生ゴミ冷凍のデメリットとは?生ゴミ処理にぴったりなグッズを紹介!
臭いの出ない生ゴミの処理方法として「生ゴミの冷凍保存」を聞いたことがある方もいるでしょう。
夏の暑い時期になると生ごみの匂いがきつくなったり、コバエがわいたりして困りますよね。
生ゴミを冷凍する方法は、悪臭を防ぎ虫の発生を抑えられますが、生ゴミの冷凍にはデメリットもあるので注意が必要です。
本記事では生ゴミを冷凍するメリット・デメリットの解説とあわせて、他の生ゴミ処理方法やおすすめグッズも紹介します。
この記事を読めば、夏場の生ゴミの臭いが気にならなくなり、害虫に悩まされることも減るでしょう。
生ゴミを冷凍するメリット2選
生ゴミを冷凍するメリットは以下2つです。
・臭わない
・コバエの対策になる
臭わない
生ゴミを冷凍する最大のメリットは「臭わない」ことです。
一般的に生ゴミは常温で2〜3日放置されるので、雑菌やカビが繁殖してしまい、悪臭を放つ原因になります。
しかしゴミ捨ての日まで冷凍庫に生ゴミを置いておけば、腐らせずに捨てられるので、生ゴミの嫌な臭いからも解放されるでしょう。
また生ゴミには「ゴミ箱に臭いがついてしまう」という困りごともありますが、冷凍庫で保管すれば、ゴミ箱の臭いも解決できますよ!
コバエの対策になる
生ゴミを冷凍することで、コバエの対策にもつながります。
コバエは臭いに誘われて家の中に侵入するので、臭いが発生しない「生ゴミの冷凍保存」ならコバエを寄せつけません。
コバエや害虫にお困りの方は、ぜひ「生ゴミの冷凍保存」を試してみましょう!
生ゴミを冷凍するデメリット4選
生ゴミの冷凍は臭わなくなったり、コバエの発生を抑えられたりと魅力的ですが、デメリットが多いのも事実です。
生ゴミを冷凍するデメリットは以下の4つです。
・スペースをとられてしまう
・ゴミと食品を一緒にしなければいけない
・捨て忘れが発生しやすくなる
・生ゴミの重量が重くなる
各デメリットについて詳しく解説するので「生ゴミの冷凍保存」を検討している方は、参考にしてください。
スペースをとられてしまう
生ゴミの冷凍保存には「スペースを取られてしまう」というデメリットがあります。
作り置きや買いだめをして冷凍保存している方は、冷凍庫内に生ゴミ用のスペースを確保するのが難しいでしょう。
家族が多いと生ゴミが出る量も必然的に多くなり、より広い生ゴミ用のスペースが必要になります。
スペース確保の観点から、生ゴミの冷凍保存は家族が少ない方向けの方法といえます。
ゴミと食品を一緒にしなければいけない
生ゴミの冷凍保存には、生ゴミと食材を一緒に保管するというデメリットがあり、抵抗がある方もいるでしょう。
生ゴミと食材を一緒に保管することに抵抗がない方でも、生ゴミを冷凍保存する場合は、生ゴミの汁がもれないように対策が必要です。
あらかじめ冷凍庫内に生ゴミ用のケースを設置したり、チャック付きポリ袋に入れ二重にしたりすれば、汁もれを防げるでしょう。
また腐らずに食品に近い状態で保管するために、生ゴミはできるだけ早く冷凍庫に入れるのがおすすめですよ。
捨て忘れが発生しやすくなる
生ゴミを冷凍すると存在を忘れてしまい、ゴミの日に捨て忘れやすくなります。
生ゴミの捨て忘れが続くと、冷凍庫のスペース圧迫にもつながってしまうでしょう。
生ゴミを冷凍庫保存する場合は、捨て忘れがないように張り紙をしたり、チェックリストを作ったりなどの対策が必要です。
生ゴミの冷凍を検討している方は、捨て忘れの対策方法も合わせて取り入れるようにしましょう。
生ゴミの重量が重くなる
生ゴミには水分が含まれているため、冷凍するとそのまま捨てるよりも重くなることがあります。
ゴミ出しをラクにするためにも、生ごみはできるだけ水にぬらさないようにしましょう。
野菜なら洗う前に皮やヘタを取り除いたり、水にぬれやすい三角コーナーを使わずに直接ゴミ袋に入れたりすると、ゴミをぬらさずに捨てられます。
