モノコトづくりラボ > モノコト活動報告 > 生活者アンケート集計結果 > 【アンケート結果】「今どきのこどもの放課後事情」アンケート
生活者アンケート集計結果
【アンケート結果】「今どきのこどもの放課後事情」アンケート
2017/02/24
働く母の約6割が週5日勤務
こどもの放課後の過ごし方に大きく影響がありそうな有職者の方のお仕事スタイル別の勤務日をまとめてみました。パート・アルバイト勤務(以下パート勤務)の場合でも、週3~4日勤務が45%、4割近くが週5日勤務で、フルタイム勤務の方と日数的な大差は見られません。また、有職者全体としては約6割の人が週に5日勤務していることがわかりました。
職場からの帰宅時間は午後5時が分かれ目?
不規則勤務も考慮して複数回答としましたが、パート勤務の場合、午後5時までに帰宅している人が大半です。逆にフルタイム勤務の場合、ほぼ午後5時以降の帰宅となります。ある程度こどもが大きくなってから仕事を始めることが多いパート勤務の場合、こどもが遊びや習い事を終えて最終的に帰宅する午後5時~6時ごろには帰宅できることを就労条件にしていることがわかります。フルタイム勤務の育児時短制度は小学生にあがると対象外になる企業もまだまだ多く、時短勤務率は1割程度のでした。
こどもが「留守宅に一人で帰宅」経験をしている割合は?
「日常的に放課後、誰もいない家のかぎを開け、帰宅させることはありますか?」という質問に対しては、パート勤務の方で6割近く、フルタイム勤務の方で4割強が「はい」と答えました。どちらかというと、フルタイム勤務の方が多いのでは?という予想に反して、意外な結果です。具体的な放課後の過ごし方を紐解いてみましょう。
放課後は帰宅?学童?習い事?
こどもの放課後の過ごし方について、お仕事スタイル別に集計してみました。パート勤務の場合、学童利用率が低いようです。帰宅時間が午後5時以前が多いパート勤務では少しの時間のために利用する選択肢は必然的に低くなります。こどもが学校から直帰しても、すでに仕事から帰宅している、もしくは「誰もいない家の鍵を開け、帰宅」させても、こどもだけの時間が短かくて済むからのようです。フルタイム勤務では特に低学年で、お迎え必須の午後5時以降の学童利用が高くなっています。ちなみに、専業主婦のご家庭では学校から直接遊びや習い事に行くケースはほぼない結果となりました。
かぎをなくしたり、なくしかけた経験が3割!
「留守宅に一人で帰宅」については低学年のうちに始めることが多いようです。ということは、こどもがかぎを持ち歩く機会が増え、かぎにまつわるいろんなトラブルが起こりがち。実際にかぎをなくしたり、なくしかけたりしたことがあると答えた人が約3割もいました。そのほか、一番多いトラブルは「かぎを忘れて登校し、仕事が終わるまで学校で待っていた」などのかぎ忘れ事件。なかでも「前日習い事に持っていったかぎをランドセルに付け替えずに忘れていった」など、一本のかぎを使いまわすことによる付け替え忘れのパターンがとても多いようです。「かぎを持たずに学校に行き、親を待っている間にアパートの階段で寝てしまった」「かぎを忘れてベランダから侵入してるところを通報された」など切ないエピソードも。
「毎朝、かぎの確認をする」「かぎの置き場所を決める」など対策をしているおうちが多いようですが、なかには「鍵を忘れて、帰宅後ポストに友人宅にいると手紙が入ってた」「サッカーしてたので忘れても平気」など、たくましく対応するこどもたちの姿も垣間見れました。「今どきのこどもの放課後事情」いかがでしたか?こどもたちの学校生活をサポートしてくれる便利で安心のアイテムをチェックしてくださいね。