まるで江戸時代のアートから飛び出してきたような「江戸わんこ」シリーズがミュージアム部から登場しました。 名作に描かれたユニークな犬のすがたを立体再現して、暮らしで活躍するアイテムに。200年以上前に描かれたとは思えない、ゆるくてかわいいわんこたち 「芦雪犬(ろせつけん)」「応挙犬(おうきょけん)」「仙厓犬(せんがいけん)」「芳中犬(ほうちゅうけん)」を楽しんでくださいね。

脱力したおすわり姿がたまらない!「芦雪犬」ペンポーチ

Kraso[クラソ] |フェリシモミュージアム部 江戸わんこがくったりおすわり 芦雪犬(ろせつけん)ペンポーチ

あざらし?この白い生き物はいったい何!?

実はこちら、くったり座ったわんこのすがた。「奇想の画家」として知られる長沢芦雪(ながさわろせつ)が 江戸時代に描いた作品、《白象黒牛図屏風》の犬を再現したものなんです。黒い牛と白い犬のコントラストやダイナミックな構図がおもしろい、日本美術の名作です。

長沢芦雪(1754-1799)《白象黒牛図屏風( はくぞうこくぎゅうずびょうぶ)》(左隻)紙本墨画 六曲一双 江戸時代18世紀 各155.3×359.0cm

この作品に描かれた「芦雪犬(ろせつけん)」ファンのミュージアム部員。どことなくセクシーな脚や、毛並みの描線までこだわって、360度立体再現しました。

芦雪ゆっくり
画像11を拡大表示
画像6

元の作品は、屏風に描かれた横幅約3.6メートルもの大作ですが、なんとこのわんこはほぼ原寸大サイズ!作品から飛び出してきたようです。手に取ってみると、元作品の大画面にどーんと描かれた牛の大きさや、そのダイナミックな対比のおもしろさまでイメージできるようです。

画像9

こちらはなんと、ぬいぐるみではなくて「ペンポーチ」。ポーチとしてもペンケースとしても使うことができます。

画像10

あくまでペンポーチなので、学校や会社にもお供させてください。仕事や勉強を応援してくれているような、休憩に誘うような…… デスクでもかわいいまなざしを送ってくれて、癒やし効果は抜群です。もっちりふわふわの癒やし素材なので、ぜひお手もとでなでなでしてくださいね。

ミュージアム部 江戸わんこがくったりおすわり 芦雪犬(ろせつけん)ペンポーチ

1個 ¥2,700(+10% ¥2,970)

ころころ仲良くじゃれ合う「応挙犬」ミニポーチ

続きまして、仲良くじゃれあう3匹の子犬たちをご紹介。こちらは円山応挙(まるやま おうきょ)という天才絵師の作品、『朝顔狗子図杉戸』をもとにしています。応挙は、さきほどご紹介した芦雪のお師匠でもあります。

円山応挙筆《朝顔狗子図杉戸》板絵着色、江戸時代・天明4年(東京国立博物館所蔵)
「ColBase」より一部掲載
〈おすわり〉
〈ふりむき〉
〈ふせ〉

ほかの2匹を見ている〈おすわり〉、もたれかかられている〈ふりむき〉、茶色い子に乗りかかっている〈ふせ〉。個性ゆたかな3種類の子犬を、それぞれ立体で表現しました。

もっちりちいさなボディーに、キャンディやイヤホンなどが入れられます。

手乗りサイズのミニポーチ。マスコットのようにちょこんと添えて。小さなバッグにも気軽に入れて、お出かけにも連れて行ってくださいね。

ミュージアム部 江戸わんこが仲よくじゃれあう 応挙犬ポーチの会

月1個 ¥2,200 ( +10% ¥2,420 )

きゃふんきゃふん。鳴き声もかわいい「仙厓犬」パスケース

画像10

もぐらみたい?いのししみたい?この子も江戸時代のわんこなんです。
元になっているのは、こちらの作品。 なんと、ほぼ一筆で描かれているというからびっくり!

