頑固な汚れがたまってしまったトイレを掃除するのは、あまり気が進みませんよね。
かといって不潔なまま放ってもおけず、毎回イヤな思いをしながら掃除する人もいるのではないでしょうか。
汚れが付きにくくすることや、汚れをためないことで、トイレ掃除は随分楽になります。
今回は、面倒なトイレ掃除を楽にする工夫を3つ紹介します。
さらに、使うことでトイレ掃除を楽にしてくれる便利アイテム6選も紹介しますので、ぜひ活用してください。少しの工夫で日々のトイレ掃除ルーティンが楽になり、負担が減りますよ!
トイレ掃除を楽にする3つの工夫
トイレ掃除を楽にするためには、汚れがたまらない環境にするのが重要です。
少しの工夫でトイレに汚れがたまりにくくなり、不快なゴシゴシ洗いを減らせます。
ここでは、トイレ掃除を楽にする工夫として以下の3つを紹介します。
- 汚れを付きにくくする
- こすらず掃除する
- 汚れやすい部分は保護しておく
ひとつずつ解説しますね。
汚れを付きにくくする
コーティング作用のある洗剤やスタンプ状洗剤を使うと、便器に汚れが付きにくくトイレ掃除が楽になります。便器に汚れが付きにくいようコーティングしておけば、こすり洗いは最低限でOK。
コーティング作用のあるトイレ洗剤やスタンプ状洗剤は、ドラッグストアやホームセンターなどで多く販売されているので、チェックしてみてください。
また、タンクがあるトイレなら置き型の洗浄剤もおすすめです。水を流すたびに洗剤が便器内にいきわたって汚れを落とし、除菌してくれます。
掃除の手間をほとんどかけることなく、トイレをきれいに保てるのがうれしいですよね。
こすらず掃除する
便器をゴシゴシこすり洗いは、できればやりたくないですよね。しかし、何日も便器をこすらないでいると、見えない雑菌が繁殖し、水際に黒ずみが発生してしまいます。
そんな水際の黒ずみ汚れは、トイレに入れるだけで洗浄・除菌してくれる洗剤がおすすめです。ゴシゴシこすらなくても黒ずみをきれいにし、除菌までしてくれます。
定期的に使用することで、雑菌の繁殖を抑え黒ずみが発生しにくくなる効果も期待できますよ。
汚れやすい部分は保護しておく
汚れやすく掃除しにくい場所は、あらかじめ保護しておけば汚れがたまりません。
たとえば、便器と床の隙間に汚れが入り込むと雑菌の繁殖や悪臭の原因になるため、マスキングテープや市販のトイレ用隙間コーキング材でふさぎましょう。
清潔に保つため、2~3か月おきに、はがして取り替えてくださいね。
トイレ掃除を楽にするアイテム6選
面倒なトイレ掃除を楽にしてくれるアイテムを6つ紹介します。
汚れを付きにくくするアイテム
- コーティングで汚れがつきにくい「撥水(はっすい)除菌スプレー」
- タンクに置くだけ「トイレタブレットクリーナー」
こすらずに掃除するアイテム
- たっぷり泡でラップ掃除「トイレ泡もこもこ除菌クリーナー」
- トイレのふち裏やノズルに「お掃除加圧スプレー」
汚れやすい部分を保護するアイテム
- 床に貼るだけで拭き取りらくちん「トイレ床防水シート」
- すき間に塗って汚れガード「トイレシーリングペン」
順番に紹介していきます!
