みなさまこんにちは。
ギフトショップ「ほんのき」バイヤーの、みやしのペアです。
みなさまはご自分の母親のことを、どういうふうに呼んでいますか。
僕が生まれたことで変化した、母と祖母の関係
先日、久しぶりに母と車で買い物へ出かけていたときのことです。
学生のころまでは毎週のように付き合わされて、母と、それから近くに住む母方の祖母――おばあちゃんの3人で、ショッピングモールやスーパーなどに通っていました。
しかし、就職をして社会人になってからは、忙しそうにしている僕を誘いづらいようで、そんな機会はめっきりと減り……。
だからでしょうか。
移動中の車内でやけにおしゃべりな母は、自分が社会人になったころのエピソードを話しはじめたのです。
「社会人初出勤の朝はね、おばあちゃんが車で駅まで送ってくれたの」
「私があなたと同じ年のころは、こんな仕事をしてたのよ」
当時を思い出しながら懐かしむように聞かせてくれた話は、だんだん話題が変わっていき、社会人になった僕に対する思いを、ぽつりぽつりと語り出すまでに。
「あんなに小さかったのに、もう社会人だなんて……」
そしてふと、寂しげにこんな言葉を口にしたのです。
「そうか。あのころ、おばあちゃんも私のことをそんなふうに思っていたのかな……」
それを聞いて、僕は思いました――
母にとって“お母さん”だったはずの人を、僕が生まれてからは“おばあちゃん”と呼ぶようになり、ふたりの間にはいつも僕の存在があった。
だから、“母と娘”であったそれまでの関係とは少し違う形になってしまったのかもしれないと。
たまには僕のことを抜きにして、母と祖母が「親子に戻る時間」をつくれたらいいのに。
そして母が今、祖母に対して感じた想いを伝えられたら、きっと母も祖母もうれしいだろうなと。
「親子に戻るひととき」が自然に生まれるギフトを贈ろう
とはいえ、改まって親子水入らずで過ごすのは照れくさいものだと思います。
そこで、ふたりが互いに気を遣わずに、自然と親子に戻れるきっかけを作りたいきもちから、こんなギフトセットを考えました。
いつものお菓子とコーヒーが、素敵な“和みの時間”に
贈るのは、有田焼のそばちょこと小皿のセット2組です。
1組は「長寿・繁栄」などの意味をもつ、ぼたん唐草の柄。そして、もう1組は「成功の象徴」といわれる、ぶどうが描かれています。
いつまでも祖母に元気で長生きしてほしいと願う、母のきもちが伝わりますように……。
そんな想いから、この2柄を選びました。
和の雰囲気に心が安らぎ、有田焼ならではのつるんとした白と紺の色合いが、食べものをおいしそうに引き立ててくれます。
そばちょこをカップ代わりに、あえてコーヒーと洋菓子をコーディネートすれば、おしゃれ感が高まり会話も弾みそう。
絵柄にさりげなく猫のイラストが忍び込んでいるのも、場を盛り上げてくれそうです。
ラッピング
「ほんのき」のギフト商品は、各バイヤーがその商品に合わせて考えたラッピング用品もセットになっています。
今回はうつわに合わせて“和”を意識。本格的な風呂敷を使ったラッピングを考えました。
うつわの入った箱を2つ入れたときに安定するように、ちょっと特別な包み方で渡していただきたいので、風呂敷の結び方を記載した説明書も同封いたします。
うつわが記憶する、これからの「母と娘の思い出」
ふたりがそろったら、このそばちょこと小皿でお茶をしながら、いろんな話をして楽しい時間を過ごしてほしい。
そしていつしか、このうつわを見ると過ごした時がよみがえり、ふたりがしあわせなきもちになってくれたらいいなと願っています。
ほんのき 子どもに戻って話しておいで。 ありがとうのきっかけになる和みのギフト
1セット ¥3,600(+10% ¥3,960)
「ほんのき」バイヤー みやしのペア
日本の武道や伝統芸能を愛する趣味が共通した、「和」なペアです。話し上手な“みやりん”と聞き上手な“しの”はベストバランス。会社では席も近く、ふだんからよくおしゃべりしています。(みやりんが一方的に…笑)
ふたりとも、見つけたギフトは友達の誕生日の半年前に買ってしまったり、あの人にあげたい!と思い立つと何でもない日に突然プレゼントしてしまったり。日ごろから、誰かに喜んでもらうことが大好きな私達です。
この記事に登場したブランド
ギフトショップ「ほんのき」
暮らしの中のささやかな「ありがとう」や、ちょっとしたごあいさつなど。
「ほんのきもち」を贈るときに、ぴったりなお店です。
リボンをほどくときのときめきを、アメちゃんをあげるような気軽さで贈るのが好きなフェリシモ社員がバイヤーとなり、ラッピングキットとセットにして販売します。
ブランドサイト:ほんのき