素敵なコラボに、運気が高まる予感!
こんにちは、日本職人プロジェクトのリーダー山猫です。
誰かの物語(story)をカタチにした、どこにもないプロダクトを生み出す日本職人プロジェクト。たった1人の「好き」「欲しい」に寄り添う物づくりを続けています。
今回ピックアップするのは、運気を高めてくれそうなオーソリティーとコラボした3つのアイテム。神社の女性宮司さんと作った本革お財布に、イラストレーターさんと作った本革手帳カバー2種類をご紹介します。
今こそ、何気ない日常からハッピーに!気分も運気もぐぐっと上がる予感しかない、素敵なアイテムをご紹介します。
開運気分なお財布を、女性宮司さんと
最初にご紹介するのは、お守りが入れられるお財布。全国でも珍しい女性宮司さんと一緒に作りました。
兵庫県にある尼崎えびす神社の宮司・太田垣 亘世(おおたがき のぶよ)さん。NOBBY(ノビー)の愛称で親しまれている太田垣さんの前職は、なんと外資系航空会社の客室乗務員。その後、実家の尼崎えびす神社に奉職され、現在は宮司のほか、セミナー講師やまちづくりなど幅広く活動されています。
美しい装束に身を包むNOBBYさん。大きな鳥居がそびえる神社は、尼崎のパワースポット的存在。
女性宮司は全国でも数が少ないうえ、海外経験も豊富という珍しい経歴をお持ちの太田垣さん。せっかくなら、そのセンスやアイデアを生かしたものを作りましょう!ということになり、ゲンを担いだ縁起の良いお財布を企画しました。
一番のポイントは、なんといってもお守り専用ポケット! お守りは、肌身離さず持ち歩くのが最良とされています。そこで、毎日持ち歩くお財布に、お守りのためのポケットを付けました。これなら、バッグを変えてもお守りを忘れることなく安心。ポケットは透明で、お財布を開くたびにお守りが目に入る作りです。
そしてもうひとつのポイントが、ファスナーポケット。これは、出先で外したアクセサリーなどを収納できるポケットなんです。イヤリングや指輪などを、なくさないように入れておくのに便利。このアイデアと心遣いは、太田垣さんならではだと思います。
素材は、手にしっくりとなじむ馬革を使用しています。馬は縁起の良い動物で、神社ともゆかりが深いもの。ほどよいつや感があり、上品な表情に仕上がっています。
実はこの革、馬革専門のなめし工房に別注依頼したもの。たくさんのなめし見本を手に取り、現地で手ざわりと色味の打ち合わせをして決定しました。試作品を見た太田垣さんも「これ、イメージ通りの仕上がりです!」とにっこり。
ふち部分は、鮮やかなエメラルドグリーンのレザーをアクセントにあしらいました。神社のすがすがしい空気を感じさせる色であり、使うたびに心ときめく色でもあります。毎日使うものですから、やっぱりデザインも美しくないと。
縁起が良いだけでなく、お財布としての機能も優秀。カード類がたくさん入る充実のポケットや、大きく開いて出し入れしやすい小銭入れなど、たっぷり&きれいに収納できる作りになっています。お財布の中がすっきり整理できるから、お金との相性もよくなりそうです。
お財布という日常使いのアイテムで、お守りを肌身離さず持ち歩くというアイデアが本当におもしろいですよね。お財布を使うたび、お守りが目に入る安心感も嬉しいところ。お財布が特別な存在になりそうですね。上質な馬革を使い、職人さんが丁寧に誂らえているので、お手入れを楽しみながら、長く大切に使ってください。
ちなみに、尼崎えびす神社について、豆知識をひとつ。メインの写真に入っている小道具の「金福萬縁 」は、尼崎えびす神社のオリジナルアイテムなんです。倉持ちえびす様の姿がうっすら見える金運アップのお守りで、実はこれ、かなりの人気。タイミングが合えば、神社で購入できるかも!?(今回は撮影小道具として、太田垣さんのものをお借りしました)。
