「包丁は使いたくないけど、ちょっとした食材を切りたい」と思うことありませんか?
包丁を使うとなれば、必ずまな板も使うし洗い物が増えてしまいますよね。

そこでおすすめなのがキッチンバサミです。

キッチンバサミを使えば、まな板を取り出さなくても簡単に食材をカットできます。キッチンバサミを使いこなせば「包丁もまな板もいらない」と思ってしまうかも?!

この記事では、まだキッチンバサミを使ったことがない人にもわかるように、使い方や選び方を詳しくご紹介します。

キッチンバサミの収納方法まで解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

あると便利!キッチンバサミの使い方

まずはじめにキッチンバサミの使い方を説明します。

使い方は以下の3つです。

  • 包丁の代わりに食材カットとして使う
  • ギザギザを栓抜きとして使う
  • 刃の先端で缶切りとして使う

キッチンバサミは食材を切るだけでなく、栓抜きや缶切りとしても使える万能アイテムです。
キッチンバサミがあれば包丁代わりにもなり、食材によっては包丁以上に使い勝手が良い場面もあります。レシピによっては包丁いらずで調理することもできます◎包丁とキッチンバサミをうまく使い分けながら使用しましょう!

包丁の代わりに食材カットとして使う

包丁を使わなくてもキッチンバサミがあれば、様々な食材をスムーズにカットできます。
たとえば、薬味で出番の多い小口ネギです。

包丁で食材を切るときはまな板が必要ですが、キッチンバサミを使えば手にネギを持ったままサクサクッと切れます。

包丁で切るよりも早く手軽に食材をカットすることができますよ♬

毎日の料理で扱う肉や魚だって切ることもできます。

包丁だと皮がうまく切れなくて滑りやすいこともありますが、キッチンバサミを使えば滑らずスパッと切れて安全です◎

滑りやすい食材だと春雨やしらたきがありますが、キッチンバサミを使えば難なく食べやすいサイズにカットできます。

カニの殻剥きやエビの背わた抜きも、包丁よりキッチンバサミのほうが使いやすくておすすめです。

ギザギザは栓抜きとして使う

キッチンバサミは食材を切る以外にも、栓抜きとして使えます。
キッチンバサミのなかには、ハサミの持ち手部分と先端の真ん中の付け根に、ギザギザした

部分がついているものがあります。

このギザギザは栓抜きとして、瓶の栓を挟んで簡単に外せますよ◎
ギザギザ以外にも、刃のサイドにくぼみがついているハサミもあります。くぼみでも栓抜きができるので、ぜひ試してみてくださいね!

キャンプやバーベキューでもキッチンバサミを持っていけば、「瓶ビールをぐびっと飲みたい!」と思うときにも活躍してくれます。

刃の先端で缶切りとして使う

キッチンバサミは刃の先端が尖っているので、缶切りとして使うこともできます。
今ではプルトップ式の缶詰がほとんどですが、たまに缶切りが必要な缶詰もあります。

出番の少ない缶切りだと使うときに「あれ?どこに片付けたか忘れてしまった!」なんてことも。ぜひキッチンバサミで缶切りができることを覚えてきましょうね♬

缶切りの方法は、缶詰の上部に刃を開いた状態の尖った先端を当てて、力を垂直に入れます。そうすると一か所穴が開くので、そこから刃を差し込み缶切りと同じように切り進めていきます。

ただしこの方法は、キッチンバサミの刃が傷みやすいので注意が必要です。
缶切りとして出番が多いならば、缶切りは別で購入した方がキッチンバサミを長持ちできますよ◎

キッチンバサミの選び方

キッチンバサミを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「7つのポイント」をわかりやすく説明します。

  • 刃の長さ
  • 刃の素材
  • 刃の形状
  • 持ちやすさ
  • 分解して洗えるか
  • 利き手で使えるのか
  • 手入れのしやすさ

順番に見ていきましょう。

刃の長さを選ぶ

キッチンバサミは使う用途によって、刃の長さが違います。大きな肉や骨が硬い魚を切るなら、刃渡り6〜8cm以上がおすすめ。逆に、細かい作業には刃先が細いものが使い勝手は良いです。キッチンバサミも種類が多いので、購入する前にどのような用途で使いたいのかよく考えて購入しましょう!

