2024 SUMMER NEW-series
こんにちは、日本職人プロジェクトのリーダー山猫です。
2024年の新シリーズ「夏便」では、みんなの願いを叶える『Meteor shower / 流星群』をテーマに、爽やかな季節にぴったりで、毎年使うのが楽しみになるアイテムをお届けします。ラインナップしたものには、1年半前から企画・試行錯誤してようやく完成したモノ、新たに出会った魅力的な方々と一緒に作った自信作、お客さまから熱烈なご要望をいただいた名作の復刻版など。〈&Stories〉がスタートして4年目、想いと研鑽を重ねることでアイテム数も物語も充実したものになりました。誰かの願いを秘めたかけがえのない逸品たちが、あなたの気持ちと暮らしにキラリと輝きを添えてくれますように。
今回は職人鞄の新モデル&復刻モデルをご紹介します!(8点の大特集!) 人気シリーズのファッションスタイリストの村上きわこさんとのコラボモデル、福岡の鞄作家岡政孝さんの新作帆布バッグ、鞄デザイナー小林さんの力作など見どころが一杯です。是非、あなたにぴったりのものを見つけてくださいね!
神秘的なインディゴ染めver. 村上さんマジックが随所に。
「物としての美しさ、持った時の美しさ、その両方を意識します」というファッションスタイリストの村上きわこさん。その美意識の神髄と言えるのが、2015年のデビュー以来、繰り返し復刻するほどの人気を誇るスタイリストバッグです。今回復刻発売するのは、こっくりと深みのあるインディゴ染めのレザーが神秘的な、10代目となるリニューアルモデル。
なめらかでしっとり手に吸い付くような革は、ひと目で上質と分かる存在感。小わきにすっと収まって美しく持てる絶妙なサイズ感、身長に関わらずバランス良く肩掛けできる華奢で長めの持ち手など、スタイリストとして常に全身を意識して魅せる村上さんのこだわりが随所に散りばめられています。
内布は丈夫で雰囲気のある麻生地にリニューアル。取り外せば単品でバッグインバッグとしても活躍するインナーバッグ付きで、こちらは同じシリーズで付け替えて使用することができます。小ぶりに見えて、お弁当やポーチ、折りたたみ傘など外出の必需品がしっかり収まるなど、使い勝手もバツグンです。※取り外し可能なインナーポケット付き(ポケット:3個、カードポケット:1個)
デザインとしてはごくシンプルなのでオン/オフ問わずいろいろな着こなしに合わせやすく、軽いのでストレスなく持てるのもポイント。いつものお出かけにプラスするだけで、自分らしい素敵さを引き出してくれると村上さん。きっと1年中使う相棒のような存在に。
スタイリスト太鼓判の 万能ホワイトでおしゃれな抜け感を。
続いて、こちらも村上きわこさんとのコラボモデル。
「白いバッグってちょっと勇気がいりますが、着こなしに抜け感を作ってくれるので、ファッションアイテムとしてすごく優秀なんです。使わないなんてもったいない」と熱く語るのは、ファッションスタイリストの村上きわこさん。ならばと一緒に作ったのが、この目が覚めるような白のバッグです。
スタイリストならではの視点から、コーデと合わせたときに白の面積が広くなりすぎないようにと引き算して、大きすぎず小さすぎず、使い勝手もいい感じのサイズに。シンプルに見える台形のバランスも、実は何度も調整した完成度の高いフォルムです。肩掛けではなく手に持って美しいバッグにするために持ち手にもこだわり、もちっと心地いい握り具合やしっくりくる安心感など、持ったときに「あ、これ」とうれしくなる質感を追求しました。
バッグの表側はのっぺりせず表情豊かに見えるシボ感のある革を使い、内生地も白で統一することで開けたときもすっきりスマートに。底まち付きでしっかり容量を確保しているので、お弁当や水筒、大きめのポーチなど、お出かけの必需品がざくざく入ります。「万能カラーの白だから、合わないコーデはほぼありません。 ※本革のため、表面に独特のしわや凹凸、多少の傷やしみ、色ぶれ・色むらなどが出ることがあります。
サコッシュが 大人モードになりました。
続いての新作は、待望の2代目リニューアルモデル。
