毎日の食事の準備は大変ですよね。
「あと一品欲しいな」「手早く作れるレシピが知りたいな」そんな悩みを解決してくれるのがグリルパンです。
グリルパンがあれば、魚やお肉のメイン料理と付け合わせの野菜を同時に調理できます。
また、具材を入れて味付けをすれば、あとはオーブンやレンジに入れるだけで調理も簡単♪
本記事では、2022年最新版のおすすめグリルパン4選を紹介します。
グリルパンのメリットやデメリット、種類別の調理法やお手入れ法についても解説しています。
魚焼きグリルやレンジ、オーブンを使ったグリルパンの使い方が知りたい方や手軽に料理のレパートリーを増やしたい方は、ぜひ参考にしてください。
グリルパンとフライパンの違いは?
グリルパンは金属を溶かしてつくる鋳物製のフライパンのことで、基本的にはグリル調理ができるものを指します。
今日ではセラミックや鉄など、さまざまな素材のものが販売されているため、用途やお手入れ法の違いを理解して選びましょう。
グリルパンとフライパンの大きな違いは2つあります。
1つ目は、形の違いです。
フライパンは、面が平坦なのに対し、グリルパンは波型の模様が特徴です。
魚やお肉を焼くと、網焼きしたようなきれいな焼き目が楽しめます。
また、肉や魚から出た余分な油が溝に溜まるため、調理中にキッチンペーパーなどで油を吸う必要がなく、カロリーカットにもなり健康的です。
2つ目は、焼き上がりの違いです。
グリルパンはフライパンと比べて、熱伝導性や保温性が高いため、食材全体に均一に火が通ります。そのため、外はこんがり、中はジューシーに焼けるのが特徴です!
ただし、波型なため、フライパンと比べて炒めものや卵焼きには不向き。
グリルパンは、あくまでグリル調理用ですから、炒め料理はフライパンのほうが向いています。
料理に合わせて使い分けるとよいでしょう。
グリルパンのメリット
グリルパンのメリットは以下の4つです。
- おいしそうな焼き目がつく
- 熱が冷めにくい
- 食卓にそのまま出せる
- アウトドアでも使える
順番に見ていきましょう。
おいしそうな焼き目がつく
グリルパンのメリット1つ目は、肉や魚においしそうな波型の焼き目がつけられることです。
焼き目がつくだけで、なんだかおいしそうに見えるから不思議です。
食卓に出した時にも見栄えがいいですよ♪
波状の面は焼き目をつけるだけではありません!
食材の中までムラなく火を通す効果もあり、外はカリッと中はジューシーに仕上がります。
また、波上だから溝に余分な油が流れ出るところもポイント。
調理途中に油を吸う必要がなく、自然とカロリーカットを叶えてくれます。
熱が冷めにくい
グリルパンのメリット2つ目は、熱が冷めにくいこと。
グリルパンの素材は、鉄やアルミニウムなどさまざまですが、中でも保温性に優れているのが陶器のグリルパン。
食卓にそのまま出しても長時間冷めずにおいしい料理が味わえます。
フタを使えばさらに保温効果が高まるので、蒸し焼き料理を作る場合や冬のアウトドアでも活躍します。
食卓にそのまま出せる
グリルパンのメリット3つ目は、食卓にそのまま出せること。
グリルパンはおしゃれな見た目のものが多く、調理してそのまま食卓に出してもサマになります。
グリルやトースターなどで調理した、できたての温かい料理を楽しめるのはうれしいですね♪
焼きたてのお肉や魚がジュウジュウ音を立てる様子は、食欲を掻き立てられます!
また、料理をお皿に移し替える必要がないため、調理の手間が省け、洗い物が減るところもうれしいポイントです。
アウトドアでも使える
グリルパンのメリット4つ目は、アウトドアでも活躍することです。
グリルパンは保温性が高いため、屋外で調理するときでも料理を温かく保ってくれます。
肉や魚、野菜に塩コショウをふって、グリルパンで焼くだけでも素材の味が楽しめて十分おいしいですよ!
