自分が主役ではないからこそ、より気を遣うハレの日の着こなし。
きちんと感を追求すると地味になりそうだし、華やかすぎても浮きそう。
品よく清楚に、適度にトレンドも……。
ふだんのお洋服選びとは違って選ぶのが難しいですよね。
そんな悩めるママたちに向けて、3児の子育て中の先輩ママ、
モデルの牧野紗弥さんに「セレモニー服を選ぶときに大切なこと」を
体験談とともにお聞きしました。
―牧野さんはセレモニーに参加する時、どんなスタイルでのぞんでいますか?
実は、以前はきちんとした格好が苦手だったのですが、子どものハレの日は“子どもが主役”と意識してからは、コサージュや小物で自分らしさを出すなど、お母さんとしてのスタイルを楽しめるようになりました。
セレモニーとなると、つい力が入ってしまいがちですが、場にふさわしい華やかさと、主張しすぎない控えめさが必要だと思うんです。そのバランスを取りながら、マナーを守って、きれいなママでいられるようなスタイルを心がけています。
―お子さんが3人だと行事も増えますよね。服選びで困ることはありませんか?
セレモニー服は何年も同じものを着るイメージも強いですが……。
私も上の子の入学式はかっちり決めたスタイルでしたが、数年後、下の子の時は同じ服は選ばず、華やかなセットアップで出席しました。セレモニーの服って、年齢によって楽しみ方が変わるし、その時の“正解”の丈感やシルエットも違うんですよね。今の私がベストに見えるように、やはり時々見直したいですね。
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―わざわざセレモニーのためだけに、かしこまった服を用意するのはもったいなくて……。という意見も聞きますよね?
確かに、1回しか着ないのはもったいない!だからこそ、ほかの行事やお出かけにも使える服なら、心強いんですよ。私は、3人の子どもの受験・卒園・入学と行事が続いて、明日何着るかなんて考える余裕もない時、セットアップに助けられました。組み合わせを考えなくても、そのまま着れば決まるのがいいですよね。
ジャケットみたいに着まわせるものを、何枚か持っておくのも便利だと思います。
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―最後に、今新たにセレモニー服を選ぼうとしているお客さまにひとことお願いします。
「もうこれでいいや……」なんて、適当に選ばないで、式の後のいろんなシーンを想像してじっくり選んでほしいですね!デザインや素材もいろいろあるから、式の日もその後も着まわせる、自分らしい一着を見つけてください。
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「子どもが主役のハレの日は、好印象を心がけて、子どもと一緒に気分が上がるような服を着たいな」ともおっっしゃていた牧野さん。
新たな門出にふさわしい、賢く美しい“正解”服で最良な一日を彩りましょう。
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牧野 紗弥さん
雑誌『VERY』や『LEE』などで活躍中の人気モデル。テレビやラジオ、WEBなど多方面で活動。多忙な中でも家族と過ごす時間を大切にしながら、3児の子育てにも奮闘中。