- フェリシモ >
- フェリシモメリー >
- メリーファンディング >
- 第16弾
第16弾

青森りんごの課題を題材にした
青森発の舞台『home』で
青森りんごと地方演劇文化を
未来につなげたい!
- 集まったメリーポイント
- 0merry
- 12,000,000merry(8,000口)
- 支援口数
- 0口
- 締め切り
- 残り161日
(2025年9月30日まで)
- ※2025年4月15日時点のデータです。
- ※ポイント総数、支援口数の反映には時間がかかります。
実現したい夢
- 目標メリーポイント
- 12,000,000merry
- (8,000 口)
地域の課題をみんなで考えたい!
りんご産業の課題と演劇の楽しさを
伝えるプロジェクト、
舞台『home』のチャレンジを応援!

一度きりの公演ではなく、
みんなで“育てる”演劇が青森で始まっています。
青森りんごの生産量は日本一ですが、生産者の減少など多くの課題を抱えています。また、東京で活躍する演劇関係者もふるさと青森に演劇文化が根付かず、作品を見てもらえないジレンマを抱えていました。青森りんごがテーマの演劇脚本『home』は、舞台化までひとつずつステップを踏みながら、りんご産業の課題と演劇の楽しさを伝えるプロジェクト。2025年11月の青森公演に向け、思いを伝えるために、青森公演では作品や土地の背景を掘り下げ、舞台を形として残すオリジナルのパンフレット制作にチャレンジします。

左画像:青森でりんごの栽培が始まって150年。
りんごがある暮らしをこれからも当たり前に
右画像:演劇って難しそう……そんな固定観念を打ち破り、
もっともっと身近なお楽しみに。
舞台を通じて青森の文化や産業の現実を伝え、
多くの人と交流を生み出したい。
青森りんごほど有名なものでも知られざる課題があるように、遠い話のようで実は身近な地域の課題。関心を寄せる人が一人でも増えて、未来を一緒に考えるようになれば、みんなでよりよい未来につなげられるはず。ぜひ応援をよろしくお願いします!
返礼品について

▲画像はCコースの内容です※画像はイメージです。
Cコースの返礼品のポストカードセットには、過去のリーディングドラマが視聴できる二次元コード付き!(※返礼品はファンディングが達成後、順次お届け予定です。詳しくはそれぞれの商品情報をご覧ください。)
プロジェクト
プロジェクトオーナー:『home』制作委員会

作・構成:文筆家/世良 啓さん
今年の記録的大雪にもじっと耐えているりんごの樹。春に咲き、秋には豊かに実るよう祈りながら舞台『home』を育てていきます。応援よろしくお願いします。

演出・出演:演出家・作家・俳優/三上 陽永さん
演劇は時間もお金もかかる創作活動。手間暇かかるりんごに似ています。一緒に素敵な作品を育てませんか? ご協力お願いいたします。
りんごとともにある青森の暮らしと、
演劇の面白さを一つの作品で伝えたい!
この挑戦を応援してくれませんか。
2024年4月、青森で演劇作品の読み合わせが観客を招いて行われました。青森在住の世良さんによる書き下ろし演劇脚本『home』。岩木山を望む新興住宅地に家を購入した若い夫婦のもとに、昔そこに住んでいたという女の子が訪ねてくるファンタジーです。青森のりんご産業の未来を考えてもらうきっかけにと世良さんが初めて手がけた演劇脚本に、東京で活躍する青森出身の三上さんが共感。地元青森に演劇文化を根付かせようと、作品の読み合わせから10月の音楽朗読劇、11月のリーディング・ドラマと段階を踏んで上演するプロジェクトを繰り広げてきました。2025年11月にはいよいよ舞台での本公演を迎えます。青森のりんごを未来につなげ、青森で演劇を楽しむ人を増やしたい。その思いを伝えるために、青森公演では作品や土地の背景を掘り下げたオリジナルのパンフレットを作りたい、と2人は願っています。地域の未来、演劇や芸術の未来。『home』という作品を通じて知ってもらいたいことがたくさんあります。応援よろしくお願いします。
プロジェクトに至った想い
後継者不足の青森りんご
広がらない演劇文化

生産量全国1位を誇る青森りんご。150年前に植栽が始まった地場産業ですが、りんごの生産者は年々減少。 栽培についてだけでなく、温暖化への対応や流通方法の模索など、さまざまな課題を抱えています。 今後も、今までのように青森の美味しいりんごを食べられるんだろうか……。青森りんごはどんなところでどんな人がどんな思いで作っているかをたくさんの人に 知ってもらいたいと、地元青森で暮らす世良さんが初めての演劇脚本を書き下ろしました。小説や物語と違って、演劇なら多くの人を巻き込みながら「青森りんご」を商品としてだけではなく、文化や産業の側面から見てもらえるのでは?との想いがありました。

