部屋干しでも洗濯物を早く乾かすコツ5選|乾燥時間を短縮できる便利な家電も紹介
雨の日や梅雨の時期、寒い季節は洗濯物が乾きにくくて困りますよね。
洗濯物は乾くまでに時間がかかると、雑菌が繁殖して臭いの原因にもなります。
早く乾かすには「気温・湿度・風量」の条件を整えることが大切。
干し方を工夫したり、便利家電を利用したりすれば、乾燥時間を大幅に短縮できますよ♪
本記事では、洗濯物を早く乾かすコツ5選と乾燥時間を短縮できる家電について解説します。
すぐに活用できる方法もあるので、毎日の洗濯に取り入れてみてくださいね♪
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洗濯物を早く乾かすために必要な条件3つ
洗濯物を早く乾かすには、以下の3つの条件が必要です。
- 気温が高い
- 湿度が低い
- 風量が多い
しかし、自然環境下で3つの条件をすべて満たすのは難しいです。
気温のベストは夏ですし、湿度のベストは秋から冬、風はその日の気圧に影響されます。
ただし、干し方の工夫や便利家電の活用で、3つの条件を満たすことは可能です。
まずは、早く乾かすコツを紹介します。
洗濯物を早く乾かすコツ5つ
洗濯物を早く乾かすコツ5つは、以下のとおりです。
- 脱水時にバスタオルを入れる
- 干した洗濯物の下に丸めた新聞紙を置く
- こぶし1つ程度の間隔をあけて干す
- アーチ型になるように干す
- 重なる面積が小さくなるように干す
順番に見ていきましょう。
脱水時にバスタオルを入れる
洗いが終わって脱水が始まる前に、いったん洗濯機を止め、乾いたタオルを入れてください。
タオルがほかの洗濯物の水分を吸ってくれるから、ふつうに脱水するより洗濯物の水分量が減り、乾きも早くなります♪
タオルは大きければ大きいほど水を吸うので、フェイスタオルよりもバスタオルのほうがおすすめです!
タオルの繊維が衣類につくのが気になる人は、衣類をネットに入れて洗濯するといいですよ。
とくに黒い衣類は白い繊維が目立つので、ネットで保護してあげましょう。
干した洗濯物の下に丸めた新聞紙を置く
干した洗濯物の下に丸めた新聞紙をいくつか置いておくと、洗濯物が早く乾きます!
空気中の水蒸気は下に降りる性質があるため、新聞紙を洗濯物の下に置くと、洗濯物から出た湿気を吸ってくれるのです。
新聞紙は、広げて置くより丸めることで表面積が大きくなり、吸湿性がアップしますよ◎
こぶし1つ程度の間隔をあけて干す
洗濯物が多いからといって詰めて干すと、生乾き状態が続いて臭いの原因になることも…。
とくにピンチハンガーを使うときは、すべての洗濯ばさみに干したくなりますが、あえて隙間をあけて詰めすぎないよう注意しましょう。
洗濯物を干すときは、こぶし1個分を目安に間隔をあけると、風が通って乾きやすくなります♪
とくに冬場は厚手の衣類が増えて、ピンチハンガーに干しても間隔が狭くなりがち。
厚手の衣類のとなりは薄手の衣類を干すなどして、間隔をあけるよう意識しましょう!
アーチ型になるように干す
洗濯物は、アーチ型に干すと乾きやすいです。
外側はタオルなど長くて乾きにくいもの、内側は短く乾きやすい靴下などを干すと、アーチ型になります。
アーチ型に干すと早く乾く理由は、空気の流れが生まれやすいためです。
詳しくは以下のとおりです。
- 濡れた洗濯物の周りの温度は、それ以外の場所と比べて低くなる
- 洗濯物周りの温度が下がる分、洗濯物のアーチの内側には温かい空気がたまる
- 温かい空気は上に向かう性質があるため、洗濯物の上へと向かって空気の流れを作る
- 空気の流れが生まれて洗濯物が早く乾く
靴下や下着などの小物をピンチハンガーに干すときも、アーチ型を意識してみましょう♪
重なる面積が小さくなるように干す
タオルやシーツなどの大きい物を干すときは、できるだけ重なる部分が小さくすると乾きやすいです。
重ならないようにするためには、以下のような干し方があります。
- 竿(さお)を2本使ってタオルがM字になるように干す
- 竿にハンガーをかけて、その上にタオルをのせてA字になるよう干す
ふつうに干す場合でも、タオルの両端をそろえずに、どちらかが長くなるようにずらすと乾きが早くなるので試してみてください♪
また、フードやポケットのある衣類も、生地が重なっていて乾きにくいですよね。
ポケットのある衣類は裏返しにしてポケット部分を表にしたり、フード部分だけをピンチハンガーで持ち上げて布の重なりを減らしたりすると、乾きやすくなります。
【部屋干し】洗濯物を早く乾かす家電5つ
以下では、部屋干しの洗濯物を早く乾かす家電を5つご紹介します。
- 除湿器
- エアコン
- 扇風機・サーキュレーター
- 浴室乾燥機
- 衣類乾燥機
順番に見ていきましょう。
除湿器
雨の日や梅雨時期は室内外の湿度が高く、ジメジメしています。
湿度が高いと、水分が蒸発しにくいため洗濯物が乾きにくいです。
洗濯物を早く乾かすには湿度を下げることが重要なので、除湿器を使って湿気をとりましょう。
最近の衣類用除湿器は湿気をとるだけでなく、送風機能がついているものも多いです。
風を送ることで、さらに洗濯物が乾きやすくなります♪
最初は風が当たっている部分だけが乾きますが、2〜3時間もすれば全体的に乾きます。
エアコン
エアコンには冷房、暖房、除湿機能がついているため、季節に応じて最適なものを使うと洗濯物が早く乾きます。
たとえば冬場であれば、暖房で室内の気温を上げる、湿気の多い季節なら除湿機能で湿気をとるなどです。
エアコンは風も出るので、洗濯物が乾く条件である「温度・湿度・風」のすべてを満たせる万能アイテムです。
扇風機・サーキュレーター
洗濯物を早く乾かすには、扇風機やサーキュレーターの風を洗濯物に当てるのも効果的です。
洗濯物から出る水蒸気は下に降りるため、洗濯物は下のほうが乾きにくいです。
そのため、風は洗濯物の下に向けて当てるようにしましょう!
