こんにちは、『USEDo』店長のヤノマークです。
みなさん衣替えは済ませましたか?服もインテリアも冬物から夏物へチェンジ。そんなときに毎年、押入れの貴重な収納スペースを圧迫する「布団や毛布」たち。これをどうにかできないかと悩んでいた時にひらめいて作ったのが、古着のような味わいを持つ布団カバーです。
実はこれ、使わない掛け布団や毛布などを収納するだけで、巨大な座布団(ザブトン)になるという、びっくりアイテムです。片づく&インテリアとしてもGOOD!ということで、2013年の発売以来のロングセラーになっています。
今回は、そのロングセラーアイテムを、さらに味わい深く特別感のある素材で作りました。
ヴィンテージ感にこだわりました。
古着のカバーオールをイメージし、座面にはポケット形のパーツを縫い付けました。
素材は、5種類のインディゴ生地を使って作っています。ヒッコリーストライプ、ピンストライプ、綿・レーヨンの混紡糸で作ったデニム、綿100%のインディゴデニムなど、それぞれの風合いや色、厚みなどが異なり、それを組み合わせることで、古着をリメイクして作ったような雰囲気を演出しています。
実際に下の2つはポケットとしても使っていただけます。
そのなかでも今回特別にオーダーしたこの生地は、日本に古くからある伝統手芸「刺し子」の雰囲気をイメージして作りました。表面に凹凸があり、他のデニム生地とはまた違った味わい深さを持っています。
風合いの異なる5種類のインディゴ生地を縫い合わせた後、大きな洗濯機のような機械でジャブジャブ洗うことでアタリや色落ち感を出し、長年使いこんだヴィンテージ感を作り上げています。
使い方は簡単。掛け布団を畳んで入れるだけ。
使い方は至ってシンプルです。底面の3面にぐるりとファスナーが付いているので、がばっと開けて、使わないシングルサイズの掛け布団や毛布を畳んで詰め込むだけ。ひとりでも簡単に収納していただけます。あとは座って使うだけ。(写真は底面)
座布団のように上に座るのはもちろんですが、座面用と背面用の2個を組み合わせて使っていただくと、即席ソファが完成!
デニムパンツに使われる、金具を使用。
底面の金属ファスナーは、デニムパンツに使われるものと同じ仕様のファスナーを、165cmもの長さでオーダーして使っています。
持ち手の両サイドには、デニムパンツの破れやすい部分を留める金具「リベット」を打っています。強度を出しつつ、デザインポイントにもしています。
ファスナー、リベットともに、アンティークゴールド色。各種デニムブランドがユーズド加工したデニムに定番として使うカラーを採用しています。
ふだんの暮らしに便利に使える、工夫がたくさん
持ち運びしやすいように付けている持ち手は、ちょっと乱暴に扱っても持ち手が外れないように、分厚いテープをインディゴ生地と一緒に縫製しています。
内側には、小さな防虫剤用ポケット付き。これはザブトンとして使わないときに、押し入れにしまったまま防虫対策ができるように付けています。生地は薄い綿素材で、デニムパンツのポケット袋布としてよく使われるものです。
お手入れも簡単。作る工程でジャバジャバ洗っているので、汚れたらそのまま洗濯機で洗えます。デニムパンツと同じように扱っていただいてOKです。インディゴ生地なので色落ちには注意。他のものと一緒に洗わないでくださいね。使って洗うごとに色の変化があり、さらにヴィンテージ感が増していくのも楽しんでいただけます。
PICK UP 【ヤノマーク店長の使い方】
ちょうど部屋の衣替えをしたところだったので、中に掛け布団を入れてフローリングに置いて使っています。のんびりテレビを見るときや、筋トレ・ストレッチをするときに座ると便利。夏は車に積んでアウトドアに持っていっても活躍しそうです。
そして、インディゴカラーは木の床と相性抜群。部屋の男前度が一気にアップします。
布団(フトン)を収納する巨大なデニムのカバー。日本の家の床で使われる事を想定して、「布団」の名を持つ、デニムザブトン(座布団)という名前をつけました。
座れて、収納できて、さらにインテリアとしても楽しめる! とてもおすすめのアイテムです。
古着屋さんで見つけたようなヴィンテージ感あふれる布団収納デニムザブトン〈ユーズドインディゴブルー〉の会
月1枚 ¥4.900(+10% ¥5.390)
ヤノマーク
男子目線で生活雑貨を作るブランド、USEDo[ユーズド]の店長。
ヴィンテージやアンティークが大好きな男子。
趣味は、アウトドア・食器取集・古着屋巡り。
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