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生活者アンケート集計結果
【アンケート結果】コロナ禍における生活スタイル&ファッション観についてのアンケート
2022/03/29
このたびフェリシモでは、「コロナ禍の環境下においての日常生活や行動様式の変化」に注目して、ここ1年での女性の生活スタイルやファッション観の変化と意識調査を行いました。ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました! その調査結果を報告します。(「コロナ禍における生活スタイル&ファッション観についてのアンケート」実施期間2021年2月25日~3月7日 回答者数1040名 フェリシモ モノコトづくりラボ調べ)
仕事スタイルに変化があった人は半数弱/在宅勤務時の服装は?
まず、お仕事をされている方が約73%(754人)いらっしゃいました。その方々に「ここ1年のお仕事の変化」についてお聞きしたところ、「変化はない」と答えた人は約53%(430人)、それ以外の47%の方は「なんらかの変化があった」と回答され、その変化は個人によりさまざまでした。そのうち「在宅勤務をする」と回答された方16%(117人)のうち、過半数(61人)の方は「月に数回以上リモート会議をする」と回答。また在宅勤務時の服装をたずねたところ6割弱(69人)の方が「通勤時よりリラックスした服装」、その他項目も加えると通勤のない在宅勤務においてはやはり全体的にいつもより動きやすい服装での勤務スタイルであることがわかりました。「トップスだけきちんとする」「オンライン会議があるときだけきちんとする」の合計は3割弱で、ZOOM会議対策をとられている方もいらっしゃるようでした。在宅勤務の実施など、この1年間の勤務スタイルや出勤状況の変化が女性の服装にも影響していることがわかりました。
平日の生活は半数以上、休日の生活は6割以上が大きく変化
ではコロナ禍で日常生活にはどのような変化があったのでしょうか?まず「平日」についてお聞きしたところ、過半数の方が大きく変化したことがわかりました。「基本的に、職場と自宅の往復のみの生活に。寄り道をしなくなりました。」(40~44歳・会社員・職員(正規雇用))、「家族が在宅になり会話が増えたり楽しい面と主婦にはやはり食事の面や火事の負担は増えたように思う。」(50~54歳・専業主婦)、「平日は毎日出勤だったのが80~50%の出勤になり、外に出ることが極端に減った」(50~54歳・会社員・職員(非正規雇用))などといったお声が。次に、「休日」に注目してみると6割以上の方が大きく変化したことがわかりました。平日よりもやはり大きい割合となっていますね。「人手が多いだろう休日はなるべく買い物にも行かないようにすることが多くなった」(30~34歳・専業主婦)、「休日を家で過ごすことが多くなった為、料理や手芸的なことで時間をつぶす事が多くなった。」(55~59歳・会社員・職員(正規雇用))、「週末や祝祭日は、ライブハウスやイベントに行っていたが、イベント自体がなくなり、出かける頻度がかなり減った。」(35~39歳・その他)などといったお声が寄せられました。お仕事をされている方は平日休日ともに変化が大きく、お仕事をされていない方は平日もある程度の変化はあった上で特に休日の生活での生活の変化が大きく見受けられるようでした。
おうち時間の過ごし方の変化は?また変化の中身は?
次に、この1年間でおうち時間の過ごし方には変化があったのでしょうか?「かなり増えた」&「やや増えた」と答えた人の合計が全体の5割を超えたのが「ネットやSNSの時間」58%(599人)、「家族との時間」46%(477人)「掃除の時間」38%(395人)と続きました。その一方で、「運動や健康づくりの時間」は増えた人よりも減った人の割合のほうが多く、「趣味の時間」は2割の方が減ったと回答しています。「家族が家にいる時間が増えたことで、自分の時間が減った」(40~44歳・専業主婦)、「家族といる時間が増えて帰りを心配しなくてよいのでじっくり料理をするようになった」(40~44歳・会社員・職員(正規雇用))、「感染リスクに怯えてジムを休会して、運動できないし、時間がない」(50~55歳・公務員)、「連日お弁当を持参して出社なので、作り置きの総菜を休日に作るようになって料理の時間が増えた」(50~54歳・経営者・個人事業主(自営業))などといったお声が寄せられました。通勤や外出が減ったことによって時間ができた一方、巣ごもりによって料理などを含めた家事が増えたり、運動の機会が減ったりと、一概にコロナ禍といっても、暮らし方や働き方、家族構成などの条件によってそれぞれに異なった変化もあるようです。
ネットショッピング&服の整理が進む一方、おしゃれ意識は低下?
