『ワイシャツの襟汚れが落ちないけど、仕方がない……』と諦めていませんか?
黄ばみや黒ずみがついた襟汚れは、通常の洗濯だけでは落ちません。
そこで本記事は、ワイシャツの襟汚れを簡単に取る方法を紹介しています。
- 自宅でワイシャツを洗濯している
- ワイシャツの黄ばみや黒ずみが気になる
- 自宅にあるアイテムで汚れを落としたい
このような人はぜひ参考にしてくださいね。
ワイシャツがきれいだと着心地も良く、仕事でも好印象を与えます。
時間がたった汚れでもきれいに落とせるので、ワイシャツの襟汚れにお悩みの人はぜひ試してみてくださいね♬
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※商品については、販売状況により「販売終了」することもありますので、各商品ページでご確認ください。
ワイシャツの襟汚れの原因・正体とは?
ワイシャツの襟汚れの正体は「皮脂」です。
身体のなかでも皮脂は首周りに多いため、ワイシャツの襟元には皮脂や汗の汚れがたまってしまいます。
『毎日洗濯しているのに……』と思う人もいるかもしれませんが、ワイシャツの繊維に入り込んだ皮脂は洗濯で落としきれずに残ってしまうことも。
そのまま放置すると、頑固な黒ずみに変化してしまいます。
頑固で落ちにくい汚れになる前に、黄ばみを見つけたら早めに落とすことが重要です◎
また、ワイシャツの襟元はいつの間にか黄ばみに変化していることもあります。
日頃から襟元を汚さない工夫もしていきましょう。
ワイシャツの襟汚れを簡単に落とすアイテム
ワイシャツの襟汚れを簡単に落とすアイテムを6つ紹介します。
- 固形洗濯石けん
- 酸素系漂白剤
- 食器用洗剤
- 重曹とクエン酸
- クレンジングオイル
- 襟汚れ専用の洗濯洗剤
どれも襟汚れを落とす最強のアイテムです♬
まずは自宅にあるアイテムから試してみましょう。
固形洗濯石けん
固形洗濯石けんは一般的に弱アルカリ性です。
アルカリ性は酸性の汚れを分解させるので、皮脂汚れ(酸性)に強くておすすめ♬
使い方も非常に簡単で、襟元の汚れた部分に直接こすりつけて衣類をもみ洗いするだけ。
小さい洗濯板を使えば洗いやすいですよ♬
丁寧にもみ洗いすることで、繊維の奥深くにたまっていた汚れをかきだせます◎
『固形洗濯石けんは滑って使いにくい』という人は、スティックのりと同じように容器の底を回して使うスティックタイプもあります。
スティックタイプを使えば、手を汚さずに使えるので洗濯も手軽です。
また、固形洗濯石けんには蛍光増白剤が入っている場合もあります。
色物のワイシャツに使うと色落ちや変色する可能性があるので注意しましょう。
酸素系漂白剤
襟汚れには酸素系漂白剤もおすすめです。
〈事前に準備する物〉
- 酸素系漂白剤(オキシクリーン)
- 桶(おけ)
- お湯40〜60℃
- ゴム手袋混ぜる棒
〈洗い方〉
- 桶(おけ)にお湯とオキシクリーンを入れて混ぜる
- 襟汚れにつけて、もみ込む
- 5分ほどおいた後、洗濯機に入れて通常コースで洗う
たった5分と短い時間でも、つけ置きすることで新品のような白さを取り戻します。
オキシクリーンを計量することが面倒な人は、個包装タイプがおすすめです。
個包装タイプだと、お湯の中にささっと一袋入れるだけでOK◎
オキシクリーンが襟汚れに届くよう、しっかりもみ洗いも忘れずにしましょう。
色柄物も洗えるので、ワイシャツの他にも黄ばみや黒ずみが気になる衣類と一緒につけ置きできます。
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食器用洗剤
