「靴の中で足が蒸れて気持ち悪い」「外出先で靴をぬぐとき、足の臭いが気になる」という人も多いでしょう。
足は汗腺が多く集まっているので、夏でも冬でも汗をかきやすい場所なんです。
そこに熱や湿気がこもり、蒸れて雑菌が繁殖して臭いの原因に…。
本記事では、足蒸れや気になる足の臭い対策をまとめました。
足汗を抑えるスプレーやクリーム、足汗や臭いを吸収する靴下や中敷きなど、手軽に取り入れられる便利なアイテムも多く紹介しています!
足蒸れや足の臭いにお悩みの人は、ぜひ参考にしてください!
足が蒸れる原因
足の甲や足裏には、汗を分泌するエクリン汗腺が多く存在しており、ほかの体の部位より汗をかきやすいです。
足から出る汗の量は、1日に約コップ1杯分と言われています。
また、靴は足にフィットしているため、熱が逃げる隙間がありません。
湿気がこもりやすく、足が蒸れる原因になります。
とくに気温や湿度の高い夏場は、短時間でも靴の中が蒸れやすいです。
足が湿って不快に感じたり、雑菌が繁殖して悪臭の原因になったりするので、適切に対処してサラサラの足をキープしたいですね。
足蒸れ対策法5選
「足が蒸れて気持ち悪い」「いつもフローリングに足跡がついてしまう」とお悩みの人も多いでしょう。
足汗によるフローリングの足跡は、自分の家ならまだしも人の家だと気まずいですよね…。
いつも快適サラサラの足をキープしたい人は、以下の対策法を試してみてください!
- 通気性のいい靴をはく
- 足用の制汗剤を使う
- 吸水・速乾性のある中敷きを使う
- 厚手の靴下をはく
- 靴を乾燥させる
順番に見ていきましょう。
通気性のいい靴をはく
靴の通気性は素材によりさまざまです。
メッシュやニット、本革を使った靴は通気性がよいので足が蒸れやすい人にはオススメです。
また特殊な加工で、湿気を逃がす工夫のされた靴もあります。
今回紹介するのは、特殊な人工皮革を使用した晴雨兼用のモンクストラップシューズです。
人工皮革の表面層には、液体は通さずに気体だけを通す極小の空気穴が空いており、靴の中の熱や湿気を外に逃してくれます。
まるで靴が呼吸をするように、1日中蒸れにくく快適な履き心地です。
靴底は防水シート入りで、雨のしみ込みをガードしてくれるところも◎
甲の高さに合わせてベルトが調整でき、ゴムが仕込まれているので着脱もラク♪
中敷きとかかと部分にもクッションが入っており、履き心地にもこだわっています。
el:ment 晴雨兼用 雨をはじいて、湿気をにがす ゴムで履きやすい モンクストラップシューズ〈マイクロフレッシュ素材使用〉
1足 ¥6,200(+10% ¥6,820)
足用の制汗剤を使う
足が蒸れてジメジメするのは汗が原因です。
汗をかく前に制汗剤を使って発汗を抑えれば、気になる蒸れを軽減できます♪
足用の制汗剤には、以下のようなタイプがあります。
- ロールオンタイプ
- スティックタイプ
- クリームタイプ
- ローションタイプ
- スプレータイプ
中でもオススメなのが、クリームタイプとスプレータイプ。
クリームタイプは、足の指の間まで均一に塗りやすく、スプレータイプは簡単でべたつきにくいです。
足用の制汗剤を選ぶときは、ぜひ参考にしてくださいね♪
吸水・速乾性のある中敷きを使う
靴のサイズを調整するときや、クッション性を加えて履き心地をよくするために使われる中敷き。
最近では、特殊な機能がついたものもあるんです♪
足の蒸れが気になる人は、吸水・速乾性に優れた中敷きを使うと◎
靴の中の汗や湿気を吸ってくれるから、足が蒸れにくく快適に!