コーティングで汚れがつきにくい「撥水(はっすい)除菌スプレー」
いつも通りのお掃除で手軽に撥水(はっすい)コーティングができる除菌スプレーを紹介します。
撥水(はっすい)コーティングされた便器は、流すたび水をはじいて汚れが付きにくくなります。
週に1度、スプレーして掃除するだけで撥水(はっすい)効果が持続するので、特別な手間はかかりません。
便器だけでなく、トイレタンクや手洗いボウル、便座裏の掃除とコーティングにも使えます。
消臭・除菌効果があり、シトラスグリーンの香りでトイレがさわやかに。
週1回のピカピカコーティングで汚れがつきにくい トイレ撥水(はっすい)除菌スプレーの会
¥1,200(+10% ¥1,320) 月1本 ¥1,150(+10% ¥1,265)
タンクに置くだけ「トイレタブレットクリーナー」
タンクの流水スポットに置くだけで、黒ずみや汚れを防いでくれるタブレットクリーナーを紹介します。
トイレを流すとホタテ貝殻焼成カルシウムが水に溶け出し、黒ずみの原因となる菌を抑制します。さらに、便器の汚れを浮かせて付きにくくし、除菌・消臭効果で使うたびにきれいを実感。
タブレットを置くだけで黒ずみ掃除の手間が減るのはとってもうれしいですよね。
1個で約500回も洗浄できて経済的!レモングラスのフレッシュな香りがほのかに漂います。
ホタテプラスでバイオをサポート タンクに置くだけでキレイが続くトイレタブレットクリーナー〈ケース付き〉の会
月1セット ¥762(+10% ¥838)
たっぷり泡でラップ掃除「トイレ泡もこもこ除菌クリーナー」
便器もトイレブラシも一度に楽しく除菌掃除できる泡もこもこ除菌クリーナーを紹介します。
使い方は以下の通り。
- 便器に30°C〜40℃のぬるま湯1L程度とクリーナー1袋を入れる
- 3〜5分後、ふくらんだ泡をトイレブラシでまんべんなく塗り広げ、ふち裏にも泡を押し込む
- 1時間放置したあとブラシでこすり、水を流して便器内とブラシをすすぐ
たっぷりの泡が便器をラップのように包み、水あかや黒ずみをすっきり落とします。
便器一面にもこもことふくらんだ泡をブラシで広げる作業がなんとも面白く、月1回のお手入れも楽しく続けられそうです♪
月1回のすっきり習慣! たっぷり泡でラップ掃除 トイレ泡もこもこ除菌クリーナーの会
月1個 ¥700(+10% ¥770) プラス買いなら616円
トイレのふち裏やノズルに「お掃除加圧スプレー」
お手持ちのペットボトルに取り付けて高圧洗浄ができる加圧スプレーを紹介します。手動で加圧し、水の勢いを利用して汚れを落とすので、トイレブラシでゴシゴシこする必要はありません。
ブラシが届きにくい便器のふち裏も、90度に曲がったロングノズルですっきり汚れを落とします。電源が不要で、逆さまにしてもスプレーできるので、洗車や大掃除でも活躍しそうです。
水の力で汚れを落とす! トイレのふち裏やノズルにも届く お掃除加圧スプレー
1個 ¥900(+10% ¥990)
床に貼るだけで拭き取りらくちん「トイレ床防水シート」
トイレの床を簡単きれいに模様替えできるトイレ床用の防水シートを紹介します。汚れやくすみが気になるトイレの床は、貼ってはがせる防水シートでオシャレに変身させましょう。
さっと拭くだけで簡単に汚れが落ちる塩化ビニル樹脂製のシートなので掃除が簡単。縦約170cmの大判サイズで、ほとんどのトイレに対応します。
シートはあらかじめ4分割されていて、貼ってはがせるタイプなので、ひとりでも簡単に作業できるのもうれしいポイント。
デザインは人気のヘリボーン・テラコッタタイル・ナチュラルフローリングの3種類です。
黄ばみの気になる床にサッと貼って簡単チェンジ! ふき取りらくちんトイレ床防水シートの会
月1セット ¥2,800(+10% ¥3,080)
すき間に塗って汚れガード「トイレシーリングペン」
「しっかり掃除しているのにトイレが臭う……」その原因は、便器と床の隙間にたまった汚れかもしれません。
