―最近一番うれしかったことを教えてください。
規模的にはどんな感じでもいいですか?
韓国ドラマが好きで何年もみているんですが、ここ数年ぴしゃりとはまるものに出会えなくて…。最近は久しぶり好きなドラマが見つかって時間があっという間に過ぎることが楽しいです。この夏どっぷり子どもの勉強に付き添っていたのでその思い出が多いのですが、ハマれるものがあるのはうれしいですよね。
―お子さまの勉強の付き添いはどのようにされているんですか?
勉強は一緒に教えています。塾でやりきれなかったこと、かみ砕けなかったことをもう一度そのテーマを教えるようにしています。私が受験できそうなくらい(笑)
(※編集部注 撮影時は夏休み真っ只中でした…!)
―お仕事をしている時の「自分」と、妻、母でいる時「自分」。さまざまなシーンで大切にしている事を教えてください。
どちらに関しても目の前にあることを一番一生懸命にしようと常々思っています。
先ばかりを見据えることよりも、いただいたお仕事はひとつひとつていねいに、目の前の子どもに対しても基本的な所をていねいに接するように気を付けています。
私はお洋服も美容も好きなのですが、どんなシーンでも「自分の機嫌がよい状態を作っておく」ことを大切にしています。
どこにいても、誰と会っても大丈夫なように、という感じですかね。ゴミを出したタイミングで友達と会ってしまったり、コンビニで知り合いと会ったときに気持ちが下がらないように(笑)
自分のご機嫌をよくしていたいという意味でも、「好きなお洋服を着ていたい」「好きなメイクをしていたい」というのはどちらのシーンでもかなえたいですね。
―ふだんファッションやメイクをされている中で大事にしていることは「ごきげんでいる」ことでしょうか?
そうですね。結局のところ、「ごきげんでいる」ことを大切にしていると、例えば家族に接する時や、仕事がいそがしい時など自分を一定を保っていられるというか。
自分の波がすごいあるので周りを振り回したくないし、それがすごく苦手なんです。いつでも一定でいられるように、自分はごきげんを取れているので平気、という状態でいるように心がけています。できていない事もあるんですが、周りの人に「今日、機嫌悪い?」と言われると人に気を使わせてしまう事に気づくのが凄く嫌で。
アップダウンが激しくても逆に「急にテンションが高すぎない!?」だとかも周りの人を不安にさせてしまうので一定の機嫌が取れている私でありたいと思っています。願望も含めてですけどね。(笑)
―いつも素敵な星さんの魅力の秘密を知れたような気がします。少し話は変わりますがいつも星さんは大人気なのでお忙しいかと思うのですが、一日の流れをよければ教えていただけますか?
大体6時〜6時半に起きて朝ごはんを作り、子どもを塾に送り届けて、帰ったらもう一人の子どもの部活の準備をしています。塾がない日はずっと勉強に付き添って。
いろいろなパターンはありますが、お仕事は基本的に選べるのであれば午後に調整するなど、今は子ども主体にしていますね。子どもはこれから育ってしまうと一緒にいられる時間は必ず少なくなるので限定的な期間だなと思っています。なので、できるだけ合わせたいなと思っています。
―先ほど「目の前にある事を大切にしたい」とおっしゃっているお話ともリンクしますね。
子どもも一生懸命がんばっているので、私も何もしていない時でも「あのやり方はどうやって教えたらよいんだろう…?」と、いつも考えちゃっています。(笑)
寝るのは24時くらいで、子どもの勉強に付き添った後に自分がお風呂に入ったり寝る支度をしたり。寝る前には韓国ドラマを観なければいけないので(笑)本当は2時間くらい観たいんですが次の日も早いので強制終了してます。でも絶対に自分の時間は無理やり入れ込んで、自分の中でもリセットタイムを作るようにしています。
なので、凄くストレスが溜まった…という日はないように感じていますね。自分がパンクする状態は家族の誰にとってもよくないので同じテンションを保てるようなポイントを要所要所で取るようにしています。
今日は美容の日!と決めて百貨店に行ったり美容の予約を入れたり。「私だけが家族に尽くしっぱなし!」という風にならないようにしています。
―IEDITではおしゃれさも快適さもどちらも兼ね備えたアイテムを日々企画していますが、星さんにとってどちらも兼ね備えていてほしいアイテムは何ですか?