気に入っているけど蒸れやすい素材の靴も、汗をかいても蒸れにくい靴に変えられます。
中敷きは、こまめに交換したり、消臭効果のあるものを使ったりすれば、気になる足の臭いも軽減してくれるオススメのアイテムです。
消臭効果のある中敷きについては、あとで紹介するので参考にしてください♪
厚手の靴下をはく
厚手の靴下をはくと、暑くて多くの汗をかくから余計に蒸れるのでは?と思う人もいるでしょう。
しかし、分厚い靴下のほうが汗をよく吸うので、靴内部は蒸れにくくなります。
分厚い靴下といえば冬用のウール素材を思い浮かべるかもしれませんが、夏に暑い素材の靴下をはくのはつらいですよね。
夏にはく厚手の靴下でオススメなのが、コットンやリネン、メッシュ素材の靴下です。
通気性がいいので、少し分厚くても暑苦しくなく快適に過ごせます。
パンプスやヒールをはく機会が多く、ストッキングが蒸れて困るという人は、以下の商品がオススメです。
速乾ソールで蒸れしらずの素足風ハイソックス。
足先から足裏にかけて綿混素材を使用しているから、靴の中の蒸れも気にならず快適です。
シースルー素材なのにストッキングよりも伸びやかなはき心地で伝線しにくく、健康的な肌色に見せてくれます。
浅ばきのパンプスでもソール部分が見えにくいから、見た目も◎
速乾ソールで足裏さらさら のびのび素足風ハイソックスの会
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靴を乾燥させる
1日中はいて汗を吸った靴は、しっかり乾燥させる前にはいてしまうとすぐに蒸れてしまいます。
蒸れた状態の靴は足の蒸れや臭いだけでなく、靴の劣化の原因にもなります。
1回はいたら完全に乾くまで2〜3日乾かすのがよいでしょう。
靴を短時間で乾燥させたい人は、以下のような靴用の除湿剤を使うのがオススメです。
靴に差し込むだけで湿気を吸収してくれる靴用の除湿剤は、スニーカーやロングブーツ、お気に入りの靴の日々のお手入れに◎
湿気を吸うほどグミ状に変化する吸水ポリマーを使用しており、ぷにっとしたら交換のサイン!
替えどきがわかりやすいのもうれしいポイントです!
シンプルな見た目で、靴箱などにさりげなく掛けておけます。
湿気のこもりやすい玄関の除湿にも◎
1/d for Shoes 靴用除湿剤の会
月1組 ¥580(+10% ¥638) 特別価格キャンペーン¥418
足蒸れによる足の臭いの対策法5選
足が蒸れると気になるのが足の臭い。
友達の家に遊びに行ったときや、飲食店で座敷に上がる時など、安心して靴を脱げるようケアしておきたいものです。
ここでは足の臭い対策法を5つ紹介します。
- 足を清潔にする
- 靴を清潔にする
- 消臭効果のある中敷きを使う
- 靴を脱いだら消臭スプレーを使う
- 靴脱臭機を使う
順番に見ていきましょう。
足を清潔にする
汗をかいた高温多湿な靴や靴下の中は、雑菌が増えやすいです。
足や靴の臭いの原因は、雑菌が垢や汗の中の栄養成分を食べてしたフンにあります。
雑菌の繁殖を抑えるためには、垢を落とすことが大事!
汗自体は無臭なので、垢がなければ汗をかいても臭いはそれほど気にならないはずです。
足を清潔に保つコツは以下のとおりです。
- 毎日石けんやボディソープを泡立てて洗う
- 足の爪・指の間・甲・裏もしっかり洗う
- 清潔なタオルでしっかり拭く
- 清潔な靴下をはく
- 爪を短く切る
- 角質のケアをする
意識して足を清潔に保ちましょう。
靴を清潔にする
靴が汚れていたり蒸れていたりすると、せっかく足を清潔にしていても雑菌がついてしまいます。ここでは洗える靴と洗えない靴にわけて、清潔に保つ方法を紹介します。
合皮や本革など、洗えない素材の靴を清潔に保つ方法は以下のとおりです。
- 靴の中に丸めた新聞紙を入れる
- 布に包んだ重曹を入れる
- 天日干しをする
湿気を吸い取り雑菌の繁殖を抑えてくれるのでオススメです。
天日干しにする際は、日焼けによる変色に気をつけてください。
上靴やスニーカーなど洗える素材の靴は、洗って清潔に保ちましょう。
ゴシゴシこするのが面倒という人にオススメなのが、漬け置きしておくだけで洗浄できるシューズクリーナーです。
上靴やスニーカーなど布製の靴に使用できる、酸素と酵素の力で洗浄&除菌するシューズクリーナー。
カラータイマー付きで、水の色が青から透明になったら洗いあがりの合図です!