首振り機能を使って広範囲に風を送れば、洗濯物を均等に乾かせますよ♪
扇風機やサーキュレーターを使えば、だいたい3〜4時間で乾きます。
浴室乾燥機
浴室乾燥機も洗濯物を早く乾かすのに便利です。
浴室乾燥機がない場合でも、24時間換気システムをまわしておけば他の場所より早く乾きますよ。浴室が濡れた状態だと乾きが遅くなるため、洗濯物を干す前にしっかり湿気は取り除いておいてください!
浴室乾燥機を使えば、だいたい2〜3時間で乾きます。
衣類乾燥袋
布団乾燥機を持っている人なら、90分で洗濯物を乾かせるのが衣類乾燥袋です。
使い方は簡単で、洗濯物を干したハンガーにかぶせてセットするだけ。
お手持ちの布団乾燥機を利用して、洗濯物をハンガーごと素早く乾燥できます。
雨の日はもちろん、花粉の季節や乾きの遅い秋冬の部屋干しでも大活躍してくれます♪
短時間で効率的に乾かせて、生乾き臭の心配ともおさらばです。
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洗濯物を早く乾かす方法でよくある質問
洗濯物を早く乾かす方法でよくある質問は、以下のようなものがあります。
- ドライヤーを使うのはあり?
- ホテルで洗濯物を早く乾かす方法はある?
- 多くの洗濯物を一番早く乾かす方法は?
- 夜に洗濯物を早く乾かす方法は?
順番に見ていきましょう。
ドライヤーを使うのはあり?
洗濯物を早く乾かすのにドライヤーを使うのはおすすめできません。
衣類の一部分に集中して熱を当てるため、生地が傷んだり縮んだりする恐れがあるからです。
どうしても早く乾かしたいときは、ハンガーにかけた状態で熱風をあてましょう。
もっと早く乾かしたい場合は、以下の方法を試してください。
- 大きめのビニール袋に洗濯物を入れ、袋の先端を切って穴をあける
- ドライヤーを袋に差し込んで熱風をあてる
熱風が袋内にいきわたるため、まんべんなく早く洗濯物を乾かせます。
ホテルで洗濯物を早く乾かす方法はある?
旅行先のホテルで洗濯物を乾かしたい場合は、洗濯物干しラックやピンチハンガーを貸してくれるところもあるので、問い合わせてみましょう。
ホテルでの部屋干し用に、小さめのハンガーかけを持参するのもおすすめです。
今回紹介するのは、ドアや引き出し、鴨居(かもい)などに引っ掛けるだけで、部屋干しスペースを確保できるハンガーかけ。
ハンガー5本分を等間隔に並べてしっかり乾かせます。
フックと壁面プレートは、家具などを傷つけにくく適度にやわらかい樹脂製なので安心♪
ホテルのドアや引き出し、浴室のバーなど、どこでも部屋干しが可能です♪
使わないときはコンパクトに折りたためるから、持ち運びもラクです。
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フェリシモでは、ほかにも多くの部屋干しグッズを取り揃えています。
気になる人は、ぜひ以下の記事からチェックしてみてくださいね♪
多くの洗濯物を一番早く乾かす方法は?
大量の洗濯物を早く乾かしたい場合は、コインランドリーの利用がおすすめです。
乾燥時間は約30分〜40分、300円〜400円で乾かせます♪
洗濯と乾燥のどちらも行う場合は、700円〜800円かかります。
夜に洗濯物を早く乾かす方法は?
朝は忙しくて、なかなか日中に洗濯物を干せない方も多いのではないのでしょうか。
夜に洗濯物を干す場合は、室内で除湿器やエアコンを使って早く乾かすのがおすすめです。
夜に外干しすると、以下のようなデメリットがあります。
- 洗濯物に虫がつく
- 下着などを盗まれやすい
- 急な雨などに対応できない
- 夏以外は洗濯物が乾きにくい
夜に洗濯する場合は、室内を除湿して部屋干しにしましょう!
まとめ
洗濯物が早く乾く条件は以下の3つです。
- 気温が高い
- 湿度が低い
- 風量が多い
洗い方や干し方を工夫したり、除湿器などの便利グッズを使ったりすれば、これらの条件を満たせるため早く洗濯物を乾かせます。
とにかく早く洗濯物を乾かしたい人は、コインランドリーや今回紹介した衣類乾燥袋を利用するのも手です。
コインランドリーなら、多くの洗濯物を30分程度で乾かせます。
布団乾燥袋は、衣類乾燥袋を持っている人なら簡単に繰り返し使えるのでおすすめです。
約90分で乾かせるから、雨の日や秋冬にも活躍してくれますよ。
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気になる方は、ぜひ公式サイトをのぞいてみてください。