普段の調理に使うなら刃の長さが標準〜長いタイプ

毎日の調理で普段使いするなら、刃の長さは標準〜長いタイプがおすすめ。
刃の長さが短いタイプより、ある程度長い方が食材を切りやすいからです。
食材に対して刃を入れたときに切れる距離が短いと、その分作業に時間がかかってしまいます。

厚みのある鶏肉やカニの殻を切るなら、刃の長さが6〜8cm以上を選ぶと使いやすいですよ◎長すぎると逆に扱いにくい可能性もあるので、10cm以内のキッチンバサミを選ぶようにしましょう。

細かい作業をするなら刃が細いタイプ

小さな食材をカットするときやデコ弁作りには、 刃先が細いキッチンバサミがおすすめです。刃先が細いタイプは細かい作業もしやすいので、ひとつあると便利に使えますよ♬

小回りもきくので、非常に扱いやすいです。
刃先が細いキッチンバサミは小さいものが多いため、子どもがお手伝いするときにも向いています。包丁より安心して見守れます◎

しかし、子どもに使わせる場合は刃先が尖っていると危ないので、十分注意してくださいね。

刃の素材で選ぶ

キッチンバサミを選ぶ際は、刃の素材で選ぶのもポイント。
キッチンバサミの材質は、主にステンレス製とセラミック製に分かれます。
メリットとデメリットは下記の通りです。

メリットデメリット
ステンレス製耐久性に優れている切れ味が落ちにくい重量があるサビが発生する可能性あり
セラミック製軽量で扱いやすいサビないので手入れがラク耐久性は弱い硬い食材のカットには不向き

詳しく説明していきましょう。

ステンレス製の特徴

ステンレス製のキッチンバサミは耐久性に優れ、抜群の切れ味が特徴です!しかし、長く使っていくにつれサビがでてしまうことも……。

使用した後は出来る限り手早く洗い水気を拭き取り、保管しましょう。

キッチンバサミには先端からハンドルまで一体加工になっている、オールステンレス製タイプもあります。切れ味が落ちにくいステンレス製のキッチンバサミは、毎日の調理におすすめですよ。

セラミック製の特徴

セラミック製のキッチンバサミは、ステンレス製と比べて切れ味が長持ちします。サビの心配がない点もうれしいポイント♬

しかし、耐久性を考えるとステンレス製に比べ劣ります。ぶつけたり落としたりすると割れやすいので注意が必要です。

また、キッチンバサミを子どもが使用するならばセラミック製がおすすめ。
軽量で扱いやすいので、子どもがお手伝いでキッチンバサミを使っても安心ですよ◎

刃の形状で選ぶ

キッチンバサミは刃の形状で選ぶことも大切です。
刃がギザギザに加工されたキッチンバサミは、滑り止め効果があります。

お肉やつるつるした食材など、滑りやすい食材でもしっかりカットできますよ。
刃がカーブしているキッチンバサミは、お皿やバットの上でカットしやすいのが特徴です。

食材に刃が入りやすく、包丁では切りにくい食材をカットするのに非常に便利です◎

ピザやトーストは包丁だとちょっと切りにくいですよね。
カーブしているキッチンバサミを使えば、お皿の上でも簡単にカットできますよ♬

まな板いらずで調理がさくさく進みます◎

こちらのキッチンバサミは、ギザギザに加工している刃で長さもあるため、厚みのある鶏肉も簡単にカットできます!