また、小さめのグリルパンがあれば、BBQ網の端っこでアヒージョやニンニクのオイル焼きなどが作れます。
焼き肉にプラスアルファで簡単に一品完成です♪
【種類別】グリルパンのメリット・デメリット
グリルパンのメリット・デメリットは、素材によって異なります。
ここでは、鉄製・陶器・アルミニウムの3種類について見ていきましょう
素材 | メリット | デメリット | おすすめの人 |
鉄 | ・短時間で食材に熱を通せる・使用するたびに食材がくっつきにくくなる | ・重い・使用後に油を塗らないとサビびてくる | 長く愛用したい人 |
陶器 | ・見た目がおしゃれ・保温力が高い | ・重い・落としたりぶつけたりすると割れやすい | 蒸し焼きをしたい人 |
アルミニウム | ・軽い・すばやく温まる | ・保温力が弱い | 手軽に扱いたい人 |
挑戦したい料理や、自分の性格に合わせて選ぶといいですね♪
【種類別】グリルパンの使い方・お手入れ方法
グリルパンの素材はさまざまです。
ここでは、以下のグリルパンの使い方とお手入れ方法を解説します。
- 鉄製グリルパン
- 陶器グリルパン
順番に見ていきましょう。
鉄製グリルパン
鉄製のグリルパンは熱まわりが良く、丈夫なのが特徴。
ただし、お手入れを怠るとすぐ茶褐色のサビがでてしまうので注意が必要です!
ふだんのお手入れ方法は、以下の通りです。
- 調理後は、グリルパンが温かいうちに、たわしやササラなどで洗う(ササラとは、鍋肌を傷めない竹製の鉄なべ用お手入れアイテム)
- 洗浄後は水分を拭き取り弱火で空炊きし、水気を飛ばす
- キッチンペーパーなどを使って内側に油を擦り込むように塗る
- 湿気の少ない場所に保管する
なお、焦げ付きが気になる場合は、熱湯につけて汚れを落としやすくしてから洗うようにしてください。
しっかりお手入れしているつもりでも、水分が残っていたり、湿気の多い場所に保管しているとサビが出てしまうこともあります。
サビが出てしまった場合は、スポンジまたはスチールたわしに磨き粉をつけて、よくこすり落としてください。
参考:鉄製品について | 和平フレイズ株式会社 (wahei.co.jp)
陶器グリルパン
陶器のグリルパンは、カラーやデザインが豊富で食卓にそのまま出してもおしゃれなのがうれしいポイント。陶器なら萬古焼(ばんこやき)などが有名です。
グリルだけでなく、電子レンジやオーブン対応のものも多いため、下ごしらえから仕上げまで活用できて便利です。フタつきのものを選べば、蒸し焼き料理も楽しめます。
ただし、鉄製のものと比べて脆いため、ぶつけたり落としたりするとヒビが入ったり割れたりしやすいのが難点です。
丁寧に扱うよう注意しましょう。
普段のお手入れ方法は、以下の通りです。
- 熱が冷めてから、お皿と同じように洗剤で洗う
- 使用後は十分乾燥させてから、収納する
急激な温度変化は、破損の原因になるのでグリルパンが熱いうちに冷水につけないようにしましょう。
また、乾燥が不十分だとカビやシミが発生することもあるので濡れたまま収納するのはNGです。
お手入れは鉄製に比べれば簡単ですが、割れやすいので丁寧に扱いたいですね!
グリルパンの選び方
グリルパン選びで失敗しないためには、以下のような点を確認する必要があります。
- 熱源(IH・ガス火)を確認する
- 大きさを確認する
順番に見ていきましょう。
熱源(IH・ガス火)を確認する
グリルパンを選ぶときは、自宅の熱源にあったものを選びましょう。
グリルパンは、ガス火かIHどちらかにしか対応していない商品もあります。
自宅の熱源がIHだった場合、ガス火専用のものは使えないので注意が必要です。
原則として、IHで使用できるのは鉄やアルミニウムなど金属製の製品のみなので、選ぶときの目安にしてください!
また、グリルパンを魚焼きグリルやオーブンで使いたい場合は、対応しているか事前に確認しておく必要があります。
たこ焼き機など、専用コンロが付属しているグリルパンであれば、熱源の種類を気にせず好きな場所で調理ができて便利です。
焼き肉など、調理しながらできたてを楽しみたい時に活躍してくれるでしょう♪
家族や友達とパーティをしたい時に一台あると重宝しますよ。
大きさを確認する
グリルパンを選ぶときに大事なのがサイズを確認することです。
家族の人数や収納スペースを考えて購入しないと、使い勝手が悪く、買ったのに使わなくなることも…。
たとえば、一人暮らしならミニサイズのグリルパン、ファミリーなら魚焼きグリルに入る大き目のグリルパンなど、挑戦したい料理や実際の食卓をイメージして選ぶとよいでしょう。
また、魚焼きグリルやトースターに入れてグリルパンを使おうと考えているなら、サイズを測ってから購入する必要があります。
なんとなくで選んで、自宅のグリルに入らなかったという失敗は防ぎたいですね!
