近ごろ、はまじさんの冬アウターのスタメンは、自転車に乗る時に便利な薄手のキルトコート、ちょっとおしゃれした日に映えるマニッシュなウールのステンカラーコート、デイリーに重宝するボア素材のジャケットコートの3タイプ。ただし、一番着る機会が多いジャケットコートには悩みもあるそうで、「コーデしやすいのはいいのだけれど、本当は手まですっぽり隠れる感じで着たいのに、手首が見えちゃって。背が高い私が着ると、イメージしていたよりコンパクトな感じになるんです」。そんな悩みにこたえて理想のコートを作ろうと決定。コーデしやすさは活かしつつ、シルエットを工夫するところから始めました。
「そのコートを選んだのは、なんにでも合うと思ったから。なにも考えなくても、パッとはおればおしゃれにまとまる究極の一枚かも!? と期待したんです」。はまじさんがそう見込んだジャケットコートを起点に、少し長めの丈感とたっぷりの袖で、ゆったりとしたシルエットにアップデート。それでいて、大げさじゃないのが今っぽさのカギです。「ピーコートほどトラッドではなく、コクーンほどモードでもない。一見シンプルなのに、着ると「あれ、なんかおしゃれ!」っていう感じが理想的」。そんな願いをかなえるよう、シルエットの技を詰め込みました。手の甲まですっぽり包む袖丈や、袖口の折り返しデザインもおしゃれ感のポイントです。
軽くて暖かな着心地もこだわりの一つ。「いろいろ持っていても、肩が凝っちゃうので、重いコートには手が伸びませんよね」。そういってはまじさんがリクエストしたのが、トレンド感も楽しめるボア素材です。といっても、ボアにはたくさん種類があって、暖かさを重視するとみっちり重くなるし、ふわふわすぎると暖かさが物足りない。さらに、モコモコだと子どもっぽく見えることもあるので、何度も試作を重ね、みんなで悩みながら、ふんわり軽く暖かで、しかもほこりが付きにくい、大人っぽいきれいめボアに落ち着きました。
きれいめにもカジュアルにも映える上品な衿もとと、トラッドすぎずモードすぎないほどよいフォルム。こなれ見えする技を込めたシルエットが、ベーシック気分で気軽にはおるだけで、どんなコーデもおしゃれムードに整えます。ゆったり長めのシルエットが体形カバー力も抜群です。
ともすると、子どもっぽく見えたり、アウトドア感が出やすいボア素材を、大人が上品に着られるように。ふわりと軽く暖かい、きれいめな質感を選び、さらにブラックで凛と引き締めて、着ぶくれしにくいスマートな表情に仕上げました。
「これはみんなに似合うし、どんなスタイルにも合う!“あなたのスタイルに寄り添います”っていうコートです!」はまじさんがそう太鼓判を押すジャケットコートは、カジュアルにもきれいめにも、モードにも着こなし自在。パンツにもスカートにも相性がよくて、かっこよく着たい日はもちろん、甘めコーデの引き締め役にも活躍します。コーデを考えなくても、サッとはおれるだけでおしゃれに整う、大人の新定番として長く愛せる一枚です。
はまじさんと一緒に
商品を作った、
プランナーえみちんの
コメント
「軽くて暖かくておしゃれで、もう言うことなしの優等生!」と、はまじさんも大満足のこのコート。一見ベーシックに見えて、丸みのあるフォルムや、ゆったりしつつも軽快なミディアム丈にこなれ感が漂う、ありそうでなかったデザインなんです。そのうえ、ふわふわボアで旬感と着映え感もたっぷり。目標通り、何も考えずにパッとはおれば、おしゃれにまとまる究極の一枚に仕上がっているので、ぜひ今冬の相棒として活躍させてくださいね。
ボア素材のジャケットコート