福岡の鞄作家さんとのLittle Promise
-Little Promise-

2024年に20周年目を迎えた日本職人プロジェクト。〈&Stories /アンドストーリーズ〉として、誰かの物語に寄り添うモノづくりを続けてきました。そして始まる新しい春のテーマは、「Little Promise」。この20年間で重ねてきた大切なひとつひとつの約束を、できる限りカタチにしています。小さな約束が起こす素敵なミラクルを、ぜひ楽しんでください。

このブログでは、日本職人プロジェクトリーダーの山猫が、福岡の鞄作家さんと一緒につくらせていただいた魅力的な新作アイテムをご紹介します。全部「20th Anniversary 記念モデル」として特別に誂えていただいた物ばかりです。ぜひ気になるものがあれば商品ページをご覧ください。

鞄作家の岡さんと作った逸品たち


Special Present!

また、今回は、早期に商品をお申込みいただいた方 全員へ・お申込み数量分、豪華なプレゼントをご用意しました。こちらは福岡の鞄作家・岡政孝さんの手元にあった革材を活用させていただいたもの。カードケース、家や車用のキーケースなどに使えます。
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小さな約束から生まれた贈り物。

今回の新作を持っていただいて記念撮影^^(左からフェリシモプランナーYUDAI / 鞄作家・岡さん /コーディネーターAさん)

こんにちは! 日本職人プロジェクトリーダーの山猫です。今シリーズでも岡さんに20周年記念のアイテムとして作っていただいた商品が沢山あります。下記でそのアイテムをひとつずつご紹介していくのですが、それ以外に1点、特別のレザーアイテムがあります。それは2016年に岡さんの福岡の工房で山猫とプランナー・YUDAIと打ち合わせしていたときの雑談が発端のアイテム。

工房に沢山置かれていた製品を生産した際に出てくる余り革を見た山猫が「岡さん!これ、もったいないですね。何か活用できるんですかね?」とお聞きした時に、「そうですね、小物だったら作れるものもあるんですが、多くの数量が取れなかったりするので、試作品づくりに活用するか、処分してしまうことがほとんどです」と回答いただきました。

その時、山猫が「岡さん、いつか余り革を活用した企画ができたら、是非、オリジナルアイテムを作っていただけますか?」と聞くと「ええ、いいですよ。できる限り余り革を残しておくようにしますね!」とお応えいただいたことがありました。

岡さんは、その約束を覚えてくださっていて、生産からでた残り革・余り革をできる限りキープいただいていました。

そしてこの度、日本職人プロジェクトメンバーとの20周年をお客様と一緒に楽しんでもらえる為のミーティングをしていた時、「山猫さん、早期お申込みの方への景品をつくりませんか?」とメンバーの一人からリクエストをもらいました。その瞬間、山猫は岡さんにお願いしたい!と思いました。

岡さんにそのことを伝えると、「ええ!もちろん、協力させてください。めちゃくちゃかっこいいアイテム考えます!」と言ってくれました。それから2週間、、なんと7つのレザーアイテムを提案していただきました。それが全部がハイクオリティーで、「岡さん、全部採用したいところですが、、、岡さんご自身はどのアイテムが一番気に入ってますか?」とお聞きしたあとに送られてきた画像は岡さんが実際に使用しているものでした。

岡さんが実際に使っていた試作品。「山猫さん、めちゃくちゃ使いやすいんですよ!」と岡さん。
鍵と数枚のカードが入るようにしたとので、スナップボタンを付けたとのこと。

試しで作っていただいたものなので、ロゴマークなく、形状も最終のものとは違いますが、ものすごくかっこよかったので、「岡さん!ぜひこのアイテムでお願いしたいのですが、、革材を活用したとしても、、お高いですよね」とお伝えすると「そうですね、、山猫さん、本当に日本職人プロジェクトさんとフェリシモのお客様にはお世話になっているので、量産できる方法を考えますね」とご連絡いただきました。それから山猫と細かいやり取りをし生まれたのが今回の「本革スペシャルケース」です。下記で詳しくご紹介しているので、是非沢山の方にゲットしてほしいと思っています!