実は、キッチンで使っている食器用洗剤も皮脂汚れに最適です◎
〈事前に準備する物〉
- 食器用洗剤
- スポンジ
- 歯ブラシ
〈洗い方〉
- 襟汚れ部分をお湯でしっかり濡らす
- 食器用洗剤を数滴垂らす
- 歯ブラシで優しくこすり洗いする
- 黄ばみが取れたら水ですすぎ流す
- 洗濯機に入れて通常コースで洗う
歯ブラシでこすり洗いするときは、ワイシャツの生地を痛めないように優しくこすりましょう。歯ブラシの方向を変えながらこすると、食器用洗剤が繊維の奥まで届いて汚れが取れやすくなります。
フェリシモには、洗剤ボトルとブラシが一体になったスポットブラシがあります。
ボトル部分に食器用洗剤を入れて使用するアイテムです。
ボトル底面にあるボタンを押すと適量の洗剤がでてくるので、襟汚れに直接洗剤をつけることができます。立てて収納できるので置き場所にも困らず、万が一倒れても液体洗剤が漏れることはありません。
部分洗いにおすすめの洗濯ブラシです♬
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重曹とクエン酸
重曹とクエン酸を使って襟汚れを落とすことができます。
「アルカリ性の重曹」と「酸性のクエン酸」が混ざると中和反応で泡が発生し、泡の力で汚れが落ちます。
〈事前に準備する物〉
- 桶(おけ)
- 小さい容器(重曹ペーストを作成)
- 重曹
- スプーン
- スプレー容器(クエン酸スプレーを作成)
- クエン酸
〈洗い方〉
- 小さい容器に重曹ペースト(水:重曹=250ml:小さじ1)を作成
- 作った重曹ペーストをスプーンで襟元の汚れ部分に塗る
- スプレー容器にクエン酸スプレー(水:クエン酸=100ml:小さじ1/2)を作成
- 作ったクエン酸スプレーを重曹ペーストを塗った上に吹きかける
- 中和反応がおこりシュワシュワと発泡
- 泡がなくなったら優しくもみ込む
- ペースト部分は洗い流す
- 洗濯機に入れて通常コースで洗う
『重曹を襟汚れに振りかけるだけでは効果がないの?』と思う人もいるかもしれませんが、ペースト状にすることで汚れへの密着力が高まります。
ひと手間かかりますが、重曹とクエン酸を使った方法は色柄物のワイシャツにも使えます。
クエン酸スプレーはキッチンやトイレの掃除にも使えるので、ぜひ試してみてくださいね!
クレンジングオイル
女性なら持っている人も多い、クレンジングオイルでも襟汚れは落とせます。
〈事前に準備する物〉
- クレンジングオイル
- 桶(おけ)
〈洗い方〉
- 襟汚れ部分にクレンジングオイルを直接塗る
- 優しくもみ込む
- お湯で洗い流す
- 洗濯機に入れて通常コースで洗う
皮脂汚れは油なので、メイクを落とす要領でクレンジングオイルが使えます。
襟元の黄ばみだけでなく、ファンデーションや口紅の汚れも落とせますよ◎
ただ、濡れている衣類にクレンジングオイルを使用すると洗浄力が低下するので、衣類が乾いた状態で塗るようにしましょう。
使っていないクレンジングオイルは捨てずに、襟汚れを落とす際にぜひ使ってみてくださいね♬
襟汚れ専用の洗濯洗剤
忙しい朝に洗濯している人には、手軽に使える襟汚れ専用の洗濯洗剤がおすすめです。
洗濯をまわす前に、襟汚れ部分にささっと洗剤を塗り込んで洗濯機に入れるだけ。
液体タイプには、そのままこすり洗いできるヘッド付きや、スプレータイプがあります。
ヘッド付きの場合は、繊維の奥にたまった汚れに直接洗剤を塗り込みます。
スプレータイプの場合は、黄ばみ部分にスプレーするだけでOK!
