新茶と寝かせた熟成茶とを飲み比べてみる日本茶のセットです。監修は静岡県の茶問屋を継いだ茶彩師岩崎麻須美さん。茶種は静岡県牧之原産の深蒸し茶。広大な牧之原大地で太陽をいっぱいに浴びて栄養たっぷりに育ったお茶です。
【企画監修:岩崎麻須美さんより】
5月になり、長い冬を超えて新しく新芽が芽吹く茶畑は目が冴えるほどの新緑で一杯です。みなさんは”新茶”と通年出されているお茶の違いについてご存知でしょうか?
新茶は”旬の縁起物”という要素ももちろんありますが、なんといってもさわやかな青い香りが特徴的。ふだんのお茶と成分がちがい、新茶には、「青葉アルコール」という、この時期しかない香り成分があります。この成分は、未開封のお茶であっても1~2ヵ月で香りが飛んでしまうので、本当に新茶期間(5月~6月)の特別な香りです。
逆に、仕上げたての新茶ではなく、寝かせて熟成したものも、それはまた違った味わいがあります。芳醇な香りになり、味は丸みを帯びて落ち着きます。今回はそんな特別な新茶と、寝かせた熟成茶を違いが分かるようにセットでお届け。茶種は深蒸し茶です。
【深蒸し茶】
煎茶を製造する際に生葉を蒸す工程があります。
浅蒸し茶の蒸し時間が30 ~ 40 秒に対し、2 ~ 3 倍蒸し時間が長いものが深蒸し茶と呼びます。
それによって茶葉が細かく、まろやかでコクのある優しい味わいに。水色は、きれいな深い緑色。※淹れた際のお茶の色を”すいしょく”と呼びます
静岡県牧之原産の深蒸し茶、新茶バージョンと熟成茶バージョンをセットに。
広大な牧之原大地で太陽をいっぱいに浴びて栄養たっぷりに育ったお茶です。
ぜひ二つのお茶を飲み比べてお楽しみください。
【岩崎麻須美プロフィール】
父が創業した岩崎恭三商店は、日本一の茶処、静岡の茶問屋です。2代目として引き継いだ時、日本の伝統である日本茶を今の時代に合わせてアップデートさせることが次世代につなぐ方法だと感じました。問屋ならではの茶の豊富さ、品質はもちろんのこと、日本茶インストラクター、ハーブ緑茶ペアリング茶彩師、食生活アドバイザーなどの資格も活かし、様々なお茶の楽しみ方をご提案していけたらと思います。
自社ブランド”お茶と、暮らしと”では、女性目線での商品作りやコンセプトが多くの女性の共感を得ています。お茶はもっと自由でいい。楽しんでこそ。という想いがお客さまにも伝わり、”こんなブランド欲しかった!”という声もいただいております。