こんにちは、Kraso編集部です。
みなさまは、ふだん自分の呼吸の深さや長さを意識することはありますか?
人はリラックスすると、自然と呼吸が深く長くなります。それに対して、緊張したり興奮したりすると、浅く短い呼吸になりがち。
常に呼吸に意識を向けるのは、なかなかむずかしいけれど、ふとしたときに呼吸のメリハリをコントロールできれば、自分の気分やからだの状態を整えられるそうです。
ということで、今回はヨガ歴18年のヨガインストラクター 佐藤聡子さんに「日常生活で役立つちょっとした呼吸のコツ」を教えてもらいました!自宅で気軽に使えるエクササイズグッズと合わせて、みなさまにご紹介します。
心配ごとも多く、なにかと心がさわいでしまいそうなきょうこのごろ。こわばったからだの緊張をほどいたり、心をゆるめたりして、いいリズムを作っていきましょう。
呼吸のコツ1.緊張したら、息を止めて一気に吐く!
人前で自己紹介やスピーチをするときに何とかしたい緊張。「リラックスしなきゃ!」と思うほど、余計にカチカチに……。
そんな時は、思い切って呼吸を止めて、からだをめいっぱい緊張させてみましょう。
数秒間ガマンしたら、思いっきり息を吐いて脱力!
この反動を利用すると、意識的にゆるめるのが難しい緊張もほぐれて、自然とリラックスできます。
また、本番前には声を「長く、大きく」出して、ウォーミングアップも忘れずに。
口を大きく開ける「あー」や「おー」などの発音が効果的。
トイレの中や移動中にさりげなく行うか、大きな声を出せないときは長さだけでも意識して声を出してみましょう。
気持ちのいい声をしっかり出すためには、日頃から「腹式呼吸」や「インナーマッスル」を意識できるエクササイズアイテムを試すのもおすすめです。
こちらは、あの懐かしいおもちゃをアレンジした「腹式呼吸」を見える化できるエクササイズアイテム。
使い方は簡単で、全長1メートルのピロピロを10秒で伸ばして3秒かけて戻すだけ。けっこうおなかに効きますよ。負荷を3段階で調整できるので、慣れてきたら負荷をあげて楽しみながらレッツエクササイズ~!
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もっと手軽にエクササイズしたいという方におすすめなのは、「座るだけ」で声・呼吸にとって重要なインナーマッスルを意識できるバランスクッション。
空気の量を調整すれば難易度を調整可能なので、慣れてきたら空気量を多めにして楽しんでください♪
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呼吸のコツ2.やる気はフンッ!で呼び覚ます
緊張をほぐしてリラックスするのとは反対に、だらだらしてしまってやる気が出ない……という時もありますよね。
そんなときには、鼻息荒く奮い立つように「フンッ!」と勢いよく鼻から息を出してみましょう。
早い呼吸によってカラダが目覚め、頭や気分がすっきりしてくることで、だんだんとやる気も湧いてきます。
ここぞ!という勝負所や、休憩終わり!というタイミングで「フンッ!フンッ!」とやる気を出してくださいね。家族といっしょに試してみても楽しいかもしれません。
呼吸のコツ3.おやすみスイッチを「あくび」でオン!
ベットに入ってもなかなか寝つけない、寝ても眠りが浅い。
そんなときには、「ファ~」と声を出しながら意識的にあくびをしてみましょう。
涙が出るくらいのあくびが出てくれば、おやすみスイッチはオン状態。
家に帰ってから寝るまでの時間をしっかり確保することも大切です。いつもがんばっているみなさま、「最近よく寝れないな」と思ったら、なるべく早めに家事を切り上げたり、帰宅するようにしてくださいね。
緊張と緩和を上手にコントロールして、暮らしやお仕事をいいリズムに整えていきましょう♪