時間がなくても簡単に襟汚れを落とせるので、洗濯の手間を省きたい人に最適です◎
ワイシャツの襟汚れを予防するポイント8つ
ワイシャツの襟汚れを予防するポイントは8つあります。
- ベビーパウダーを塗る
- 汚れ防止スプレーを使う
- 汚れガードシートを使う
- 汗をこまめに拭く
- 40度前後のお湯で洗う
- 洗濯物は長時間放置しない
- 洗濯のりを使う
- 定期的にクリーニングにだす
順番に見ていきましょう。
ベビーパウダーを塗る
ベビーパウダーには皮脂を吸収する働きがあります。
そのため、ベビーパウダー少量を襟の内側に塗り込むだけで汚れを防げますよ◎
ベビーパウダーを購入するときは、でんぷん(コーンスターチ)が含まれているものを選ぶようにしましょう。でんぷんは皮脂を吸収する役割を持っています。
購入時は成分をしっかりチェックしてくださいね。
使い方は、ワイシャツを着る前に襟の内側にサッと塗るだけ。
洗濯する際は、そのまま洗濯機に入れて洗うだけでOK!
簡単で手軽な方法なので、ぜひ試してみてくださいね。
汚れ防止スプレーを使う
襟汚れを防ぐ、襟汚れ防止用のスプレーもあります。
汚れを防ぐだけでなく、除菌や防臭効果もあり、効果は夜まで継続してくれるという優れもの◎
ワイシャツを着る前に、襟の内側へシュッと吹きかけるだけでOK!
乾燥に少しだけ時間がかかるので、寝る前にスプレーしておくと朝の支度に余裕をもてますよ♬
汚れガードシートを使う
襟の内側にシートを貼るだけで、衣類の繊維に皮脂汚れがうつるのを防ぎます。
無色透明で目立たないので、仕事のときでも安心して使えますよ◎
シートは最適サイズにカット済みなので、朝からペタっと貼るだけと簡単です。
大切にしたいワイシャツには汚れガードシートを貼って、黄ばみを防ぎましょう。
汗をこまめに拭く
襟の黄ばみの原因は皮脂のため、汗はこまめに拭くようにしましょう。
それに加えてベビーパウダーや汚れ防止用のスプレーを使ったり、汚れガードシートを貼ったりすると黄ばみを防げます。
とくに暑い季節は汗と同じくにおいも気になりますよね。
汗自体にはほとんどにおいがないとされていますが、汗が垢(あか)や皮脂などと混ざり合って嫌なにおいになってしまいます。
汗が多い人は制汗剤の利用も検討してみましょう。
さまざまな種類の制汗剤がありますが、発汗自体を抑えてくれるものもありますよ。
40度前後のお湯で洗う
皮脂の汚れが落ちやすい温度は40度前後です。襟汚れを洗う時は水ではなくお湯を使うようにしましょう。
お湯で洗うことで、皮脂汚れの蓄積を防ぎます。
ワイシャツをお風呂の残り湯で洗う場合は、すすぎでは使わないように注意してください。
残り湯には皮脂汚れや雑菌が残っており、すすぎに使用するとせっかく洗ったワイシャツに菌が残ってしまいます。
また、入浴剤が入ったお湯はワイシャツへ色移りする可能性もあるため、使わないようにしましょう。
洗濯物は長時間放置しない
ワイシャツを着用したあとは、短時間でも皮脂や汗が染み込みます。
とくに梅雨時期や夏場は皮脂の分泌量が多く、週末にまとめ洗いをしている人は注意が必要です。
皮脂がついたままの状態で長時間放置していると、次第に変色して黄ばみの原因となってしまいます。
汚れがどんどん蓄積する前に、ワイシャツは早めに洗濯するようにしましょう。
洗濯のりを使う
ワイシャツのお手入れで大変なのが毎日のアイロンがけ。
『洗濯のりを使ってみようかな……』と考えたことはありませんか?
