暮らしなかの「ほっとひと息」にかかせないティータイム。みなさまは、普段どんな飲み物で楽しんでいますか?
こだわりのコーヒーも人気ですが、最近は「ティースタンド」なるものがちまたに増え、日本茶や和紅茶も人気上昇中。特に日本茶は、意外にも若い世代に「知れば知るほどおもしろい」と人気のよう!
今回は、そんな日本茶の「新しい楽しみ方」と、奈良県の北東部にある大和高原で茶葉を自然栽培している「健一自然農園」とコラボしたお茶セットもご紹介しますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。
小さな器で飲んでみよう
さて、みなさまは日本茶をどんな器で楽しんでいますか?
マグカップや、ティーカップ、あるいはいわゆる湯飲みが一般的かなと思いますが、Kraso的におすすめしたいのは「小さなカップ」。
中国茶や台湾茶でよく使われる、お猪口(おちょこ)みたいな小さな器「茶杯」がもし食器棚のなかで眠っていれば、ぜひそれで。
なんと、お茶って、小さめのカップで飲むとギュッと凝縮された旨みをじっくり味わえて、お茶の個性をクリアに感じられるんです。
大きなカップで飲むとひと口の量が自然と多くなってしまいがちですが、小さなカップで飲むと、おのずとちょびっとずつ、ゆっくり味わえるようになります。
茶杯でなくても、お猪口やエスプレッソカップ、チャイグラス、ショットグラスなどでも大丈夫。とにかく一度、だまされたと思って「小さなカップ」で日本茶を楽しんでみてください。
また、カップの素材や厚さによっても味の感じ方は変わるので、ガラスか陶器か、薄いカップか、ぽってり厚いカップか。同じお茶をいろんな器で試してみるのもおすすめです。
「いつものお茶」でも、器を変えるだけで新しいおいしさを発見できる。それまで気づかなかった、お茶が持つ豊かな個性を見つけたときの楽しさったら!お茶のおいしさを知ったら、どんどん「楽しい飲み方」を追求したくなりますね。
「三年晩茶」をご存知ですか?
器だけでも楽しみ方が広がるお茶の世界ですが、「茶葉」のことも知ると楽しみ方は無限大!
今回はご縁あって出会った、奈良県で自然栽培の茶葉を育てている「健一自然農園」さんとのコラボコレクションのなかから、特に個性的な「三年晩茶(ばんちゃ)」をご紹介します。
「お茶」と聞くと、お茶の葉っぱだけを使用しているイメージがありませんか? でも、この「三年晩茶」は、なんと茎や枝もすべて使用しているんです。
新芽を取らず、そのまま何も収穫せずに3年以上成長させた茶樹を枝ごと刈り取り、茶葉だけでなく枝も刻み、地元で出る間伐材の薪で焙煎してようやく完成。このように作られるのが「三年晩茶」です。
気になる「三年晩茶」のお味は、じんわり心とからだにやさしさがしみわたるような、ほかのどのお茶とも違う味わい!
「健一自然農園×フェリシモ」のお茶セットでは、緑茶だけでなく、和紅茶、烏龍茶などもお届け。ほかにも「ゆず煎茶」「抹茶入り玄米茶」「釜炒り茶」「トゥルシー和紅茶」といった驚くほど個性にあふれた18種類のお茶を、毎月3種類をセットにしてお届けします。どなたでも、いつでもどこでも気軽に楽しめるティーバッグタイプです。
ぜひ、いろんな器と組み合わせて、奥深いお茶の世界を楽しんでくださいね。
健一自然農園とは
奈良県北東部に広がる「大和高原」にある自然栽培のお茶農園。2001年に、15年ほど放棄されていた耕作放棄農地を代表の伊川健一さんが借り、ほぼ一人で開墾したところからはじまった農園で、その後も地域の方から茶園を受け継ぎ「自然栽培」でお茶を育てている。「自然栽培」という言葉は法律では定義がなされていないため第三者認証がないが、健一自然農園では農薬・肥料を使わずお茶を育てている。
健一自然農園×フェリシモ 心とからだにそっと寄り添う お茶セット(ティーバッグ)の会
¥1,350(+8% ¥1,458)