余ったら冷凍できるし、どちらかひとつに決めなくてもいいのかなと。ここでいがみ合うくらいなら、私はボウルを2個洗います(笑)。多少の手間がかかっても“自分の意見だけを通す”ようなことをしない方が、しあわせが長持ちすると思うんですよね。「こっちの方が絶対に美味しいから」「こっちの方がいいに決まってるやん!」と言って“私は正しくてあなたは間違っている”みたいな主張が続くと、色んなところにひずみが生まれてしまうから。もしどっちも作るのがむずかしい時は「今日はこういう事情だから合いびきでいいかな、ごめんね」と伝えて納得してもらって、次は牛100%で作るなど、交互にするのもいいかも。やっぱり夫婦関係っていかにお互いに尊重したり、尊敬できるかなんです。相手を尊重したり、尊敬するためには、我慢しないでちゃんとヘルプを出して、シェアして、やってくれたことに対して感謝する。あとね、きっと旦那さんもこれまでに我慢してくれていたりとか、譲ってくれたことがあったと思うんです。そこに思いを寄せてみると、「ま、今日は牛100%でええか」って思えることもあるので、ちょっと思い返してみてはどうでしょうか?

お悩み②

職場には女性が多く年齢もキャリアもばらばらで、なかなか互いにフラットに話せない時があります。ベテランの先輩に私が意見していいのかと遠慮することもしばしば。どうすれば互いの違いを認め合い、歩みよりながら話しあうことができるでしょうか。(ペンネーム:小籠包 36歳)

Answer

同じチームで同じものを作るという上では対等であるべきだと思うし、意見のぶつかり合いは必要。自分が「こう!」と思ったら言っていいと思いますよ。先輩も「年下やのに」とはきっと思わないはず。でもね、それは信頼関係の上に乗っけなアカン。そうでないとすんなり飲み込んではくれないから。先輩にも若い人にもいいところがあると思うんです。先輩は経験が豊富でベテランやからわかることもあるし、頼りがいがある。そして今に沿った新しい意見が出せるのは若い人のいいところやし。それがうまく融合できたらいちばんいいものができる。だからまずは嫌なところではなく、尊敬できる部分に目を向けてみてください。「こういうところ頼りになります!」とか「見習いたいです!」と言われて嫌な人はいないから、おべんちゃらではなく、尊敬しているところを素直に伝えて、その上で自分の思っていることを伝えたら聞いてくれるんじゃないかな。あとは職場以外の付き合いというのも多少は必要かな。思いがけず心がすーっと通うこともあるので。

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