「毎月の水道代や電気代を少しでも安くできないかな」と悩んでいませんか?
実は、洗濯物を手洗いにすれば、年間で約1万円〜2万円の節約が可能です。
今回は、手洗い洗濯のメリットや基本の洗い方、便利グッズ6個を紹介!
この記事を読むと、手洗い洗濯に必要なアイテムや、服の素材に合わせた手洗い法がわかります。
一人暮らしで洗濯物が少ない人は、手洗いで光熱費を節約してみませんか?
また、洗濯機を使った節約法も解説しているので「家族が多くて、手洗いなんてムリ!」という人も参考にしてください。

1回の洗濯にかかる水道代と光熱費はいくら?

1回あたりの洗濯にかかる光熱費は、電気代と水道代を合わせた額になります。
電気代は、縦型洗濯機なら1回の洗濯で28円程度、ドラム式だと1.8円程度です。
年間で考えると縦型洗濯機の電気代は10,220円、ドラム式は660円程度になります。
ドラム式なら、電気代はそれほどかかりません。

手洗い洗濯のメリットは、水道代の節約になることです。
1回の洗濯でかかる水道代は、およそ18円。

1ヶ月にすると約600円、年間で8,000円弱の計算になります。

洗濯を完全に手洗いにすることで節約できる額は、電気代、水道代合わせて年間9,000円〜18,000円程度といえます。

節約以外にも!洗濯物を手洗いするメリット4選

洗濯物を手洗いするメリット4選は、以下の通りです。

  • 衣類が傷みにくい
  • 出張先やキャンプ、旅先でも洗濯できる
  • 色落ちや色移りを防げる
  • シミをピンポイントで落とせる

順番に見ていきましょう。

衣類が傷みにくい

洗濯機を使うと、衣類同士がこすれる摩擦により、生地が傷んだり首元がよれたりしがちです。手洗いは衣類をこすらずに洗えるため、洗濯機で洗うより生地を傷めにくいです。

手洗いの具体的な方法については、後述しているので参考にしてください!

出張先やキャンプ、旅先でも洗濯できる

出張先やキャンプ、旅先など、洗濯機が使えないシーンでも手洗いなら洗濯が可能です。
ここでは、桶(おけ)と水さえあれば、洗剤なしで手洗い洗濯できる便利なアイテムを紹介します。

洗面器や洗面台に取りつけてスイッチを押すと、10Wのパワフル洗浄ですっきりきれいに洗えます。
靴下、ハンカチやインナーなどのこまごましたものをサッと洗うのに便利!
ペットの洋服など、他の洗濯物と分けて洗いたいものにもおすすめです。
ソフトモードつきだから、おしゃれ着も洗えます。
本体は約170gと軽いので旅行のお供にも◎

旅行や出張先でのインナーや靴下などの洗濯にもおすすめです♪

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色落ちや色移りを防げる

洗濯物をひとつずつ洗える手洗いは、色落ちや色移りの心配がないのもメリット。
たとえば、デニムと白いTシャツを洗濯機で一緒に洗うと、白いTシャツが青色に染まる可能性があります。

手洗いであれば大事な衣類の色が落ちたり、移ったりといった失敗がないため安心です。

シミをピンポイントで落とせる

食べこぼしやペンによるシミなど、手洗いであれば狙った場所を集中的に洗えます。
洗濯機だと全体をまんべんなく洗うため、ひどい汚れは落ちにくいのです。

手洗いでシミを落とすのが面倒という人は、洗剤ボトルとブラシが一体になった便利なアイテムを利用するのがおすすめです。

狙ったところにワンプッシュで洗剤を出せて、片手のまま汚れをかき出せる「部分洗い用の洗濯ブラシ」。

ボトル部分に部分洗い用の洗剤を入れたら、気になる部分にあててこするだけ。
ブラシ一体型だから、別にこする道具を購入する必要がありません。
立てて置けるので置き場所もとらず、倒れても洗剤が漏れないところも◎
底面はシリコーン製で滑りにくい仕様です♪