仙厓義梵(1750~1837)《犬図》江戸時代19世紀
紙本墨画 縦25.7 横35.8 福岡市美術館蔵(石村コレクション)

「きゃふんきゃふん」という鳴き声も愛らしい一匹のわんこを描いたのは、仙厓義梵(せんがいぎぼん)という江戸時代の禅宗のお坊さん。

「それぞれの考え方や立場の違いを越えて、同じ思いを共有する」ということを大事にしていた仙厓さんは、そのために独自の「ゆるかわ」な墨画を生み出しました。この絵を見るのに特別な知識は必要ありません。ただ「かわいい!」と鑑賞するだけで、仙厓さんの悟りに一歩近づくことになるのです。

江戸時代にも、庶民から大名までたくさんの人々に慕われた仙厓さん。そんな仙厓さんの生み出したわんこだからこそ、現代でもたくさんの方に暮らしの中で愛されるアイテムにしたい!そんな思いで、福岡市美術館さんとコラボレーション!おなかの紐をリールに見立てて、毎日活躍するパスケースにしました。

きゃふん仙厓犬

リール部分を伸ばせば、杭にひもでくくりつけられた「仙厓犬(せんがいけん)」の姿をぴったり再現!

背面にICカードを、背中側のファスナーポケットには小銭や切符などを入れることができます。

画像7

ナスカン金具でバッグの持ち手にスタンバイさせて…

画像12

最長約65㎝のリールをシュルっと伸ばせば、カードのタッチもスムーズ。
令和の改札を江戸のわんこがきゃふんと通り抜けます。ぜひ、日々の通勤通学などにお供させてください。

ミュージアム部 江戸わんこがきゃふんきゃふん 仙厓犬(せんがいけん)パスケース

1個 ¥2,500(+10% ¥2,750)

江戸時代の癒やし系ゆるキャラ!?まんまるな「芳中犬」ポーチ

画像13

3匹目は、おまんじゅうのようにまんまるなわんこポーチ。こちらのわんこも、江戸時代の絵師・中村芳中(なかむらほうちゅう)による作品が元になっています。

画像10
中村芳中(生年不詳~1819年)『光琳画譜』より「仔犬」
色摺絵本、江戸時代1802年、国文学研究資料館所蔵

見ているだけでなごんでしまう、癒やし系わんこ。とぼけたお顔や、お行儀よく前足をそろえたポーズもかわいらしく、200年以上前に描かれたとは思えない「ゆるキャラ」のようです。

画像3

ゆるかわな「芳中犬」と日々の暮らしの中でいつも一緒にいられるように、立体のぬいぐるみポーチに仕立てました。

名称未設定-9

まんまるボディーなので、ポーチとしての容量はご愛嬌。目薬やコスメ、スマホの充電器など、ちょっとした小物をころりんと持っていてくれます。

3匹のぬいぐるみアイテムは、それぞれ素材を変えて作っています。この芳中犬のボディーは、ふかふかフワフワ……持っているとほっと安心するようなやさしい素材を選びました。

画像4

バッグにいれて、いつでも一緒に。持ち歩いてどこでもほのぼのしてくださいね。

ミュージアム部 江戸わんこがころりんおじぎ 芳中犬(ほうちゅうけん)ポーチ

1個 ¥1,900(+10% ¥2,090)

※「芳中犬ポーチ」は、販売を終了いたしました。

江戸時代のアートも、身近に気軽に楽しもう

天下太平の世となった江戸時代のアートは、お城を飛び出して、町のさまざまな人々に暮らしの中で気軽に楽しまれました。だからこそ200年以上も前に、こんなに自由で楽しい表現が生まれたんですね。美術の中でのびのびユニークに描かれたわんこたちを、暮らしの中でかわいがってください。

ミュージアム部 江戸わんこがくったりおすわり 芦雪犬(ろせつけん)ペンポーチ

1個 ¥2,700(+10% ¥2,970)

ミュージアム部 江戸わんこが仲よくじゃれあう 応挙犬ポーチの会

月1個 ¥2,200 ( +10% ¥2,420 )

ミュージアム部 江戸わんこがきゃふんきゃふん 仙厓犬(せんがいけん)パスケース

1個 ¥2,500(+10% ¥2,750)

ミュージアム部のサイトはこちら

Twitter(@f_museumbu)でも情報発信中!アート好きさんはフォローしてね

ミュージアム部

「ミュージアム好き」が集まって活動しているフェリシモの公式部活。カタログやウェブサイト・SNSなどのメディアを通じて情報を発信し、暮らしの中で楽しめるオリジナルグッズを企画しています。

◆ミュージアム部サイト
◆note
◆X(旧Twitter)
◆Instagram

関連記事

美術館へ出かけよう!アート&ミュージアムを自分らしく楽しむ5アイテム

ユーモアたっぷりな浮世絵から誕生!太田記念美術館×ミュージアム部コラボグッズ

大人も魅了される昆虫の世界。ミュージアム部×伊丹市昆虫館コラボグッズ

ITEM

CATEGORY

BRAND

SEARCH

PICK UP

  • 新作デジタルカタログ