「スポーティーなものじゃなくて、シンプルでおしゃれな大人のサコッシュが欲しい」そんな美術家・版画家のオオヤマネコさんのオーダーから生まれた本革仕様のサコッシュです。くったりとやわらかい手ざわりのレザーを使うことで、高級感たっぷりに仕立てました。色は落ち着いたニュアンスのグレージュをチョイス。
鞄ではかさばるシーンに大活躍するちょうどいいレザーサコッシュは、いろんなコーデに合わせやすく、とても軽いのでポケットのような感覚で身に着けられます。「個展会場やアートバザールで気軽にうろうろできるよう、必需品だけをスマートに携帯したい!」というオオヤマネコさんに応えて、収納力もしっかり確保。まちがない分、少しサイズを大きめにして、クリエイターさんなら名刺や個展のDMが入るように、ふだんのお出かけなら財布やスマホなどの貴重品が収まるようにと、じゃまにならないのにちゃんと物が入る絶妙なサイズ感に仕立てました。
しなやかな革がからだに自然に寄り添ってくれるので重さを感じにくく、とにかく身軽に動けるのが魅力。旅行のおともにしたり、秋冬はコートの下に着けたりと、思った以上にいろいろ活躍してくれます。
※本革のため、表面に独特のしわや凹凸、多少の傷やしみ、色ぶれ・色むらなどが出ることがあります。床面は特に、傷やしみ・色むら・毛羽立ちが出やすい特徴があります。 ※この本革は、傷やしみ・シボ差が目立ちやすい特徴があります。
しなやかな革がからだに自然に寄り添ってくれるので重さを感じにくく、とにかく身軽に動けるのが魅力。旅行のおともにしたり、秋冬はコートの下に着けたりと、思った以上にいろいろ活躍してくれます。
大人かわいいは キャンディーにおまかせ!
名作キャンディーバッグに、夏の太陽に育まれたようなネーブルオレンジカラーモデルが登場。「かわいいものを大人になっても持ちたい!むしろ、大人になった今こそ持ちたい!」というプランナーMOEの思いを詰め込んだプチバッグは、キュートなデザインやポップなカラーはもちろん、上質感にもこだわったオールレザー製です。
しなやかで丈夫な本革を使い、丁寧な縫製を施すことで、大人に似合うバッグに仕上げました。厚みのある本革を巾着にするのはとてもむずかしいのですが、革を薄く漉くなどの工夫をし、口をきゅっとしぼりやすくしました。くしゅっと寄ったフリルのキュートさも、使いやすさも、お墨付き。
※本革のため、表面に独特のしわや凹凸、多少の傷やしみ、色ぶれ・色むらなどが出ることがあります。床面は特に、傷やしみ・色むら・毛羽立ちが出やすい特徴があります。
また、まちがしっかりあるから小ぶりなサイズでも、お財布やメイクポーチ、ミニサイズの水筒までしっかり入るなど、これひとつでお出かけできるのも頼もしいところ。
ワンマイルでも 淑女なわたし。
「商店街に颯爽と現れた友人が、アクセサリーみたいなミニバッグを斜めがけにしていて素敵だった」と、感銘を受けた日本職人プロジェクト・プランナーMOE。その衝撃から生まれたのが、あえてふだん着&日常遣いしたいおしゃれな型押しのレザーバッグです。2代目となるこちらは、キャラメルのようにコロンとしたフォルムをブラック×クロコダイル柄の型押しで彩って、初代以上にレディーな雰囲気に。
「商店街に颯爽と現れた友人が、アクセサリーみたいなミニバッグを斜めがけにしていて素敵だった」と、感銘を受けた日本職人プロジェクト・プランナーMOE。その衝撃から生まれたのが、あえてふだん着&日常遣いしたいおしゃれな型押しのレザーバッグです。
2代目となるこちらは、キャラメルのようにコロンとしたフォルムをブラック×クロコダイル柄の型押しで彩って、初代以上にレディーな雰囲気に。艶めく本革のすき間から内布の薔薇色がちらりとのぞく愛らしさは、もはや憎らしいほどです。
ワンピースなどきれいめコーデに映えるのはもちろんですが、ここはやはりカジュアルなスタイルに合わせるのが真骨頂。きらめきを添えるジュエリーのように小粒のキャラメルバッグをプラスするだけで、いつものTシャツやスウェット、デニムスタイルだって、たちまち洗練された印象に。
近所のお店に行くときだって、ラクしておしゃれしたい乙女ゴコロを満足させてくれることでしょう。さぁ、ミニ財布と携帯電話をパパッと入れて、淑女な気分でお出かけしましょう。
「フツーにいい感じ」って 意外と見つからないから。