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手洗い洗濯の種類3つと手順

手洗い洗濯の種類は3つあります。

  • 押し洗い
  • 漬け込み洗い
  • ふり洗い

それぞれの手順について見ていきましょう。

押し洗い

押し洗いに向いている素材の服は、以下のとおりです。

  • ウール素材のセーターやパンツ
  • ニットのセーター
  • カシミヤやシルクなどデリケートな素材の服

「手洗いマーク」のついた衣類や、かさばる衣類と覚えておきましょう。
押し洗いの手順は、以下のとおりです。

  1. 30℃以下の水に、おしゃれ着用洗剤を入れて洗濯液を作る
  2. 衣類を汚れた側が外にくるようにたたみ、洗濯液につける
  3. 衣類を上から手で優しく押して、浮いてきたらまた押すを20回ほど繰り返す
  4. 水を変えて衣類を押し洗い、すすぎを行う
  5. 4を2~3回繰り返す
  6. 洗濯機で30秒ほど脱水する

脱水は手で絞ると繊維を傷めやすいため、洗濯機を使いましょう。

漬けこみ洗い

漬けこみ洗いは、衣類を洗濯液に漬けておくだけなので、生地を傷めずに洗えます。
漬けこみ洗いに向いている衣類は、以下のとおりです。

  • 型崩れなどが心配なニットやセーター
  • 襟(えり)部分が黄ばんだワイシャツ・メイクのついたシャツなど汚れが酷い衣類
  • 臭いが気になる衣類

漬けこみ洗いの手順は、以下のとおりです。

  1. 30℃以下の水に、洗剤を入れて洗濯液を作る
  2. 衣類は汚れた側が外にくるようにたたみ、洗濯液につける
  3. 水と洗剤の入った洗濯桶に、衣類を入れて10〜15分程度浸けておく
  4. 新しい水で衣類をすすぐ
  5. 乾いたタオルにはさみ、軽く脱水する

ニットなど厚みのある衣類を脱水する場合は、15〜30秒ほど脱水するのがおすすめです。
漬けこみから脱水まで洗濯機を使わず行いたい人は、洗濯用ジッパーバッグが便利です。

つけ置き洗いを手軽にできるジッパーつきのお洗濯バッグ。
おしゃれ着の少量洗いや汚れのひどいものの予洗い、靴のつけ置きにも便利です♪

洗剤も水も最小限で済むから、ムダなく快適!

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ふり洗い

ふり洗いに向いている衣類は、以下のとおりです。

  • ワイシャツやブラウスなど、シワになりやすい衣類
  • シルクなどの薄手の衣類
  • ハンカチ

ふり洗いの方法は、以下のとおりです。

  1. 30℃以下の水に、洗剤を入れて洗濯液を作る
  2. 洗濯液に衣類を入れる
  3. 肩や襟の両側を持ち、洗濯桶の中で衣類をふり洗う
  4. 水を変えて、2〜3回衣類をふりながらすすぐ
  5. 洗濯機の手洗いコースで脱水する

型崩れなどが不安な場合は、バスタオルにはさんで脱水しましょう。

手洗い洗濯に役立つグッズ6選

ここでは、手洗い洗濯に役立つグッズ6選を紹介します。

  • ゴム手袋
  • 洗濯板
  • 薄くたためるバケツ
  • 折りたためる角形ソフトバスケット
  • 天然精油の洗濯柔軟剤
  • 手動洗濯&脱水機 エコスピンウォッシャー

順番に見ていきましょう。

ゴム手袋

洗濯物を手洗いするときに気になるのが、水に含まれる塩素や洗剤・柔軟剤による手荒れ。
刺激や水の冷たさから肌を守るために、ゴム手袋を使いましょう。
「ゴム手袋は中が蒸れて気持ち悪い」「臭いが気になる」という人は、中にコットンのインナー手袋をするといいですよ。

また、使ったゴム手袋は外と中を水洗いし、陰干しすると長持ちします。

洗濯板

汚れた部分をこすり洗いできるため、しつこい汚れを落としやすい洗濯板。
食べこぼしや、泥汚れが多い人におすすめです。
洗濯板を長持ちさせるには、使用後に洗って風通しのよい場所で乾かすことが大事。
天然木の洗濯板は、変形を避けるため陰干しするよう注意しましょう。
最近では、手入れのしやすいプラスチック製やシリコン製の洗濯板も販売されています。
種類も豊富でサイズもさまざまなので、自分の管理しやすいものを選ぶとよいですね♪

