コーヒーを飲んだあとに出るコーヒーかす。そのまま捨ててしまっていませんか?
コーヒーかすは乾燥させることで、消臭や虫よけなど、日常のさまざまなシーンで再利用できる驚くべき効果が!

本記事では、コーヒーかすの再利用法や用途について解説します。

また、コーヒーかすの再利用におすすめの商品も3つ紹介します。

この記事を読めば、コーヒーかすを有効活用できるから、今まで購入していた消臭・脱臭アイテムや虫よけグッズを買う必要がなくなるかも!

すぐに真似できるアイデアばかりなのでぜひ参考にしてください♪

コーヒーかすはしっかり乾燥させてから再利用しよう!乾燥方法3つ

コーヒーかすは、湿ったまま再利用するとカビがはえるため、サラサラする程度まで乾燥させてから使いましょう。

乾燥させたコーヒーかすは、空き瓶などに入れて保存するといいですよ。
コーヒーかすを乾燥させるには、以下のような方法があります。

  • レンジで乾燥させる
  • 天日干しで乾燥させる
  • フライパンで炒って乾燥させる

順番にみていきましょう。

レンジで乾燥させる

一番手っ取り早いのが、レンジを使った乾燥方法です。

かすが飛び散らないよう、少し深めの皿に平らになるように入れたら、そのままレンジで温めます

1回で乾燥させようとすると、加熱ムラが出て均一に乾燥できないため、途中で止めてスプーンなどで混ぜながら乾燥させましょう。

具体的には、600Wで1回30秒程度、合計2〜3分が目安です。
コーヒーかすには消臭効果があるので、電子レンジの中の匂いもとれて一石二鳥ですよ♪

天日干しで乾燥させる

一番エコなのが天日干しで自然乾燥させる方法です。
平らな皿やバットに薄く広げるだけなので、光熱費も手間もかかりません。

コーヒーかすの量が多い場合はとくにオススメですね。

風の強い日に外で干すと、コーヒーかすが飛んでいく恐れがあるため、心配な人は、日当たりのいい室内に干すとよいでしょう。
乾燥させる途中でカビがはえないよう、途中で2〜3回かき混ぜて完全に乾燥させてください。

天気のいい日に行えば、だいたい1日で乾燥できますが、まだ湿っている場合は2日間乾燥させましょう。

真夏であれば、半日程度でカラカラに乾きますよ。

フライパンで炒って乾燥させる

コーヒーかすは、フライパンで炒って乾燥させることもできます。

電子レンジのように何度も止めて混ぜる必要がないのでラクですが、焦がさないよう弱火でじっくり炒る必要があるため時間はかかります。

所要時間は、だいたいコーヒー5杯分で5分が目安です。

ただし、粗熱が取れるまでは湿っているため、たまにスプーンなどでかき混ぜて乾燥を進めてください。

コーヒーかすの再利用方法9選とオススメ商品3選

乾燥させたコーヒーかすは、日常生活のさまざまなシーンで活用できます。
ここでは、再利用方法9選とコーヒーかすを活用できるオススメ商品を3つ紹介します。

消臭・脱臭剤として再利用する

コーヒーかすの表面には小さな穴が開いており、活性炭のように臭いを吸収してくれる効果があります。
具体的な消臭・脱臭方法は、以下の通りです。

  • 手作り消臭巾着袋で消臭する
  • 空き瓶や陶器に入れて脱臭する
  • 灰皿・魚焼きグリルに敷き詰めて脱臭する

順番にみていきましょう。

手作り消臭巾着袋で消臭する

コーヒーかすで消臭巾着袋を作る方法は以下の通りです。

  1. 不織布のお茶パックやガーゼなど、通気性のよい素材を用意する
  2. 1にコーヒーかすを入れて、ひもで結ぶ

消臭袋は、以下のような臭いのこもりやすい場所で使うのがオススメです。

  • 靴の中
  • 靴箱
  • ゴミ箱
  • 冷蔵庫内
  • 食器棚
  • クローゼット
  • サニタリーボックス内

特にゴミ箱は臭いが出やすいもの。
コーヒーのかすをうまく使って臭い対策をしましょう。

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一つひとつ手作業で塗り上げたその表情に同じものはありません。

シンプルなフォルムはくつろぎ空間に調和し収納用品としても便利です!
フタがないので、ゴミの臭いが気になる場合は、消臭巾着袋をゴミ箱の底にセットするのがオススメ。

また、ゴミ袋をかぶせて使用する人は、乾燥させたコーヒーかすをそのままゴミ箱の底に撒いておくのも効果的です◎
匂いや汚れが気になったら丸洗いできるので、いつも清潔に保てるところもうれしいポイント♪

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シンク扉に掛けて設置できるゴミ箱は、調理中にとっても便利。
シンクにゴミがたまらないから調理がスムーズに行えます♪
ただ、ゴミ箱から漂う生ごみは匂いは気になりますよね。

まだまだゴミが入るのに1回1回捨てるのも面倒です。
そんなときは、コーヒーかすで臭い対策しましょう。

コーヒーかすで作った巾着袋をゴミ箱にポンっと入れておくだけで消臭効果が期待できます。コーヒーかすは、湿気を含むとカビやすいため、ごみを捨てるタイミングで交換するのがオススメです。

