ふわっと気持ちが軽くなる。本で暮らしのモヤモヤを解決!
おうち時間が増えたことで、読書を楽しむ人が増えているようです。スマホでSNSも楽しいけれど、じっくりと本の中の物語や言葉と向き合うことで、今まで気づけなかったことが見えてくることもありそうな。
ちょっと元気がないかな、もやもやをスッキリしたいな・・・そんなときにオススメの本をご紹介します。
『kurasobi [くらそび] 』 編集部員が選ぶ、暮らしの処方箋本
快適な暮らしのヒントに
『おうち時間のつくり方』 柳沢小実(だいわ文庫)
暮らしにまつわるエッセイを多数出版している柳沢小実さんの近著。毎日の食事への考え方やお気に入りの食器、便利だった家電や文房具など、どのテーマも身近なのに新しい発見があって、今の私に心地よくフィット。日々の暮らしが無理なく整うヒントがたくさん見つかります。おしゃれ過ぎる写真がたくさん並んでいると、自分と温度差があり過ぎて気持ちが萎えてしまうので、おうち時間という身近な話題こそ、文字で情報を得たほうが、自分らしく役立てられる気がします。(ライター N)
ちゃんと「好き」を思い出す
『ぼくの宝ばこ』 少年アヤ(講談社)
フリーマーケットで見つけたボロボロの人形も、少女漫画のふろくもすべて筆者をかたち作ってきた宝物。理不尽な世界でどんなに否定されても好きなものは好き、自分は自分のもの!と自由に叫んでいる声を聞くといつしかモヤモヤで見えなくなっていた大切な記憶、自分の魂みたいなものがキラリと輝きだしほろっと泣けて、愛おしい気持ちでいっぱいになります。やさしさが沁みて、静かに熱い想いが湧く一冊です。(デザイナー N)
自然の流れを参考にしてみる
『月で読むあしたの星占い』 石井ゆかり(すみれ書房)
「自分で占ってみる」ことのすすめ。石井ゆかりさんのやさしさに溢れる言葉で星の役割や仕組みをていねいにひも解いた1冊です。毎日は自分の星座を起点に「12種類の日」を1ヵ月かけて1周し、連続して延々に繰り返されている。その連続的な時間の区切りを知ることで、自分なりに未来を予測できるというもの。できごとにいい・わるいと明暗をつけるのではなく、すべては連続的な流れの一部分。誰のせいでもない、世の中のわからなさや漠然とした不安に、希望に満ちたメッセージで星の示す可能性を教えてくれます。(デザイナー M)
笑ったり、泣いたりしてみる
『ごろごろ、神戸。』 平民金子(ぴあ株式会社)
めちゃくちゃしんどかった毎日の時があって、その時にこの本でどれだけ救われたことでしょうか。超個人的な日記の中にそれぞれの人間のDNAにすりこまれている普遍性が存在していて毎晩、笑い泣きしていました。さんざん、笑って泣いて、「ま、えっか」。と思えて、眠ってまた朝がくるという。立派な言葉とかじゃなく、一杯のふやけたうどんに出会えるやさしさよ。本誌連載「ほんま、知らんがな」の著者、平民金子さんの日常へのまなざしが愛おしいです。カバーの須磨水族館前の今はもうない、半魚人コーナーも貴重です。(編集長 K)
オススメの読書まわりグッズ
読書タイムがもっと楽しくなる、こんな素敵な栞がありますよ!
至福の読書タイムをどうぞ。
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『kurasobi [くらそび] 』11月号「本は暮らしの処方箋」特集のイメージ動画はコチラ!
こちらは、神戸・須磨海浜公園駅近くにある「自由港書店」さんで
撮影ロケをさせていただきました。本棚を見ているうちに、いつのまにやら、ふんわりと、肩の荷がおりて、こころポカポカ。
そんな素敵な本屋さまです。
自由港書店
神戸市須磨区衣掛町4丁目2番12号 内田ビル1階
Instagram @jiyukohshoten
ココロを港のように開放して、すーっと言葉のギフトを受け入れてみよう。
『kurasobi [くらそび] 』11月号 今月の立ち読み
いかがでしたか?こちらの立ち読みには、このほかにも、書店主さまおすすめのすてきな本が紹介されています。どうぞご覧くださいませ。
『kurasobi [くらそび] 』は「くらし」を「あそぶ」ライフスタイルマガジンです。毎月、衣食住すぐに実践できる楽しいアイデアレシピが、てんこもりですよ!
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