こんにちは、『USEDo』店長のヤノマークです。
一昨年、食器の商品企画のために訪れた、滋賀県の信楽。食器の産地とは知っていましたが、実際に訪れると、びっくり。そこだけ時が止まったような、のどかでやさしい空気が流れ、「この場所、好きだなあ」とすぐに感じました。
町を歩いていると、道のあらゆるところに、たぬきの焼き物が並べられており、訪れた僕たちを歓迎してくれているようです。この信楽たぬきの置物の歴史は古く、100年も前から作られているとのこと。
駅の前には大きなたぬきの公衆電話。陶器屋さんのお店の前にも、たくさんのたぬきがずらっと並べられています。でも、何の違和感もない自然な風景。食器の打ち合わせで訪れた信楽でしたが、こんなふうにたぬきの置物が違和感なく暮らしになじんでいるんだなと驚きました。
ここで作られる陶器が持つ、手ざわりや使い勝手の魅力を、たくさんの方に感じてもらいたいと思うようになり、現地の窯元と一緒に商品を企画するようになりました。
そんな素敵な場所で作られている信楽焼を暮らしに取り入れると、何だか気持ちがほっこりあたたくなっていくのに気付きます。
●和を感じる、黄色のふくろう
今回、新作として登場するのは、黄色いふくろう。
社内のスタッフから、黄色い縁起物を作ってほしいというリクエストがあり、黄色いふくろう企画がスタートしました。
このふくろうの置物は、創業50年を超える窯元でひとつひとつ手づくりしています。
その製造方法は「鋳込み製法」といわれ、石膏型に泥を流し込んで成型しています。
石膏型は水分を吸収しやすいので、泥が外側から固まっていきます。ある程度固まると中の泥を穴から出して、石膏型を外すと、ふくろうの形になっています(※写真は、たぬきの型です)。
その後、焼くと黄色く発色する釉薬をかけ、電気式の窯の中に入れ、約1,200度の高温で24時間ほどかけてゆっくり焼くと完成です。
ふくろうは、「不苦労(ふくろう)」とも言われる幸運を呼ぶ鳥。首が360度近く回ることから、先を見通すと言われています。
このふくろうの黄色は、日本らしい和の色を目指し、少し赤味がかった山吹色のような色を選びました。
ふくろうのくちばしは、少しざらっとした質感で、もとから釉薬をかけずに、土本来の色を生かした作りになっています。
底面は石膏型に入れているときに泥を出した穴が空いています。まわりは釉薬のかかっていない、土本来の色味で、ざらっとした素朴な風合いを感じていただけます。
玄関や寝室などに、お気に入りの小物といっしょに並べるだけで、その愛らしいたたずまいにほっこり癒される黄色いふくろう。暮らしに取り入れていただくだけで、小さなしあわせを運んでくれるはずです。
USEDo しあわせを呼ぶ縁起もの 信楽焼の黄色いふくろう
1個 ¥2,700(+10% ¥2,970)
この黄色いふくろうは、フェリシモのお買い物ポイント「メリーポイント」でも交換いただけます。
【メリーポイント交換】USEDo しあわせを呼ぶ縁起もの 信楽焼の黄色いふくろう
1個 24,000merry
信楽焼の動物の置物は、ほかにも青色と白色でも作っていますのでご紹介します。
●ふくろうに加えて、たぬき、かえる……縁起物の青い動物シリーズ
「ふくろう」に、信楽で長く愛されている「たぬき」と「かえる」を加えた、3種類で展開しているシリーズ。
たぬきは、「金運」「開運」「勝負運」「商売繁盛」などのご利益があると言われています。右手には徳利、左手には通い帳を持っています。
かえるは、「無事に帰る」や「お金が還る」「若返る」といった意味を持ち、縁起のよいモチーフとされています。背中に小さい子がえるが乗っていて、とてもかわいいです。
青い動物たちは、黒や青を基調とするインテリアや、濃色の木の棚など、メンズライクな部屋にしっくりなじむ色味です。サボテンや大きめの観葉植物などとのコーディネイトにも、ばっちりはまります。
こちらは毎月1回、1匹ずつ、いずれかの動物が届きます。途中でストップできるので、運命の1匹を愛でるもよし、3匹コンプリートして並べるのもまた縁起よし。
しあわせを呼ぶ縁起もの信楽焼の青い動物の会
月1個 ¥2,300(+10% ¥2,530)
●インテリアになじむ白い動物シリーズも
こちらの白い動物シリーズは、ベージュや白を基調としたナチュラルな部屋にぴったり。インテリアを邪魔することなく、かわいい縁起物のモチーフを楽しめます。
色は、白と言っても真っ白ではなく、温かみのあるアイボリーにすることで、インテリアになじみ、どんな部屋にでも取り入れやすいように工夫しています。ギフトにも喜ばれますよ!