グリルパンを使ったレシピをいくつか想定して、最適なグリルパンを選びましょう。
おすすめのグリルパン4選
ここでは、おすすめのグリルパンを4つ紹介します。
熱源や調理方法の異なる、さまざまな種類のグリルパンを紹介するので、あなたに合った商品が見つかるはずです。
ぜひ参考にしてください♪
長い魚も切らずに焼ける 波型プレートで焼き目もきれいなフィッシュ&グリルパン
さんまやほっけなどの魚や大きめのステーキ、野菜まで焼けるフィッシュ&グリルパン。
余分な油を落とす波型構造なのでヘルシーに焼き上がり、焼き目がつくので見た目もGOOD!
付属のガラスふたを使えば、油はねをおさえながら蒸し焼きも可能です。
中身も確認できるから失敗しにくいのもうれしいポイント!
内外面にピンクダイヤモンドコート、ピンクマーブルコート加工がほどこされていて、傷つきにくく、こびりつきにくいからお手入れも簡単。
IH・直火ともに使えます。
長い魚も切らずに焼ける 波型プレートで焼き目もきれいなフィッシュ&グリルパン
1個 ¥2,780(+10% ¥3,058)
オーブントースターで手軽に一品料理! ふっくらおいしいトースターパンの会
トースターかグリルで「焼く・炊く・煮込む・蒸す」のノンフライ調理が簡単にできる便利なミニ鍋。
使い方は簡単で、切った食材を鍋に入れて軽く下味を付けたら、ふたをしてトースターかグリルで加熱するだけ。
手間のかかるブイヤベースから卵料理、煮魚や焼きぎょうざまで、あと一品をおいしく手軽に作れます。
ふた付きなので油や煮汁の飛びはねなく庫内が汚れません。
おしゃれな見た目なので、調理してそのまま食卓に出せるところも◎。
ふた裏と鍋の内側にフッ素加工が施されているので、食材がこびりつきにくく、お手入れもらくちんです。
煮物料理から、カレーやごはん、デザートまで楽しめる16品目のレシピと、スタンド付き!
オーブントースターで手軽に一品料理! ふっくらおいしいトースターパンの会
月1セット ¥3,500(+10% ¥3,850)
たこ焼きも焼肉も! 手軽に使える小さなスクエアグリルパン〈3種のプレート付き〉
卓上で使えるコンパクトなホットプレート。
たこ焼きプレート、平面プレート、波形プレートの3種類セットで、お料理にあわせて使い分けられます。
波型プレートは溝に余分な脂を落とせるので焼肉や魚料理などにぴったり。
平面プレートは、お好み焼きやチーズタッカルビ、焼きそばなどを楽しめます♪
プレートは取り外せて丸洗いできるのもうれしいポイント。
ふっ素樹脂加工なのでお手入れもらくらくです。
ちょうどいいスクエア型で使い勝手もよいので、一人ごはんはもちろん、家族や友達とパーティーの時にも重宝しますよ♪
たこ焼きも焼肉も! 手軽に使える小さなスクエアグリルパン〈3種のプレート付き〉
1セット ¥5,550(+10% ¥6,105)
ソロキャンプにもおすすめ! 小スペースで煮炊きや焼き物もできるスマートグリル
ツーリング、ソロキャンプにちょうどいいコンパクトなグリル。
ゴトクとアミがついているから、煮炊きや焼き物など、いろいろ賢くスマートに使えます。
収納するとB6サイズになるうえ、専用の収納バッグも付いているから持ち運びもらくらく♪
また組み立て時にネジを使用していないのでドライバー不要で組み立ても簡単です。
炭受け部分は、燃料や用途に合わせて高さが3段階に調整可能なので、いろいろな料理に挑戦できます!
ソロキャンプにもおすすめ! 小スペースで煮炊きや焼き物もできるスマートグリル〈B6型〉
1セット ¥3,980(+10% ¥4,378)
まとめ
毎日の料理やアウトドア、パーティーなど、さまざまなシーンで活躍するグリルパン。
簡単に一品ができあがるので、料理を時短したい方や料理のレパートリーを増やしたい方は、取り入れてみてはいかがでしょうか?
グリルパンを選ぶときに重要なポイントは、以下の通りです。
- 熱源(IH・ガス火)をチェックする
- 大きさを確認する
ほかにも、レンジやオーブン、魚焼きグリルに対応しているかなども選ぶときの参考にしてみてください♪
フェリシモ「Kraso(クラソ)」では、今回ご紹介した商品以外にも、さまざまなおしゃれなグッズが揃っています。
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