▲2024年10月に青森県 聖公会弘前昇天教会にて音楽朗読劇『home』を上演。
一方、東京で活躍する青森出身の三上さんは青森の演劇文化を育てたいという想いを持っていました。演劇は難しいものと敬遠する青森の人たちに自分の作品をなかなか見てもらえないジレンマがあったのです。青森の人の気持ちを動かすには、青森に根ざした作品でなくてはと感じていたところに『home』の脚本と出会い、青森という土地の現在と未来を一緒に考えたい気持ちが生まれました。
りんごの生産を支える人に目を向けてもらうこと、演劇を身近に感じてもらい文化として根付かせていくこと。2つのミッションを掲げて『home』は動き始めました。キーワードは「育てる」。多くの人に関わってもらい、みんなで育てていこうというコンセプトです。
「完成した舞台をいきなり見せるのではなく、段階を踏みながら演劇に触れられるように役者さんが読み合わせをするところから見てもらうことにしました。音楽朗読劇になるとどうなるのか?リーディング・ドラマではどうなるのか?見る人にわくわくしながら楽しんでもらっています。毎回脚本を書き直しているので私自身も育っている、育っていく戯曲なんです」と世良さん。

▲2024年11月にリーディング・ドラマ『home』 弘前市 SPACE DENEGA STUDIO にて上演。
三上さんは「演劇はハードルが高いと思われるなかで、どういうハードルの下げ方があるか試行錯誤しているのが今回の企画。青森でも音楽を好きな人は多い。だったら音楽をたくさん入れた音楽朗読劇にしてみたらどうだろう?と、お客さんの反応を見ながらステップを踏んできました」とこれまでを振り返ります。手応えは上々で、観客へのアンケートでは「読み合わせから見てきたが、こんな音楽朗読劇になるとは想像がつかなかった」「舞台化がかすごく楽しみ」とうれしい感想がいくつも記されていました。

▲演劇脚本『home』:津軽の土地や海、まちや自然の過去といま、
これからを思い描くファンタジー。
見るだけじゃない!
みんなで“育てる”演劇を

▲世良さん、三上さん、『home』参加の役者さんたちとりんごの収穫体験
東京から参加する役者さんのなかには青森のりんご園で収穫体験をしたことで演じ方が変わった人もいます。「舞台作品は奥行きがすべて。奥行きがあるかどうかでおもしろいか、おもしろくないか、心に残るかどうかが決まってくる。そういう意味で、『home』という作品は想像していた以上に世界が拡張されて奥行きがどんどん広がっていると感じます」と三上さん。「東京からおもしろい舞台をポンと持ってくるだけでは観客は育たない。役者のほとんどが地元青森の人というところも面白い」と言い、世良さんは「観客の皆さんには次のステップへの応援者になってもらいたい。そういう人を少しずつ増やしていきたいです」と話します。
りんごもすぐには実りません。時間をかけて育てて、最後に収穫するイメージで『home』を完成させたいというお2人。秋の青森での舞台公演を見てもらうことで、プロジェクトがりんごの木のように育ち、産業や文化、芸術、ものづくりなど、さまざまな分野で青森の交流人口を増やすことにつなげたいと考えています。
見えにくい問題に目を向けて
ちょっと考えるきっかけに

ステップを踏みながらここまで進んできた『home』のプロジェクト。11月の青森公演が近づき、2026年1月には東京での上演も決まりました。「この演劇は青森のりんごの話ではありますが、見る人には自分たちが暮らしている土地にどんな歴史があってどんな人の思いがあるのか、その思いをどう受け止めて、どう未来につなぐのかを一緒に考えてもらえれば。交流という点ではやっぱり演劇が最適なツールだと今実感しているところです」と世良さん。
メリーファンディングで全国のみなさまに応援してもらうことで、さらにその輪が広がることを願っています。

みなさまへ
ここからまた新しく作っていく青森公演に向けて、脚本にも演出にも演技にもまだまだ磨きがかかります。そして、オリジナルのパンフレットには青森りんごの歴史や現状、生産者の思いがたっぷり盛り込まれる予定です。舞台を見た人にきっとまっすぐに届くはず。
今回のチャレンジが成功すれば、ほかの地域の問題解決の糸口になるかもしれません。みんなで育ててきた舞台を成功に導き、さらに作品の歩みと込められた想いを形にして残すため、ぜひメリーファンディングの応援をよろしくお願いします!
facebookページで
最新情報を更新していきます。
プロジェクトメンバーからの近況報告を
是非チェックしてくださいね。