こちらも毎月1匹ずつ、ふくろう、たぬき、かえる、いずれかの動物が届きます。
USEDo しあわせを呼ぶ縁起もの 信楽焼の白い動物の会
月1個 ¥2,300(+10% ¥2,530)
素朴で美しい、信楽ブルーの食器
「たぬき」など動物の縁起物のイメージがある信楽ですが、この土地で作られる食器の魅力を忘れてはいません。
僕が食器を好きになったきっかけは、信楽焼の青い器との出合い。もとからデニムや藍染めなど、青色が好きだったのですが、信楽の青い器を見たときに、何て美しい色なんだろう、と心が踊りました。
信楽の器は、ほとんどが手作業で作られています。
この器がもつ素朴な風合いと美しい青色ですが、それぞれ窯元によって製法や釉薬が異なり、また季節やその時々の生産状況によって、少しずつ仕上がりが変わります。そのため、ひとつとして同じものはありません。ひとつひとつ違う表情を持っているのも、信楽焼の特徴です。
そんな信楽で作られる、大人気の「信楽ブルー」の器をふたつご紹介します。
●使い勝手のいい青色の小鉢シリーズ
ひとつめは、信楽の窯元に訪れた際に、目にとまった美しい3種類の青い釉薬(ゆうやく)を使った、食卓にちょうどよいサイズの小鉢です。
淡色から濃色まで、青のグラデーションが美しい3色。
おかずなどの取り皿としてはもちろん、サラダや朝食のフルーツなどを入れるにもちょうどいいサイズ。ヨーグルトや、スープなどを入れてもいい雰囲気です。
夏はそうめんつゆ入れとしても。
僕は味噌汁椀として使っています。茶色と青のコントラストがきれいです。毎日の食卓で活躍すること間違いなしの器です。
●気が利く小さめサイズの青いカップシリーズ
もうひとつは、小鉢より丸くて、少し小さめの青いカップです。
ある日、窯元へ打ち合わせに訪れた際に、信楽焼の黒いカップにアイスコーヒーを入れて出していただきました。
カップとしては少し大きめですが、飲み物がたっぷり入るサイズと、持つと手にフィットする形、そして何しろコーヒーがとてもおいしかったのを覚えています。
早速、その場でこのカップを作りたい!という話が進み、特別に青色で生産していただくことになりました。
こちらのカップは小鉢とは少し異なる青色で、淡い青のグラデーション3色で作っています。
寒い季節にはあったかい飲み物をたっぷり。カフェラテや紅茶にぴったり。
お惣菜を盛り付けるのにもちょうどいい大きさです。アイスなどを入れるのもおすすめ。
それぞれ少しずつ違う青色で、食卓に並ぶと表情が生まれて楽しいですよ。
信楽焼の味わい深い青色カップの会
月1個 ¥2,000(+10% ¥2,200)
素敵な食器は、素敵な暮らしをつくります。ぜひ信楽焼の器を暮らしに取り入れて、その魅力を感じていただければと思います。食卓も自分の心も、少しずつ豊かになっていくのを感じるはずです。
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ヤノマーク
男子目線で生活雑貨を作るブランド、USEDo[ユーズド]の店長。
ヴィンテージやアンティークが大好きな男子。
趣味は、アウトドア・食器取集・古着屋巡り。
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