便器と床の隙間にはホコリがたまりやすく、放っておくと尿が付着してニオイの原因になることも。掃除しにくい隙間は、あらかじめふさいでおけば汚れが入り込む心配がありません。トイレシーリングペンは、便器と床の隙間をふさいでコーティングできるチューブタイプの合成樹脂塗料剤です。
乾くと半透明になって目立たないので、不器用さんでも安心!簡単に隙間をふさぐことができ、汚れが気になってきたら手でぺりっとはがして再度コーティングできます。
月1回の簡単お手入れ! 便器と床のすき間に塗って汚れガード ぺりっとはがせるトイレシーリングペン〈クリア〉の会
月1本 ¥798(+10% ¥877)
簡単3分!無理なく続けられる日々のトイレ掃除ルーティン
トイレ掃除が楽になる工夫をすれば、日々のお掃除ルーティンは簡単です。汚れやすい場所だけをささっとお掃除するだけできれいを保てます。
毎日できなくても、2~3日に一度、汚れがたまる前にお掃除できればOK。日々のトイレ掃除は以下のルーティンで行いましょう。
トイレ掃除ルーティン
- 便座を拭く
- 便器のフチを拭く
- 床の掃除
- 便器が汚れているときはこすり洗い
それぞれの工程を解説します。
1.便座を拭く
トイレ洗剤かトイレ用拭き取りシートを用意して、汚れを拭き取ります。掃除のハードルを下げるため、すぐ手の届く場所に洗剤を置いておくといいですね。
便座の表面を拭いたら、便座を上げて、裏面の汚れを拭き取りましょう。汚れが付きやすい部分なので、できるだけこまめに掃除するのがおすすめです。
たとえ汚れていなくても、軽く拭くことで除菌効果がありますよ。
2.便器のフチを拭く
便座を拭いたら、拭き取りシートを折り返して便器のフチを拭きましょう。便器のフチは汚れが付きやすい場所なので、できるだけ毎日掃除するのがおすすめです。
見えない雑菌を拭き取ることで、水際の黒ずみ予防も期待できますよ。
3.床の掃除
きれいに見えるトイレの床も、ホコリや尿はねで意外と汚れています。なるべくこまめに掃除して、雑菌の繁殖やニオイの発生を抑えましょう。
洗剤をスプレーして軽く拭くだけできれいになります。トイレ用の床ワイパーを置いておけば、トイレの奥の方もラクラクお掃除できるのでおすすめですよ。
4.便器が汚れているときはこすり洗い
便器は、汚れていなければ毎日掃除する必要はありません。
汚れている場合は、取れにくくなる前になるべく早くきれいにすることが重要です。
汚れてしまったらすぐにトイレブラシでこすってきれいにしましょう。
衛生面でトイレブラシを使うことに抵抗がある方には、流せるトイレブラシ&ビニール手袋で汚れを落とす方法もおすすめです。
流せるトイレブラシ&ビニール手袋で掃除する手順
- ビニール手袋を装着し、流せるトイレブラシを持って便器を直接こする
- きれいになったらビニール手袋を外しながらひっくり返し、流せるトイレブラシを入れる
- ビニール手袋のくちをしばって、ゴミ箱に捨てる
この方法なら、トイレブラシなしでも便器を掃除できます。
流せるトイレブラシはトイレットペーパーと比べて水に溶けにくいので、こまめに掃除する場合は流さずゴミ箱に捨てると詰まりの心配がありません。
トイレ掃除は便利アイテムで楽になる
今回は、トイレ掃除を楽にする工夫と便利なアイテムを紹介しました。
トイレ掃除を楽にする工夫
- 汚れを付きにくくする
- こすらず掃除する
- 汚れやすい部分は保護しておく
トイレ掃除を楽にするためには、汚れが付きにくくすることや、汚れをためないことが大切です。
便利なアイテムを活用してトイレが汚れにくくなる工夫をすれば、日々の掃除ルーティンは楽になります。少しの工夫でトイレ掃除のイヤな作業を減らせるので、ぜひ実践してみましょう。
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