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持ちやすさで選ぶ

キッチンバサミはいくら刃の切れ味が良くても、持ちにくかったら使いたくないですよね。
持ちにくいまま無理して使い続けると、手が痛くなってしまうことも……。
手が痛くなりにくいキッチンバサミのチェックポイントは、本体の重量とフィット感です。

本体が重いと調理中の細かい作業はしにくいですよね。普段の調理で使うならば、重量は少しでも軽いものが良いでしょう。

そして、自分の手とキッチンバサミのフィット感も重要です。
指がしっかり入って握り心地が良いものを選ぶのがおすすめです♬

持ち手が柔らかい樹脂やゴムでできたタイプなら、長時間使用しても手が疲れにくいですよ。

分解して洗えるかで選ぶ

衛生的に使用するためにも、キッチンバサミは分解して洗えるタイプがおすすめです◎
キッチンバサミを分解できると、洗いやすく清潔を維持しやすいです。

継ぎ目があると、どうしても細かい場所は洗いにくく洗うのにも時間を要します。
とくにお肉や魚を切る場合は、しっかり洗浄〜乾燥までしたいですよね。

分解できないキッチンバサミは、小さいブラシや綿棒を使って洗いましょう。水気が残っているとサビる原因となるので、刃を広げてしっかりと乾かします。

しかし分解できるキッチンバサミだと、使用中に外れてしまう可能性もあります。使用する際はしっかり連結できているか確認するようにしましょう。

利き手で使えるか選ぶ

キッチンバサミを購入するにあたって、左利きの方は注意が必要です。
キッチンバサミには右利き用が多いので、購入前に利き手で使えるか確認しましょう!
文房具のはさみでも右利き用だと使いにくいですよね。
同じようにキッチンバサミでも、利き手用ではないハサミを使うと非常に扱いにくいです。

家族でキッチンバサミを共有する場合は、どちらの手でも使用できる「両利き用」がおすすめです。

手入れのしやすさで選ぶ

キッチンバサミでは「手入れのしやすさ」も大切なポイントです。

食器洗浄機に対応しているキッチンバサミは、洗浄から乾燥までしっかりおこなってくれるのでお手入れも簡単です♬洗う手間が省けると、家事の時短にも繋がりますよ◎

しかし、キッチンバサミによっては食器洗浄機で使えないものもあります。食器洗浄機を使いたい方は、購入前に対応しているかしっかり確認するようにしましょう。

おすすめ|キッチンバサミの収納方法

キッチンバサミのおすすめの収納方法を紹介します。

キッチンバサミを立てて収納するなら、こちらのキッチンツールスタンドがおすすめです。
キッチンバサミを立てて収納できるホルダーが、スタンドの側面に付いていて使いやすいです◎
使う時もさっと取り出せ、片付ける際も定位置が決まっているため、収納迷子になることもありません。
キッチンスタンドツールはサイズもちょうど良い大きさで、邪魔になりにくいのもポイントのひとつ。

お玉やフライ返しなど、ほかのキッチンツールもまとめて収納できるので、ひとり暮らしにもおすすめですよ♬

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引き出しに収納するならこちらのケースがおすすめです。
本来は包丁ケースで、刃の長さが25cmまでの包丁を3本収納できます。
キッチンバサミも包丁と一緒に収納すると、省スペースでOK!

ケース底部と刃のホルダーには、保護カバーが付いているので刃を傷つけにくくなっています。キッチンバサミも刃は大切にして長持ちさせたいですよね。

刃先側と持ち手側には保護シートも付いているので、刃が当たっても傷つきにくく、安心して収納できますよ◎

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まとめ

この記事では、キッチンバサミの使い方を紹介しました!
まだキッチンバサミを使ったことがない人は、この機会にぜひ使ってみてくださいね。

ちょっとしたカットなら包丁よりもラクに使え、非常に便利ですよ♪
今回ご紹介したキッチンバサミの選び方を参考に、自分に合うキッチンバサミを探してみてくださいね。

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