薄くたためるバケツ

洗濯物を手洗いしたり、漬け置きしたりするのに便利なたためるバケツ。
使わないときはじゃばら状にたため、なんと厚さ約5cmとコンパクトに!
車のトランクや洗面所のすき間などに収納できるから、邪魔になりません。
たっぷり10Lの容量なので、緊急時の防災バケツとしても活躍します♪

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折りたためる角形ソフトバスケット

容量約15Lの大容量の角形バスケット。
丈夫さと柔軟性をあわせもち、使わないときは折りたたんでフラットに収納できます♪
洗濯桶に、掃除用バケツに、キッチンのつけ置きにと活躍範囲はいろいろ!
水ぬき栓付きなので、簡単に水が抜けるのもうれしいポイントです。

収納コンパクト! 水ぬき栓付き じゃばらで折りたためる角形ソフトバスケット〈ホワイト〉

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天然精油の洗濯柔軟剤

洗濯中の水は主にアルカリ性に傾き、衣類の汚れを落とします。
しかし、アルカリ成分が残ることで、衣類に黄ばみやごわつきが発生することも。
そこで、酸性の柔軟剤の出番です!
クエン酸にミョウバンを配合した酸性の柔軟剤がアルカリ性の水を中和し、衣類をふんわりやわらかく仕上げてくれます。
界面活性剤や蛍光増白剤などは一切使っていない天然素材の柔軟剤だから、お肌に優しいところも◎

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手動洗濯&脱水機 エコスピンウォッシャー

電気がなくても洗濯できる、小型の「手動洗濯&脱水機」。
使い方は簡単で、洗濯物と水を入れて手でハンドルを回すだけ! 
遠心力で洗いから脱水まで可能です♪
電気不要、女性でも持ち運びできる重さなので、キャンプやアウトドアなどいろいろな場所で手軽に使えます。
ふだんの生活に加えてもしもの災害時にも使える、たのもしい2台目になりそうです♪

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手洗い洗濯は面倒!洗濯機でも節約する方法

ここまで手洗い洗濯の方法を紹介してきましたが、家族が多くて毎日手洗いはムリという人も多いでしょう。

洗濯機でも水量を減らすことで、水道代を節約できますよ。
具体的な方法は、以下のとおりです。

  • 残り湯を使う
  • まとめ洗いをする
  • すすぎを1回にする

すすぎは通常2回に設定されていますが、1回にすると年間で約3000円節約できます。
その場合は、すすぎ1回でOKの洗剤を使いましょう。

界面活性剤が多く配合されている市販の洗剤は、通常すすぎを2回する必要があります。
すすぎ残しがあると、肌荒れや洗濯物の臭いの原因になることも。

今回紹介するクリーニング屋さんでも使われているプロ仕様の洗剤は、界面活性剤を0.5%以下に抑えているから、すすぎは1回でOK!

節水・節電、時短を実現します。
手洗い洗濯でも柔軟剤なしで、ふっくらやわらかく洗い上がるのもうれしいポイント!
粉洗剤ですが、水に溶けやすいから手洗いでも安心して使えます。

1回の洗濯で必要な洗剤の量は、一般的な粉洗剤の半分以下だからコスパも抜群♪

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まとめ

洗濯物を手洗いにすることで、年間で約9,000円〜18,000円節約できます。
節約以外の手洗いのメリットとして、下記を紹介しました。

  • 衣類が傷みにくい
  • 出張先やキャンプ、旅先でも洗濯できる
  • 色落ちや色移りを防げる
  • シミをピンポイントで落とせる

一人暮らしの人は洗濯物が少ないため、手洗いで節約するのもいいかもしれません。

家族が多くて手洗いはムリという人は、残り湯を使ったり、すすぎを1回にしたりするなどの節約を取り入れてみてはどうでしょうか。

手洗いするときは、今回紹介したゴム手袋やバケツなどのグッズを揃えておくとスムーズです!

フェリシモ「Kraso(クラソ)」では、今回ご紹介した商品以外にも、さまざまなおしゃれなグッズが揃っています。

気になる人は、ぜひ公式サイトをチェックしてみてくださいね!

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