冷凍保存をする場合は、水にぬれてしまった生ごみもできるだけ水分を絞るとよいでしょう。
生ゴミ冷凍の手順
生ゴミ冷凍の手順は以下のとおりです。
1.スペースをすぺーすをスペースを確保する
2.生ゴミをポリ袋に入れて縛る
3.生ゴミを冷凍庫に入れる
各手順について順に解説します。
STEP1:スペースを確保する
まずは冷凍庫に生ゴミをおくスペースを確保します。
冷凍庫に生ゴミ用のスペースが確保できたら、ケースまたは大きめの袋を用意しましょう。
冷凍庫内に液体が漏れて汚れることがあるため、生ゴミ用の入れ物を使用してくださいね。
また「生ゴミ処理におすすめなグッズ3選」では、冷凍庫にぴったりな生ゴミストッカーを紹介しています。
生ゴミ冷凍にチャレンジしたい方は、ぜひチェックしてみてください♪
STEP2:生ゴミをポリ袋に入れて縛る
スペースが確保できたら、生ゴミをポリ袋に入れて縛ります。
調理中に出たゴミは水にぬれると雑菌の繁殖や臭いの原因になるため、シンクに捨てず直接ポリ袋に入れるのがおすすめです。
ポリ袋ホルダーを利用すると、ゴミが入れやすいのでおすすめです。
生ゴミを入れる袋は生ゴミ以外は入れるのを避け、ポリ袋はできるだけかさ張らないように空気を抜いて圧縮しましょう。
STEP3:生ゴミを冷凍庫に入れる
生ゴミを入れて縛ったポリ袋を、冷凍庫の生ゴミ用スペースに入れます。
生ゴミは入れた時の形のまま凍るので、できるだけ詰めて入れるようにしましょう。
冷凍庫での保管ができたら、ゴミの日に他のゴミと一緒にゴミ袋に入れて出すだけです。
たったこれだけの工程で生ゴミの嫌な臭いがなくなるので、生ゴミの臭いでお困りの方はぜひ試してみてください!
冷凍以外の生ゴミ処理方法3選
「生ゴミ冷凍以外にも、生ゴミの臭いをなくす方法が知りたい」と思う方もいますよね。
冷凍する以外のおすすめの生ゴミ処理方法は、以下の3つです。
・生ゴミ処理機を使う
・家庭用コンポストを使う
・保存袋を再利用する
各処理方法について解説していくので、生ゴミを冷凍保管するのに抵抗がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
生ゴミ処理機を使う
生ゴミ処理機とは、生ゴミを乾燥させて減量化させる機器のことです。
水分を飛ばして乾燥させるのでゴミの量が減るだけでなく、悪臭が軽減できます。
屋外に設置する商品から、屋内で手軽に使える商品もあります。
また手間がかからない電動式以外にも、電気代のかからない手動式のものもあるので、自分にあったタイプの生ゴミ処理機を購入するようにしましょう。
自治体によっては生ゴミ処理機購入費用の補助制度を実施している場合もあるので、購入を検討している方は、お住まいの自治体に問い合わせてみてください!
家庭用コンポストを使う
コンポストとは、生ゴミにEM菌を混ぜるだけで、発酵させて肥料にする容器のことです。
EM菌とは、自然界にいる人や環境にやさしい善玉菌の集合体で、乳酸菌や酵母などが含まれます。
家庭用コンポストを使っての生ゴミ処理なら環境にもよく、肥料として使えるので、家庭菜園やガーデニングをやっている方におすすめです。
ただ失敗すると黒カビが発生したり、腐敗臭がしたりして虫が湧いてしまう恐れがあるので、注意が必要です。
嫌な臭いがすると感じたら、水分の多いものを控えたり、EM菌を多く入れたりと調整するようにしましょう。
保存袋を再利用する
野菜の保存に少しだけ使った保存袋や、肉や魚などの漬け込みに使ったチャック付き保存袋を再利用してみましょう。
魚のゴミや排水口の生ゴミは水分が多いので、チャック付き保存袋がおすすめです。
チャック付き保存袋を使用すれば、魚や排水口のゴミ受けネットの嫌な臭いも漏れにくくなります。
またチャック付きではないビニール袋を使う場合は、口を何回か結ぶと臭いが漏れにくくなりますよ!
生ゴミを臭わなくするためのポイントとは?
