気づかない間に足の爪に爪垢が溜まっていた!という経験がある方、多いのではないでしょうか?

毎日の入浴で清潔にしているつもりでもいつの間にか溜まってしまっていることもあります。爪垢はなぜできてしまうのでしょうか?

また、爪垢を放置すると、悪影響を及ぼします。そんな不潔な爪垢はしっかりケアして、常に清潔な状態を保ちたいですよね。

今回は爪垢について原因、解消するためのおすすめアイテムをご紹介していきます。

爪垢ができてしまう原因とは?

気づかないうちに溜まってしまっている爪垢。もちろん、爪垢ができてしまうのには原因があります。

爪垢ができてしまう原因を知ることでケアの方法も見えてきます。そこで爪垢ができてしまう原因を2つ解説します。

爪垢は古くなった角質の塊

爪垢ってそもそもなんだと思いますか?爪と指の間に入り込んだ汚れが原因だとお思いの方も多いかもしれません。

もちろん、汚れが入ってしまっている場合もありますが、爪垢のほとんどは自分自身の古くなった角質です。皮膚の新陳代謝で表面に押し上げられた古い角質は、本来であれば自然と剥がれ落ちるものです。

しかし、爪と指の間では自然に剥がれ落ちていくのが難しく垢のように溜まってしまったものが爪垢の主な原因なのです。

清潔にしていても爪垢はできてしまう場合がありますし、放置すれば臭いの原因となってしまうので、普段からきちんとケアをしておくのがおすすめです。

爪が長いと溜まりやすい

爪垢の原因の多くは古くなった角質の塊とお伝えしましたが、原因はそれだけではありません。実は、日頃から履いている靴下の繊維や素足で過ごした際の外気の汚れや埃なども原因となっています。

爪が長い状態では、指と爪の間に隙間ができるので、繊維や汚れが入り込みやすく、古くなった角質と一緒に溜まって爪垢となってしまうのです。

溜まってしまった爪垢は適切なケアをしなければ綺麗になるということはありません。逆に雑菌の温床となり臭い原因となってしまうこともあるので注意が必要です。

詰め垢を放置すると臭いの原因に

爪と指の間に挟まっている爪垢。気づかない間に溜まってしまっていることも多いかもしれません。しかし、溜まってしまった爪垢を放置していると雑菌が繁殖し、匂いの原因となってしまいます。

特に、足は靴下や靴のせいで通気性が悪く蒸れやすい状態になることも多いですよね。通気性が悪く、蒸れた状態では溜まった爪垢を栄養にして雑菌が繁殖しやすくなります。

雑菌が増えると悪臭を発して足が臭う原因となるのです。

爪垢が溜まっていると、余計に雑菌が増えやすくなるので衛生的にも良くありません。「いくら足を洗ってもなんだかいつも足が臭う」という方は、爪垢が原因になっているかもしれません。

蒸れやすい夏場や足の匂いが気になる方などは特に、爪垢を溜め込まないようにしっかりとケアすることが大切なのです。

爪垢がたまらないようにするケア方法は?

古くなった角質が爪と指の間に挟まって溜まってしまう爪垢。臭いの原因になってしまったり、衛生的にもよくないので、できることなら溜まらない方がいいですよね。

そんな爪垢を溜まらないようにするケア方法をご紹介します。すぐにできるような簡単なものばかりなので、ぜひ試してみてくださいね。

爪の長さを整える

爪が長いと、指と爪の間に隙間ができるので、爪垢が溜まりやすくなります。爪を切る際は、爪の白い部分1〜2mmになるように整えましょう。

また、常に短い状態に保つことも大切です。

しかし、あまりに短すぎると、爪の白い部分が増え、指との隙間ができやすくなってしまうので注意が必要です。適切な長さを保つために、こまめに爪切りを行うのがおすすめです。

爪垢が溜まりにくい爪の形

こまめに爪を切って長さを整えておくことも大切ですが、爪の形も大切です。爪垢を溜まりにくくするためには、スクエアオフという形が良いとされています。

スクエアオフとは、真っ直ぐ四角形に切った後に、上の2つの角を丸く落とした形です。スクエアオフにすると、巻き爪を防ぐこともできます。

巻き爪を防ぐことで、爪垢も溜まりにくくなりますよ。爪を切るタイミングは入浴後の爪が柔らかくなっているタイミングがおすすめです。

爪まわりのケア

爪垢が特に溜まりやすいのは親指です。親指の爪まわりは角質が厚くなりやすいので、その部分をしっかりとケアしておくことで爪垢が溜まるのを防ぐことができます。

無理やり角質を取り除こうとすると、逆に指を傷つけてしまう可能性もありますので、足の爪まわりのケアは、お風呂などに入って角質を柔らかくした状態で行うのがおすすめです。

専用のケアグッズや爪楊枝のようなスティックを使用してケアする場合もありますが、くれぐれも足の指などを傷つけないよう注意しましょう。ネイルサロンなどでフットケアをしてもらうのもおすすめですよ。

爪垢を取る方法

溜まってしまった爪垢はしっかりケアして清潔な状態を保ちたいですよね。そこで爪垢を取る方法を3つご紹介します。

手軽で安全に爪垢を取り除く方法がありますので、しっかりチェックしてみてくださいね。

爪ブラシを使う

100円ショップやドラッグストアで販売されている爪ブラシは、小さなたわしのようなブラシの形状になっています。

しっかり腰があるタイプのブラシなのでブラシの先で指先や爪の先をこすることで汚れや爪垢を効率よく落とすことができます。入浴中など、角質が柔らかくなった状態や石鹸を使いながら行うのがおすすめです。

指先をゴシゴシ洗うと気持ちがいいですし、汚れが取れたような感じがしますが、あまり強く擦りすぎると、指先の皮膚を傷つけてしまう可能性がありますので注意しましょう。

オイルを使う

クレンジングオイルやベビーオイルを使用して汚れを落とす方法もあります。コットンや綿棒にオイルを染み込ませて、爪の表面の汚れを拭き取ったり、指と爪の間を掃除するようにして拭き取ります。

爪垢の原因である古くなった角質は皮脂などを含んでいるのでクレンジングオイルを使用することで落ちやすくなります。

しかし、細かい部分の汚れまでしっかりと取り除くのは難しいかもしれません。

爪垢取りを使う

爪垢取りは、ステンレス製のスティックで先が細いスプーンのような形状になっています。このスプーンのような部分を耳かきのような要領で指と爪の間に当てて汚れを取り除いていきます。

専用のスティックなので爪の中までしっかり入り込んでとても取りやすいのが特徴です。しっかり奥まで入り込むので痛くなってしまわないように調整しながら行いましょう。

ステンレスなので水洗いできて衛生的ですし、繰り返し使用できるので日頃の定期的なケアにおすすめです。さらに、当たって痛い爪の角を丸くなめらかに整えるやすりもついているのでこれ1本でケアが完了します。

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まとめ

いかがでしたか?足の臭いの隠れた原因ともなってしまう爪垢。

気づかないうちに溜まってしまった爪垢を放置していると、雑菌が繁殖して不衛生ですし、きつい臭いとなってしまうこともあります。

そんな爪垢を防ぐための習慣と、ケア方法をそれぞれご紹介しました。爪の長さや形に気をつけたり、爪垢を溜め込まずに定期的にケアすることで、足の臭いの原因を防ぐことができます。

爪垢取り専用のアイテムもありますので、この機会に、しっかりと爪垢形をケアして衛生的に、快適に過ごしてくださいね。

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