ミュージアム部 あたたか巣ごもり ミノムシペットボトルカバー
お申し込み番号:304619
1個 ¥2,800 ( +10% ¥3,080 )
- 定期便
- ジャストワン
STORY
大人も魅了される昆虫の世界。伊丹市昆虫館×ミュージアム部コラボグッズ
このたび「伊丹市昆虫館」さん×フェリシモミュージアム部のコラボが実現! 虫がニガテだった部員が「生物多様性」という昆虫の魅力にあらためて気づいたところからお話がはじまります。虫たちの神秘的なおもしろさを学べるグッズができあがりました。
大人がもう一度昆虫に魅了されたストーリー
こんにちは。ミュージアム部の内村です。
今回は、自分の中で再び昆虫にハマるきっかけになった出来事と、そこから昆虫グッズを作るまでの経緯をお話ししたいと思います。
虫!こわい!きらい!
みなさま「昆虫」は好きですか? 小さなころは大好きだったけれど、いつの間にか触ることも、見ることも苦手になってしまったという人も多いのではないでしょうか。こんな話をしている私もそのひとりでした。
小さい羽虫レベルだと何にも感じないのですが、サイズが大きくなるにつれて恐怖メーターが急上昇しちゃうのです。そう、このような感じに。
「カ」→大丈夫、怖くないし何なら戦える!
「ハエ」→こちらに止まらなければ大丈夫。
「チョウ」→ひらひら飛んでいる様子を遠目で見るレベルは大丈夫。
「セミ」→おなかが怖い。あとうるさい。
「カブト・クワガタ」→あれ?君たちそんな姿してたっけ!?怖ッ!!
再び昆虫に魅了されるまでの私はこのような感じでした。
運命の出会い、再び
そんなこんなで昆虫と一定の距離を取っていた私でしたが、その距離を縮めるキッカケになったのは、息子でした。
子どもがいろんな生き物に興味を持ち出すのは世の常なのかもしれませんが、我が家の息子もついにその興味対象が昆虫に向き始めたのです。そんな息子に合わせていくため、私も自然と昆虫の本を読むように。(ファーブル昆虫記は最高です!)
昆虫のおもしろさ再発見
気に入った昆虫を描いて残すようになった息子。その作品を見ていると、「足ってこんな感じに付いているんだ」「フムフム、こうやって生まれるのかぁ」など、いろんな気づきがあります。
気がつくと私自身、恐怖より興味を感じるようになっていたのです。毛嫌いしていた虫に対してこんな感情を持つようになったのは不思議でした。
ターニングポイントは伊丹市昆虫館
そんなある日、かねてより親交のあったミュージアムグッズ愛好家の大澤夏美さんから、兵庫県伊丹市にある「伊丹市昆虫館」をご紹介いただきました。伊丹市昆虫館では一年を通じてさまざまな昆虫を飼育し、生きものと出会い、親しみながら自然環境について学ぶことができます。
お話をお聞きできたのが、昆虫館館長の奥山さんと学芸員の角正さん。奥山さんがおっしゃるには、虫に対して「知らない」ということが、恐怖や嫌悪感につながるそう。
日本人は古くより虫の鳴く音を”声”や”唄”とよび、季節の移ろいを重ねて想いを寄せていました。一方、西洋人は虫の鳴く音を”SOUND”ととらえることが多いのだそうです。
それほど日本人は昆虫に対して何かしらの想いやイメージを強く持っているのですね。でもその生態が人とかけ離れていることで、ある種の恐怖感を感じているのでは、と話してくれました。
そのお話を聞いたとき、「生物多様性」を学ぶきっかけになるのではと思い、グッズを楽しみながら学ぶ、フェリシモ初(たぶん!)の昆虫モチーフグッズを作りたいと思ったのです!
完成したのがこちらです。昆虫のおもしろさをヒントに作った自信作です。
飲み物も巣ごもりスタイルで。ミノムシペットボトルカバー
今までなかった?まさかのミノムシモチーフのペットボトルカバーをリアルに作ってみたい!ちょっと変わった他にはないペットボトルカバー。
モチーフにしたのは、オオミノガの蓑。オオミノガは、主に葉や枝の表皮の断片を素材にして蓑を作り上げています。この蓑を再現するために、カバー表面には細かく葉を巻き付けたデザインをプリントでほどこし、部分的に立体表現した枝パーツを取り付けて表現してみました。
内生地はアルミ蒸着仕様になったすぐれもの。かばんに取り付けるためのストラップはナスカンパーツが取り外し可能です。
昆虫の多様性を身近に感じて
いかがだったでしょうか?以上が、昆虫が苦手だった私がまさかの昆虫グッズを作ることになったお話でした。
まずは、昆虫の美しい姿や多様性をグッズから感じて、その距離を縮めていきませんか?きっと、これまで気が付かなかった新しい扉が開かれるかもしれません。