洗濯のりはワイシャツの形をキレイに仕上げるだけでなく、襟汚れも防止してくれます。
洗濯のりによってワイシャツの生地がコーティングされ、皮脂や汗など汚れが付きにくくなりますよ◎
襟汚れを防ぐだけでなく、ワイシャツをパリッと仕上げたい人は洗濯のりの活用がおすすめです。
定期的にクリーニングにだす
普段はお家の洗濯で十分ですが、定期的にクリーニングに依頼することも大切です。
黄ばみが目に見えなくても、衣替えのタイミングでクリーニングにだしておけば、繊維の奥に蓄積した黄ばみをきれいに取り除けます。
時間がたったワイシャツの黄ばみや黒ずみは汚れが落ちにくくなるので、早めにクリーニングへ依頼するようにしましょう。
襟汚れ 落とし方 Q&A
襟汚れの落とし方について、よくある質問をまとめました。
- ブラウスやポロシャツの襟汚れは、ワイシャツと同じように落としていい?
- ワイシャツの襟汚れがどうしても気になるときは?
- 衣替えでシャツの黄ばみを発見!対処方法は?
順番に解説していきます。
ブラウスやポロシャツの襟汚れは、ワイシャツと同じように落としていい?
ブラウスやポロシャツの襟汚れも、ワイシャツと同じように洗濯できます。
しかし、生地によっては使えないアイテムもあります。
洗濯表示 | 漂白剤 |
酸素系漂白剤、塩素系漂白剤どちらも使用可能 | |
酸素系漂白剤は使用可能塩素系漂白剤は使用不可 | |
酸素系漂白剤、塩素系漂白剤どちらも使用不可 |
必ず洗濯表示を確認して取り扱うようにしてください。
襟汚れがひどいものや繊細な生地の場合は、クリーニングに依頼したほうが確実なことも。
洗濯表示は可能だからといって無理にゴシゴシ洗わないようにしてください。
他にも、刺繍やラメ、フリルといった装飾がついている衣類は、洗濯ネットに入れて洗うようにしましょう。
衣類に対して小さすぎる洗濯ネットに入れるとシワの原因になるので、適切なサイズの洗濯ネットを選ぶようにしましょう。
ワイシャツの襟汚れがどうしても気になるときは?
最近のワイシャツのなかには、汚れを落としやすくする「防汚加工」が施されている製品もあります。防汚加工とは、生地への汚れが付きにくく、もし汚れても落ちやすくするための加工のことです。
防げる汚れの種類は、食べ物のシミや化粧品などの油性の汚れから、汗など水性の汚れまで幅広いです。
汚れを未然に防ぎたい人は、「防汚加工」がされているワイシャツを使うようにしましょう。
衣替えでシャツの黄ばみを発見!対処方法は?
目には見えない皮脂や汗が衣類に残った状態で長期保管してしまうと、次のシーズンでいざ着ようとしたときに黄ばみを発見することもあります。
衣類を保管する前に、酸素系漂白剤でつけ置き洗いをしておきましょう。
頑固な黄ばみになった場合、薄くなる程度で完全には取れないこともあります。
黄ばみを残さないためにも、片付ける前にしっかり洗うことが大切です。
そこで、つけ置き洗いにおすすめのアイテムを2つ紹介します。
使わないときは折りたたんでフラットに収納できる、大容量の角形バスケットです。
水抜き栓があるため、排水も簡単にできます。
持ち手付きだから移動もらくらく♬
つけ置きだけでなく、掃除用バケツとして使ったり、キッチンで使ったりと大活躍間違いなしのバスケットです◎
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つけ置き洗いを手軽にできるジッパー付きの洗濯バッグです。
洗濯バッグに目盛りが付いているため、水の量を簡単に計測できるのが特徴◎
底にはマチがあるから、つけ置きしているときもしっかり自立してくれます。
ジッパー付きだから衣類だけでなく、上履きのつけ置きにもおすすめです♬
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まとめ
この記事では、ワイシャツの襟汚れを簡単に落とす方法について紹介しました。
家庭にあるアイテムで簡単に汚れが落ちるのでぜひ試してみてくださいね!
ワイシャツを長く使っていくためにも、お手入れはこまめにしていきましょう♬
フェリシモ「Kraso(クラソ)」では、他にもさまざまな便利アイテムが揃っています。気になる方は、ぜひ公式サイトをのぞいてみてください。