手帳カバーひとつで、未来がわくわくに
続いてご紹介するのは、毎日と未来が楽しみになる手帳カバー。人気イラストレーター・イオクサツキさんと一緒に作りました。
イオクさんは書籍の装画や挿絵をはじめ、雑誌やWEBなどさまざまな媒体で大活躍。版画技法を用いた作品もたくさん発表されています。山猫は以前からイオクさんの作品が大好きで、ぜひこの世界観を革で表現したい!とお声かけし、コラボが実現。これまでイオクさんのイラストを使った型押しアイテムをいくつか企画してきました。
今回のモチーフは、イオクさんの作品に多く登場する鳥。イラストをもとにオリジナルの金型から作成し、兵庫県たつの市製のなめし革にプレスしました。型押しは版画と同じく、図柄が反転するのが特徴。版画作品も手掛けるイオクさんはその感覚にも慣れておられるので、仕上がりが美しく、独特の存在感があります。シンプルな線で描かれたイラストが凹凸の陰影で見事に表現され、完成度の高い型押しになりました。(実は、前回登場したお財布の金型をそのまま使えると思ったのですが、ギリギリ足りず……。新たな金型を作りました)
思い思いの方向に飛ぶ鳥たちは、自由な思考のイメージ。手帳のページをめくってあれこれ考えを巡らせたり、過去と未来を行ったり来たりする時間をその姿に重ねました。なかなか気軽に旅行もできませんが、高く遠く羽ばたく鳥たちは、先の予定を考える時の明るい希望にもなってくれます。
手帳カバーはお好みで選べるように、サイズはA6とA5の2種類を作りました。
コンパクトなA6サイズは、中身が落ちないラウンドジップタイプ。中にたくさん入れてもしっかり閉まります。ペンや名刺も一緒に収納できるから、どこでもオフィスに。出先で使うのにも便利です。カラーは、鳥が羽ばたく空の色。明るい明日を予感させる、穏やかな色です。
A5サイズは、スケジュール帳のほか、ミニノートのカバーにも。厚さ2cmまで対応で、薄めのものなら2冊合わせて収納することもできます。日々の思いを綴る日記帳のカバーにしても素敵です。カラーは、鳥が住む森の色。深みのある緑色が、ページを開く心静かな時間をもたらしてくれます。
いろいろなことが起きて、先のことも見えにくい時代ですが、思考や想像は自由なもの。ページを開いて、心や頭の中をのびのび羽ばたく時間を楽しんでください。
今日が愛おしく、明日が楽しみになる
今回は、宮司の太田垣亘世さん、イラストレーターのイオクサツキさん、それぞれの想いや感性をカタチにしました。共通しているのはどちらも、何気ない毎日に寄り添ってくれて、明日がちょっと楽しみになるところ。「いいことありそう!」なわくわくを、いつも感じられるような魅力があります。
暮らしの中で心地よく使いながら、明日が楽しみになる、未来にわくわくする、そんな毎日を重ねていってもらえたら、と思います。
次回は、アートディレクター牛島さんの美学を宿した琥珀色の腕時計をご紹介します。最高の時計ができるまでの物語です。お楽しみに!
女性宮司と作った 職人本革のゲン担ぎホースウォレット〈栗毛×エメラルド〉
¥26,180(税込み)
イオクサツキさんと作った 職人本革のスケジュール帳カバー〈A6対応ラウンドジップタイプ・空色〉
¥8,800(税込み)
イオクサツキさんと作った 職人本革のスケジュール帳カバー〈A5対応ストラップ留めタイプ・森色〉
¥9,680(税込み)
※日本職人プロジェクト「Stories〈ストーリーズ〉」の商品は、ご注文いただいてからひとつずつ仕立ててお届けします。
※インターネットでのお申し込み締め切り:2021年9月15日(水)23:59まで
※商品お届け時期:2021年8月下旬~9月下旬までに随時