常に着る服はそうであってほしいと感じています。10代後半から20代のころに思っていた「おしゃれは我慢」という事はもう私は違う気がしています。足が靴擦れだらけなのに履きたい…はもう無理なんです(笑)からだのラインにあっているのは大前提で、かつごきげんを取れる好きな服というのは絶対条件になってきています。
お洋服だったら私は送迎が多く1日車に乗っている時間も長いので座っていて腕が動かしやすい服であるとか、おなかいっぱいに食べるときゅうくつになるお洋服もつらいですね。ずっと座りっぱなしでもしわにならない服も好きです。お手入れもしやすいのもよいですね。汗をかいても色が変わらないとか。そういう快適さでらくになりつつも、「きちんとした人」に見えるお洋服は大前提です。
ただ、とはいえどらくさだけを求めてラフすぎるお洋服は違うんですよ。それは私のごきげんが取れないし、外で人に会えないと思ってしまいます。
オンでもオフでも自分と隣り合わせにあるような服というか。そんな服が素敵だと思います。
―星さんにとって、ファッションとはどんな存在ですか?
そうですね、昔からファッションは好きだったんですが、少しだけ裏原系みたいな時もありました(笑)
大学に入ったらCancam系になっていって。青文字の時は自分に似合っているかわからなかったのですが、赤文字になったらなったでこちらの方が似合っているかも…?と思うようになり、今のスタイルに近いファッションで過ごすようになりました。ファッションはもう年齢に関係なく、成長過程においてずっと好きなもの。ずっと身近にあるものなのでご機嫌を取れるものです。衣服としては、本当は同じ服でもよいはずなのに「これを着た日はエレガントな気持ちになれるな」など気持ちも着替えられる所が楽しみのひとつですね。
あとは、子どもに聞いても私が服やメイクを綺麗にしているのは嬉しいようで笑 ファッションや美容は自分のためでもあるけれど、身近な人が喜んでくれるのは 単純にとても嬉しいです!
何歳になっていても自分の着たいものを着られるようにしていたいですね。
―IEDITのお洋服もそこを目指しているので同じ気持ちでうれしいです!今日はIEDITのお洋服を着ていただいているのですが感想をお聞きしてもよいですか?
- 着用アイテム
- ※フェリシモ公式サイトへ移動します。
ニットのカーディガンは定番で何にでも合わせやすいですね。王道でずっと着ていられるものなのに、素材感やパールボタンが「シンプルで誰でも持っているね」とならない、ひとひねりふたひねり効いている所が好きですね。
自分もお洋服を買うときにどうしても好きなものって似てきちゃうんですよね。
夫にもお買い物の時に「同じようなものを持っているじゃん!」と言われるんですが「これはボタンが違うんだよ!」とかね。でも自分的にもそっくりなものを買うと損した気持ちになっちゃうというか(笑)
定番ながらもチェンジはしていきたいので今年っぽさが生地やディティールに入っている所はよいなと思いますね。
なのでシンプルなテーパードパンツなのにドットプリントが入っているのもよいですよね。
とはいえ派手すぎる事もないのでオンオフどちらのシーンでも楽しめると思います。
インナーを変えたらいろいろな着こなしも楽しめそうです。
▼インタビューの着用アイテムはこちら
- 着用アイテム
- ※フェリシモ公式サイトへ移動します。
星玲奈さん
中学生の男の子と小学生の女の子をもつ2児の母。出産前は青山にあるヘアサロン『NATURA』にてネイリストとして活動。女性誌や美容誌で読者モデルとして活躍する傍ら現在は美容関連会社を経営。さまざまなアパレルブランドとコラボ商品も開発。
ブログやInstagramでは自らのライフスタイルを発信し、現在SNS総フォロワーは45万を超える。著書「きれいめカジュアルでつくる大人コーデ」「印象美人コーデのつくり方」「星玲奈&保志ゴローの365日ほめられるヘアアレンジブック」。
Instagram:@reinahoshi1015