試作を何度も繰り返し完成前のサードサンプル。この後に、岡さんはいろいろな余り革で撮影サンプルを作ってくれました。
撮影用のサンプルをわざわざ福岡から持ってきてくれた岡さん!! 本当にありがとうございました。


20年分の感謝を贈り物に。

色とりどりの本革のケースは、早期に対象の商品をお申込みいただいた方全員へのスペシャルプレゼント。こちらは、福岡の鞄作家・岡政孝さんの手元にあった製品を生産した際に余った革材を活用したもの。 詳細はコチラを!

長年さまざまな鞄や財布を手掛けてきた岡さんの工房にはたくさんの余り革があり、日本職人プロジェクトリーダー・山猫と「いつか何かに使えたらいいですよね!」と話していたことが、この度カタチになりました。

マチのないスリムなフォルムは、カード類の収納にぴったり。金色のスナップボタンは中身が飛び出すのを防ぐとともに、デザインのアクセントにもなっています。レザーストラップには丸カンが付いているので、自宅や車の鍵などを入れるキーケースとしても活躍します。

革ひもの先に金色のリングが付いているので、家の鍵や車の鍵用のケースとしてもご使用いただけます。(デザインや・サイズによっては収納できないものもあります。)
一般的なカードだけ収納した場合5~7枚はしっかり収納できます。ホック金具ボタンも留まるので安心。

シンプルなデザインですが、革の色や厚み、風合いなどによって、まったく印象が違うのが特徴です。なんと金色の箔押しはすべて、岡さん自ら捺して仕上げてくださいます。

さまざまなバッグやお財布の片鱗が、新たなカタチになって皆さんのもとへ。まさに、「20年分のLittle Promise」を象徴するアイテムです。何色のどんな革が届くかは、どうぞお楽しみに!
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ケースには、カードを入れてカードケースにしたり、自宅や車の鍵を入れてキーケースにしたりなどできます。

作家の私物から生まれた名作。

では、今回の新アイテムをご紹介していきます。本革の持つ風合いを生かしたバッグは、福岡の鞄作家・岡 政孝さんの手によるもの。もともと岡さんが「銀行に行くために」作った私物がベースになっています。試作品を一目見て日本職人プロジェクトリーダー・山猫は惚れ込み、岡さんにオーダーして私物鞄として4年間ほど愛用していたところ、まわりから「欲しい!」という声が相次いで商品化に至りました。

今回の新作4代目モデルに使用している本革は、国内のタンナー(皮革製造業者)に依頼し、岡さんが私物に使っていた味わい深い外国産レザーの風合いを再現。大きな革の筋を生かした、革らしい表情に仕上がっています。

あえてムラが出るように色づけをすることで、より植物タンニンレザーらしい雰囲気に。裏地もポケットも付けず、とことんシンプルに作っています。革に厚みがあるため型崩れしにくく、荷物の出し入れもスムーズ。使い込むほどになじんで、色やツヤの経年変化が楽しめます。

幅広約3cmのショルダーベルトは好みの長さに調節でき、斜め掛けも肩掛けも自在です。カラーは、20周年スペシャルとして深みのあるグリーンをコーディネート。外国の古い鞄を思わせるアンティーク感のある色味で、金具の色が良く映えます。

財布やスマホ、ポーチ、小さめの水筒などが収まる使い勝手の良いサイズで、日常のお出かけにぴったり。多くの人をとりこにする名作の実力を、ぜひ味わってみてください。

まるで昔の車掌さんのあの鞄。

続いてこちらも岡さんの新発売アイテムをご紹介します。しっかり堅牢な革を使いながらも、小ぶりなサイズ感がかわいいアーネストバッグ。福岡の鞄作家・岡 政孝さんの私物をベースにしたフォートバッグの妹分としてデビューしました。