また、ゴミ袋をセットして使うなら、生ごみを入れた上からコーヒーかすを振りかければOK!
ゴミ箱は丸洗いOKですが、コーヒーかすの効果で洗う頻度も減りそうです♪

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空き瓶や陶器に入れて脱臭する

空き瓶や陶器に乾燥させたコーヒーかすをいれておけば、インテリア兼脱臭ポットになります。
脱臭ポットとして使う場合は、フタは外して使ってください。

コーヒーかすを土に見立てて、エアープランツやフェイクグリーンを刺せば、観葉植物のようになっておしゃれです♪

コーヒーかすを入れる空き瓶や陶器がない人は、お気に入りのグラスや陶器を購入するのもいいですよ。

日本生まれの耐熱ガラスメーカー「HARIO」のグラスキャニスター。
飽きのこないシンプルなデザインだから、コーヒーかすを入れた脱臭ポットとしても、場所を選ばずおしゃれにきまります♪

何個か集めて、匂いの気になる場所に配置するのもいいですね!
もちろん、コーヒー豆やドライフルーツを入れてキッチンの見せる収納に使うのもアリ。
ふたには高級感のあるオリーブウッドを使用しているところも素敵です。

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灰皿・魚焼きグリルに敷き詰めて脱臭する


灰皿や魚焼きグリルも、匂いが気になる場所ですよね。
乾いたコーヒーかすを使って、脱臭すれば匂いに悩むことが減りますよ♪
灰皿の脱臭方法は、灰皿にコーヒーかすを敷き詰めるだけでOK。

たばこの嫌な匂いを吸い取ってくれるだけでなく、火消し効果も期待できます。
喫茶店やカフェでも取り入れられているほどですから、ぜひ試してみてください。

次に、臭いがとれにくい魚焼きグリルの脱臭方法は2パターンあります。
ひとつ目は、天板を洗ったあと受け皿部分にアルミホイルを敷き、そのうえに乾燥させたコーヒーかすを敷き詰める方法です。

放っておくだけで、じわじわと脱臭してくれます。
ふたつ目は、湿ったコーヒーかすを受け皿に敷いて、乾燥する程度に加熱する方法。
短時間でグリルの匂いが驚くほど取れるので、ぜひ試してみてください♪

虫よけ対策として再利用する方法

コーヒーの香りには防虫効果があるため、虫よけにも使えます。
具体的な使い方は以下の通りです。

  • 蚊取り線香として
  • 植物の害虫対策・猫除けとして

順番にみていきましょう。

蚊取り線香として

乾燥させたコーヒーかすは、蚊取り線香の代わりとして使えます。
耐熱性の小皿などに乾燥させたコーヒーかすを盛って火をつけ、煙が上がるようにするだけ。これだけで、簡単に蚊取り線香の代わりになります。

乾燥したコーヒーかすに火をつけても炎が上がるようには燃えないので安心してください。
お香のようにじわじわ煙が上がる程度です。
焦げたようなにおいがするので、室内で使うよりも屋外で使うのがオススメです。
庭でのBBQやキャンプに、ぜひ試してみてください♪

植物の害虫対策・猫除けとして

ナメクジやカタツムリなど、蚊以外にもコーヒーかすの匂いを嫌う虫は多いです。
コーヒーに含まれるカフェインの匂いを嫌うため、家のまわりに撒くだけで侵入や増殖を防げます。

また、猫もコーヒーかすの匂いが嫌いなので野良猫除けにも有効です!
薬品を散布しなくてもコーヒーかすで効果が出れば、経済的でうれしいですよね。

とくに小さなお子さんやペットがいるご家庭では、薬品を撒くのに抵抗があるでしょう。
触れても害がないコーヒーかすで対策できるのは安心です。

コーヒーかすのその他の再利用方法

コーヒーかすは、他にも以下のような再利用方法があります。

  • 植物の肥料として
  • 雑草対策として

順番にみていきましょう。

植物の肥料として

コーヒーかすは、畑やプランターで肥料として活用できます!
ただし使い方を間違えると、植物の成長を妨げることになるので注意しましょう。

コーヒーかすには発芽抑制作用があるため、そのまま撒いてしまうと植物や野菜が育ちにくくなります。

コーヒーかすを肥料として使う場合は、必ず落ち葉や腐葉土などと一緒に発酵させ、堆肥にしてから使ってください。

雑草対策として

コーヒーかすに含まれるカフェイン、フェノール性物質は、除草効果があります。

植物の成長を阻止するので、長期的に使えば雑草の生えてくるスピードを遅らせることができます。

使い方は簡単!庭や畑の雑草が気になるところに、乾燥したコーヒーかすを撒くだけです。
ただし、コーヒーかすは植物を枯らす効果はないので、すでに生えているものには効果は薄いです。

また、即効性はないので、半年から1年程度、継続して撒くようにしてください。
除草効果を得るのに必要なコーヒーかすの量は1㎡に対して約10kg。

大量のコーヒーかすが必要になるため、少しずつ溜めておくか、飲食店から譲ってもらうなどして、使ってみましょう。

まとめ

コーヒーを入れた後に出るコーヒーかすは、乾燥させれば日常のあらゆるシーンで再利用できます。

これまで購入していた消臭・脱臭、虫よけ商品などを購入しなくても、コーヒーかすを活用することで同じような効果が得られるなら経済的でエコですよね。

再利用方法も簡単なので、ぜひ挑戦してみてください♪

フェリシモ「Kraso(クラソ)」では、今回ご紹介した商品以外にも、さまざまなおしゃれなグッズが揃っています。

気になる方は、ぜひ公式サイトをチェックしてみてくださいね!

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