では、ここ1年間で「ファッションへの意識」に変化はあったのでしょうか?グラフで見てみると、「かなり」&「やや」を含めて「当てはまる」との回答が多かった項目が、「ネットでのお買い物」「手持ちの洋服の整理(処分)」「リラックスしたファッションを好む傾向に」「素材へのこだわり」でした。では次に、それぞれのアイテムでどのようなことが重要視され、また重要視されなくなっていったかを見てみましょう。「友達と会う機会が減ったので、外で着る服よりも家でのんびりするための服を買うことが増えた。逆に置物や時計などの小物などに興味が出てネットで買うことが増えた」(45~49歳・専業主婦)、「通勤服は手を抜くようになったが、家でのリラックスウェアには逆にお金をかけるようになった」(35~39歳・会社員・職員(正規雇用))、「服の数を減らして、少ないものを着まわすようにしたいと考え始めた」(45~49歳・会社員・職員(正規雇用))、「外出しなくなったので、家で着る服や下着を意識するうおうになりました。肌ざわりの綿やシルクにこだわるようになりました」(40~44歳・専業主婦)といったお声も。その一方で「以前よりおしゃれの意欲が低下した」と回答した方が4割強という結果に。外出機会が激減した結果、おしゃれをする意欲も減ったとのご意見が寄せられる一方で、「外出しなくなった分オシャレする機会が減ったので家でも少しオシャレするようになった」(55~59歳・専業主婦)と、逆に「おうちでの装いをおしゃれにしたい」というニーズも見えました。
「行動が変わる」と「装いも変わる」
最後にこの1年でそれぞれのファッションアイテムの購入行動にはどのような具体的な変化があったのかお聞きしました。結果、1年前と比べて、「購入がかなり増えた」「やや増えた」と回答した人数で多かったのは、「スウェット・パーカー」「靴下・ルームソックス」「スニーカー・スリッポン」「パンツ・キュロット」「部屋着上下セット」「インナー」「ロングT・Tシャツ」「ワンピース(カジュアル)」といった、カジュアル&リラックスなスタイルのアイテムが。逆に「購入がかなり減った」「やや減った」と回答した人数で多かったのが、「アクセサリー(ネックレス・ペンダント)」「アクセサリー(ピアス・イヤリング)」「ヒールのある靴」「アクセサリー(リング・ブレスレット)」「スカート」「ワンピース(きれいめ)」「バッグ」と続きました。こうしてみるとやはり「おうち時間の増加によるリラックス(カジュアル)ファッションのニーズの高まり」と「外出や出勤機会の減少によるお出かけきれいめファッションニーズの低下」という動きがはっきりとアイテム動向に現れていることがわかります。
「きれいめな服装をしなくなった分、ヒール靴やアクセサリー・バッグの購入をしなくなった」(35~39歳・会社員・職員(正規雇用))、「ルームウェアっぽくないリラックスウェアをよく購入するようになった」(50~54歳・会社員・職員(正規雇用))、「自家用車を運転する機会が増えスニーカーを履くようになり、スニーカーと靴下の購入が増えた」(50~54歳・会社員・職員(正規雇用))などといったリアルなお声も。
そんなコロナ禍でさまざまな生活スタイル&ファッション観変化があった女性のために、「”おうち”から”こでかけまで” ココロと暮らしにゆとりをくれる服を提案するカタログ「frauglatt[フラウグラット]」では、リラックスウェアからちょっとお出かけウェアまで幅広く、細部にまでこだわった快適で自分らしくすごしていただけるさまざまなアイテムを多数ご用意しています。
「お気に入りのリラックスウェアが見つからない」「ちょっとお出かけもできてふだん着にも対応してくれる服がほしい」「きれいめカジュアルで自分らしくおしゃれしたい」というあなた。ぜひ、ゆったりとした気持ちでお気に入りの1枚を見つけられてみてはいかがでしょう?