たくさん荷物が入れられて、さりげなくおしゃれで、大人が持てるきちんと感があって。福岡の鞄作家・岡政孝さんと一緒に作った「夏に持ちたくなる、フツーにいい感じなバッグ」がこちら。無地の帆布のラフな風合いに革の持ち手で上質感をプラスしたビッグサイズのトートバッグは、ざっくり肩に掛けて持つだけでおしゃれにキマる工夫が満載です。
「気負わずさっと持てて、夏の装いのアクセントになる鞄があるといいなって。ビッグサイズでも重くならないよう、ほどよい厚みの帆布を選びました。底の部分は板を入れてしっかり補強してあるので、荷物が一杯でも少なくても型くずれしにくく、いつもカッコよく持てます」と岡さん。
意外と見つからないから。物が迷子にならない大きめの内ポケットを3ヵ所付けたり、中身が見えないようにする口元を留めるベルト、裏面のリベット部分には色移りを防ぐために留具と帆布の間に挟んだ小さな白革など、細部まで「ちゃんとしたモノづくり」が徹底されているのもさすがです。
デザインのポイントとなる革の持ち手は、植物由来の成分でなめしたタンニンレザー。長さを調節できる仕様なので、夏のTシャツでも冬のダウンジャケットでも、服の厚みに応じてちょうどいいバランスで肩掛けできます。
B4サイズのファイルも入る大容量なので、仕事や習い事にもおすすめ。帆布も革も、使い込むほどいい味わいが出てくるので、ぜひ1年中活躍させてじっくり育ててくださいね。
パチンと開く 指先まで絵になるレディー。
’60年代の映画女優を思わせる、クラシカルな佇まいにうっとり。かっちりしたイメージのダレスバッグを、艶やかな本革と丸みのある小ぶりなフォルムで華麗にアレンジしたデザインは、大阪のヴィンテージショップ〈REINETTE / レネット〉のオーナー・中村朋子さんと試行錯誤して生み出した力作です。
しばしばフランスにも買い付けに行くという中村さんのセレクトは、時代を超えて愛されるデザイン性や大人の女性にふさわしい質の高さを大切にしているそう。その感性を集約して、エレガントさやヴィンテージ感を主役にしつつ、今の時代に合う使いやすさも追求したバッグは、再発売のリクエストが多い人気モデルのひとつです。
レトロかわいいダレス口をパチンと優雅に広げれば、パカリと大きく開いて中身の出し入れもスムーズ。小ぶりに見えて、財布やポーチ、お弁当にミニサイズの水筒までしっかり入る収納力が自慢です。「ふだん使いしやすいように」という中村さんのアイデアで、ヴィンテージバッグにはない本革のショルダーベルトも着けたので、斜めがけも品良く決まります。
ドレスアップした日はもちろん、あえてラフな着こなしに合わせると、何とも小粋な雰囲気に。時を刻んだ名品たちをたくさん見てきた中村さんだからこそ作れた、流行に左右されない美しい女優バッグを手に持てば、日常をドラマティックに楽しめそうです。
持つ姿がサマになる 颯爽とマルシェへ。
最後は名作・初代ベジダブル・フラワーバッグの復刻モデルです。
ファッションスタイリストの村上きわこさんと作った、たっぷり荷物を入れてもおしゃれにキマる帆布バッグです。職業柄、たくさんの荷物を大きなバッグに入れて颯爽と歩く村上さんのアイデアを詰め込んで、使いやすくておしゃれな理想のデザインが完成。テーマは「野菜や果物を買った後、ついでにお花も買いたくなるようなお買い物鞄」で、カラーは村上さんイチ押しのミントグリーン色。
「春夏に持つなら、気持ちが華やぐカラーがいいなと思って。ちょっとくすんだ、ニュアンスのある色なので、北欧のスーパーに行くような気分で使ってもらえたら」。内生地は清潔感のある白を合わせ、本革の持ち手で上質感をプラスしているのもさすがのセンスです。どっさり気兼ねなく荷物が入れられるように、素材は手ざわりのいい丈夫な8号帆布。
深さもあるから野菜や飲み物も立てて入れられ、内側には小物が迷子にならないポケットが充実、ボトルを留められるベルト付きです。外側にはお財布やスマホ、車のキー、手持ちのレジ袋などポイポイと入れておけるポケットもあってとっても便利。床置きも安心な底ビョウも付けました。
「実は荷物が少ないときもおしゃれに持てるので、ぜひふだんのお出かけにも。自転車でかごに入れず幅広のショルダーで斜め掛けで持つのもおすすめです」と村上さん。ファッションのプロ視点が光るお買い物鞄が、毎日をハッピーにしてくれます。