生ゴミを臭わなくするためのポイントは以下の2つです。
・コーヒーの残りカスと一緒に捨てる
・魚のゴミはクエン酸と混ぜる
各ポイントを詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
コーヒーの残りカスと一緒に捨てる
「コーヒーの残りカスと一緒に捨てる」方法は、よくコーヒーを飲む方におすすめです。
コーヒーの残りカスは、多孔質で臭いを吸着する性質があります。
多孔質とは表面に小さな穴が多く空いている性質のことで、消臭や調湿の効果があるといわれています。
またコーヒーは酸性なので、生ゴミのアルカリ性の臭いを中和させる効果もあり、生ゴミ処理にぴったりです。
三角コーナーの生ゴミの上や、ゴミ箱の中に振りかけるだけで効果◎です。
魚のゴミはクエン酸と混ぜる
魚のゴミには、クエン酸を混ぜると臭いを軽減できます。
魚の生臭さはアルカリ性なので、酸性のクエン酸と混ぜると中和されて臭いが軽減できるのです。
魚のゴミにクエン酸をかけてから新聞紙に包んで捨てるか、ビニール袋に魚のゴミとクエン酸を入れて口を縛って捨てるのがよいでしょう。
ただし塩素系漂白剤が染み込んだキッチンペーパーや布などのゴミがある場合は、注意が必要です。
クエン酸と塩素系漂白剤を混ぜると、有毒ガスが発生してしまうので、必ず混ざらないように分けて捨てるようにしましょう。
生ゴミ処理におすすめなグッズ3選
フェリシモで買える生ゴミ処理におすすめなグッズを、3つ紹介します。
・冷凍庫ゴミ箱
・1/d MINI GARBAGE BAGS
・お掃除いらずの三角コーナー
生ゴミ処理でお困りの方は、ぜひ参考にしてみてください。
冷凍庫ゴミ箱
冷凍庫ゴミ箱は、生ゴミを冷凍保存したい方にぴったりです。
冷凍庫にすっきりと収まるサイズ感なので、冷凍庫内を圧迫せず◎
また軽く押すと開くふた付きなので、片手でも簡単にゴミを捨てられます。
気温が高いシーズンでも臭い問題を解消でき、中身を見ることなく箱ごと捨てられるので衛生的♪
生ゴミの臭いにお困りの方は、ぜひ冷凍庫ゴミ箱を活用してみてください!
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1/d MINI GARBAGE BAGS
ワンス ア デイのミニごみ袋は、3層構造で臭いをぎゅっと閉じ込めるので、生ゴミの臭いでお困りの方にぴったりです。
一番内側は消臭成分で生ゴミ臭やアンモニア臭を抑えて、真ん中の防臭層は不快な臭いを外に漏らしにくくし、最後に外フィルムを重ね、不快な臭いを閉じ込めます。
またゴミ袋のケースは、くすみカラーのスリムボトルで生活感を隠せ、耐水紙でスペースの狭い調理台でも出しっぱなしにしておけます。
実はこのミニごみ袋、ティッシュのように畳まれて入っているので、届いた外袋のまま専用収納ケースに入れて使えば片手で一枚ずつ取り出すことが可能です。
調理中に出るゴミをぬらさずに捨てることで、シンクを汚しにくくお掃除もラクラク♪
ミニごみ袋は生ゴミだけでなく、オムツ替えやペットのエチケット袋にも活用できます!
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お掃除いらずの三角コーナー
三角コーナーをお使いの方には、お掃除の手間がかからない取り換えるだけの簡易タイプがおすすめです。
底がメッシュ仕様で細かいゴミまでしっかりキャッチし、水ぎれも抜群です。
大きく開いて自立するのでゴミが捨てやすいのも◎
三角コーナーのお手入れを面倒に思っている方は、ぜひこの機会に「お掃除いらずの三角コーナー」を活用してみてください!
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まとめ
生ゴミの冷凍は臭わなくなったり、コバエの発生を抑えられたりと魅力的ですが、以下のデメリットについて理解する必要があります。
・スペースをとられてしまう
・ゴミと食品を一緒にしなければいけない
・捨て忘れが発生しやすくなる
・生ゴミの重量が重くなる
また生ゴミの臭いでお困りの方は、クエン酸やコーヒーの残りカスを活用するのもおすすめです。
上記のポイントを押さえつつ、本記事で紹介した便利グッズを活用して、生ゴミ処理方法を見直してみましょう。
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