目安を教えてくれるから、家族の靴洗いもらくちんに♪
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消臭効果のある中敷きを使う
消臭効果のある中敷きを敷けば、足の嫌な臭いを吸い取ってくれます。
ここでは、デザインもかわいいアイテムを2つ紹介します。
水中写真家・鍵井靖章(かぎいやすあき)さんの色彩豊かな写真を映し込んだインソールは、靴を履くたび、海にそーっと足を踏み入れているような感覚に♪
歩行をサポートするクッション入りで履き心地がよく、消臭効果のある活性炭シートが気になる臭いを抑えます。靴のサイズに合わせてカットできるから、22〜24.5cmと幅広いサイズにフィットします!
透明感あふれる水中世界をたのしんで。
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足取りが軽くなりそうな花柄がかわいいインソールは、うれしい抗菌防臭・消臭効果つき。
足指の付け根やかかと、体重のかかる部分に入れたふんわりクッションが足への衝撃をやわらげ、歩きやすさがアップ!
靴のサイズに合わせて簡単にカットできるため、22cmから24.5cmまで対応します。
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靴を脱いだら消臭スプレーを使う
即効性があって、簡単に使えるのが靴の消臭スプレーです。
使い方は簡単で、出かける前や靴を脱いだ後などに、靴下や靴の中にスプレーするだけ。
消臭スプレーをふることで臭いの原因となる雑菌の繁殖を防げます。
コンパクトなものなら外出時にも持ち運びしやすく、気になったときにサッとスプレーできるのもメリットです。
靴脱臭機を使う
靴脱臭機は、靴に差し込んでスイッチを押すだけで、臭いの原因となる雑菌の繁殖を抑え、靴の乾燥を促進します。
値段は高いですが、靴の臭いや蒸れに悩んでいる人や、手軽にしっかり消臭したい人にはオススメです。
スニーカー・革靴・パンプスなど、機械を差し込んでも型崩れしない靴であれば、どれでも使えるので便利です。
足の蒸れや臭いに関するQ&A
足の蒸れや臭いに関するよくある質問をまとめました。
- 冬の足蒸れ対策は?
- 足が蒸れにくい靴下の素材は?
- 蒸れやすい靴の素材は?
- 蒸れ以外に足が臭くなる原因はある?
順番に見ていきましょう。
冬の足蒸れ対策は?
冬の足蒸れ対策には、5本指ソックスがオススメです。
冬は寒いのに、なぜ足だけ汗をかくのか疑問に感じる人もいるでしょう。
冬は冷えた足を温めようと、たくさんの血液が足に送られます。
血液が多く足に運ばれ体温が上がると、今度は体温を上げすぎないよう足に汗をかくのです。
この悪循環を止めるには、足を冷やさないことが大事。
5本指ソックスをはくと足の指の間の汗をしっかり吸収・乾燥できるので、汗・冷え・臭いなどの原因を解消してくれます。
ただし、化学繊維の靴下は汗を吸いにくく、濡れた状態が続くことで余計に足が冷えるのでオススメできません。
綿、麻、絹などの天然素材でできた靴下を選ぶようにしましょう。
足が蒸れにくい靴下の素材は?
コットンやリネン、メッシュ素材の靴下は通気性がいいため、足が蒸れやすい人にオススメです。
また、薄い靴下より分厚い靴下のほうが汗を吸うため、足が蒸れにくくなります。
とくに5本指ソックスは、汗をかきやすい足の指の間まで布が当たっているため、よく汗を吸ってくれます。
足汗を吸収してくれる機能のついた靴下もあるのでチェックしてみてください!
蒸れやすい靴の素材は?
靴は素材によって、蒸れやすいものと蒸れにくいものがあります。
ハイヒールや合皮の革靴は、空気を通さないため熱や湿気がこもりやすく、蒸れやすいです。逆に革靴は空気を通すため蒸れにくいです。
蒸れ以外に足が臭くなる原因はある?
足が蒸れるのは、足汗以外にも疲労や病気が原因の場合もあります。
不規則な生活やストレスが原因の疲労臭や内臓疾患、多汗症の可能性もあるので注意しましょう。
ストレスのない規則正しい生活でコンディションを整えることが大事です。
まとめ
足蒸れの原因である汗を抑えたり、汗を吸収する靴下や中敷きを使ったりすれば、足の蒸れや気になる臭いも抑えられますよ。
また雑菌を繁殖させないために、足を清潔に保つことや靴を乾燥させることも大事です。
日頃のケアや対策は便利なアイテムに頼りながら、簡単に済ませましょう♪
フェリシモ「Kraso(クラソ)」では、今回ご紹介した商品以外にも、さまざまなおしゃれなグッズが揃っています。
また、足汗の対策グッズは以下の記事でも紹介しているので、こちらも参考にしてみてください!