生活が潤う一瞬を 職人作りのバッグ達と。
2024 SUMMERのバッグ特集は、いかがでしたか?
実は〈&ストーリーズ〉を始めた最初の頃は「夏に革遣いの鞄ってラインナップに必要?!」と思っていてそんなに準備していなかったのですが、毎シーズン発売した鞄がとても好評だったこともあり、今回の夏便では大幅に取り扱いの種類を増やしました。
福岡の鞄作家岡さんと鞄デザイナーの小林さんにお願いし、夏から使いたくなる鞄を1年も前から準備。試作品ができるたびに、社内スタッフにサンプルチェックをしてもらい、細かい微調整を繰り返しました。商品仕様テストは日本職人プロジェクトメンバーが1週間ほど使い、日常使いに問題ないかを確認します。(自分がしっくりくるまで試すので、早いときは2~3日。かかるときは2週間使い続けるときもあります)
それ以外にも社内で通りがかりの女性スタッフにお願いして感想を聞きながら写真撮り、見栄えチェックもして最終の仕様を決めていきました。「山猫さん、この鞄、わたしならこんなシーンで使ってみたいです!」、「私は家族でキャンプに行く機会が増えるので、このベジダブルバッグを使いたい~」、「ちょっとコンビニとか、これでカッコよくいきたいです!」、「最近はまっているカードゲームを入れるように!」などなど。沢山の雑談から素敵な夏のワンシーンがイメージできたものを優先してセレクトしたのが今回のラインナップ。
夏から持ち始めてそこから季節を問わず楽しめる鞄たち。どの鞄も持つだけで夏のお洒落シーンが生まれ一瞬のトキメキと生活の楽しみが生まれる物ばかりです。気になったものがあれば、一度チェックしてみてくださいね!
スタイリストと作った 職人本革のスタイリストバッグ〈ネイビー〉
1個 ¥37,800 ( +10% 41,580 )
スタイリストと作った 職人本革のフィアブルトート〈ブラン・ネージュ〉
1個 ¥25,000 ( +10% 27,500 )
版画作家と作った 職人本革のサコッシュ〈グレージュ〉
1個 ¥13,800 ( +10% ¥15,180 )
プランナーMOEが作った 職人本革のキャンディーバッグ〈ネーブルオレンジ〉
1個 ¥17,800 ( +10% ¥19,580 )
プランナーMOEが作った 職人本革のキャラメルバッグ〈ブラック〉 お申し込み番号:564336
1個 ¥22,000 ( +10% ¥24,200 )
福岡の鞄作家が作った 職人本革遣いのキャンバストート〈ホワイト〉
1個 ¥18,500 ( +10% ¥20,350 )
ヴィンテージショップオーナーと作った 職人本革のアクトレスダレス〈アンティークブラック〉
1個 ¥38,000 ( +10% ¥41,800 )
スタイリストと作った 職人本革遣いの帆布フラワー&ベジダブルバッグ〈ミントグリーン〉
1個 ¥29,000 ( +10% ¥31,900 )
日本のモノづくりを通してたくさんの素敵な物語を伝えるために続けてきた「日本職人プロジェクト」。2004年のスタート以来、様々な魅力的な方の想いと共に「物」語るアイテムを誕生させてきました。
プロジェクトリーダー 山猫