フォートバッグ同様、じっくりと時間をかけてなめした植物タンニンレザーを使用。国内のタンナー(皮革製造業者)に依頼し、もともと岡さんが好んで使っていた味わい深い外国産レザーの雰囲気を出してもらいました。まさに、革を愛する岡さんならではの素材。しっかりとした革本来の風合いがたっぷり味わえます。

小ぶりサイズに合わせて、革を薄めにすいているのがポイント。薄くすることで軽さも実現しています。あえて裏地は貼らず、表と同系色の顔料を吹き付けて仕上げました。 ※商品や部位ごとに色ムラや表情が異なりますがこの革材の特徴としてご了承くださいね。

内側にはファスナーポケットがあります。

サイドにまちがあるので、二つ折り財布やスマホなど、お出かけアイテムをしっかり収納。岡さんは「背面とファスナーポケットの間」をスマホの定位置にしているそうです。

金具だけをアクセントにしたデザインはどこか懐かしく、昔の車掌さんの鞄を思わせます。本体の革は、味わいのあるブラウンをセレクト。

初代モデルより、さらにレトロな雰囲気が色濃くなりました。必要なものだけを身に着けて、ふらりと知らない街へ。そんなお出かけを楽しみたくなる鞄です。使い込むほどに味わいが増す、植物タンニンレザーならではの経年変化もお楽しみに。


華やぐミモザカラー新登場!

次にご紹介するのは、スクエアなフォルムと、フラップ留めが特徴のお財布。まるで封筒みたいに見えるところから「エンベロープ(封筒)ウォレット」の名前がつきました。作ってくれたのは、福岡の鞄作家・岡 政孝さん。丸い形のがま口が多い中で、シャープな直線を生かした新しいスタイルのがま口を提案してくれました。今回は2色が発売となります。

初代から3代目となる今回のモデルは、春に咲くミモザの花をイメージした〈ミモザ・イエロー〉。「春からの毎日をワクワク楽しんで欲しい」という思いでセレクトした、別注カラーバージョンです。

明るくフレッシュな色合いに、見るたびに気持ちが華やぎます。革はしっとりとやわらかく、ほどよいシボ感がアクセント。手の中に心地よく収まるサイズ感が絶妙です。

フラップボタンを開けると大きく開き、内側はカードポケットも充実。がま口型の小銭入れは中が見やすく、出し入れもスムーズです。

お花を買うような気持ちで、お財布を選んでみてください。

次に紹介するのは、人気の高かったカラー、初代モデル〈スモーキーグリーン〉が待望の復刻で再登場します。

少しくすみ感のある落ち着いた色味は、どこかレトロな雰囲気。長く愛用できる、飽きのこないカラーです。

日々のお出かけに必要なカードやお金がしっかり入って、メイン財布としての役割を充分に果たします。実は岡さんも私物として愛用していて、ご自身も「札入れが2室あるのが便利です。コンパクトなので、ポケットにスマートに入れられるところもいいですね」とお気に入りの様子。使うたびにワクワクするお財布を、ぜひ春からの新生活のパートナーに。エンベロープ(封筒)らしく、何かうれしいニュースを運んできてくれるかもしれません。

素敵な2色。あなたの好みはどちらですか?

作家の思い過ごす喜びを。 

福岡の鞄作家と作ったアイテム特集はいかがでしたか? どのアイテムも岡さんの情熱が感じられるアイテムばかり。岡さんのモノづくりに対する真摯な姿勢が好きな山猫は、ついつい沢山のリクエストをしてしまいます。出会ってから8年間、岡さんが描いてきた夢と日本職人プロジェクトの夢が何重にも重なった今回。岡さんが作る景品のスペシャルケースは沢山の色があって虹のように感じました^^

新作も、春からの使い始めが嬉しくなるものばかりでしたね。気になったものがあれば、一度チェックしてみてください~!

「遊び心」と「憧れ」が彩る made in Japan 逸品29点

日本のモノづくりを通してたくさんの素敵な物語を伝えるために続けてきた「日本職人プロジェクト」。2004年のスタート以来、様々な魅力的な方の想いと共に「物」語るアイテムを誕生させてきました。

プロジェクトリーダー 山猫

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