2024 AUTUMN NEWシリーズ

こんにちは、フェリシモ日本職人プロジェクトのリーダー・山猫です。

この〈&Stories / アンドストーリーズ〉シリーズでは、「誰かの物語から立ち上がるモノ作り」をコンセプトに日本製のアイテムをラインナップ。1人ひとりの中にある、小さいけれど熱烈な「好き」「欲しい」を叶えることで、世の中にはない逸品を生み出しています。

2004年にスタートした日本職人プロジェクトは、19年目の後半を進行中。これまでもずっと「次はもっと、次はもっと」と、モノ作りを深めながら走り続けてきました。20年の節目を前にした今シーズンも、その想いは変わらず、「今、いちばん伝えたいメイド・イン・ジャパン」をお届けします。

この秋のキーワードは、「Milestone / マイルストーン」。英語で「ものごとの発達、進化過程における重要な出来事」といった意味。アニバーサリーの前の布石として、毎日を輝かせる新作アイテムをご用意しました。明日の自分を、明日の暮らしを照らすものと出会える、魅力的なラインナップです。

今回も日本の鞄職人、財布職人、革職人にご依頼し生まれたアイテムたち。定番アイテムのリニューアルモデルからデビューモデルまでいろいろ。そして、久しぶりにチョコレートバイヤー・みりさんとのコラボレーションモデルも登場しますので、どうぞお見逃しなく。

円熟味を増した、大人の美ミニマム。

その見た目から、「樽」を意味する「バレルボストン」と名付けた新作のボストンバッグ。鞄デザイナー・小林弓子さんと一緒に、過去に人気の高かったボストンバッグをモデルチェンジしました。

鞄職人と鞄デザイナーが作った 職人本革のバレルボストン〈ブラック〉

デザインは無駄をそぎ落とし、よりシンプルに進化。やわらかな革の風合いに、金具や引き手のあしらいだけが映えるシンプルなスタイルが魅力です。

※ 外ポケット:1個 内ポケット:3個

ポケットは大きく使いやすいサイズのものをひとつ。底とサイドにしっかりまち幅をとることで、見た目以上に入ります。内生地はすべりの良いレーヨン素材で、中身の出し入れもスムーズ。

ショルダーストラップ:全長約109.5~139cm(金具含む・調節可能)

小物収納に便利な内ポケットは3つ付けました。どんな装いにも合わせやすく、バランスよく持てるサイズ感も絶妙。取り外し可能なショルダーストラップは、細めに仕上げることで、肩掛け、斜め掛けもエレガントに決まります。ベーシックなブラックで誂えているので、カジュアルからきれいめまで、守備範囲が広いのもポイント。普段のお出かけから旅行、あらたまったシーンまで、このバッグがひとつで対応できます。

「日本職人プロジェクト」を長く続けてきたからこそ、進化を遂げた名品アイテム。当時は「あれも、これも」とプラスしていた機能やデザインを引き算して、シンプル&ミニマムに行き着きました。使う人の意見や持ち物の変化に合わせてバージョンアップしたバレルボストン。樽のなかで熟成するワインやウイスキーのように、円熟味を増したモデルです。

※ 本革のため、表面に独特のしわや凹凸、多少の傷やしみ、色ぶれ・色むらなどが出ることがあります。※ この本革はシボやキメの差が目立つ特徴があります。

職人本革のバレルボストン〈ブラック〉

1個 ¥36,080 (税・送料込み)

背中で語る、チョコへの愛。

続いてご紹介するのは、チョコレートな後ろ姿に釘付けになってしまう、その名も「チョコリュック」。まだ知られていない逸品を求めて世界中を飛び回るチョコレートバイヤー・みりさんとの最新作です。

チョコバイヤーが作った 職人本革遣いのチョコリュック〈ダークブラウン〉

もともと、お客さまからのリクエストに応えてみりさんが企画したチョコリュック。今回は2代目モデルとして「もっとチョコらしく、ビターチョコをやりたい!!!」というみりさんの願いを叶えるため、ダークブラウンの本革を特別に手配。

そこに、みりさんの手描きから版を起こした板チョコモチーフを型押ししました。こっくり深みのある色合いで、これまで以上にチョコなビジュアルに。思わず「おいしそう」と言ってしまうほど、チョコ感がアップしました。

ショルダーストラップ:全長約66~84.5㎝(調節可能)
※ この本革は、色差や色むら、傷や白化・すじ・しみ・斑点・濃淡の差などが目立ちやすい特徴があります。 ※ 型押し柄の出方は、商品により異なります。

この完成度の高さに、みりさんも試作品をチェックした時に「チョコ愛にあふれてる~!!!!」と絶賛。「チョコ好きさんにきっと喜んでもらえるに違いない!」と太鼓判を押してくれました。見た目のかわいさはもちろん、日常で気軽に使えるように使い勝手や機能性も追求。チョコ型押しの本革はフラップやサイドポケットに、本体は丈夫な帆布素材を使用することで軽やかに仕上げました。

荷物が増えたときは、サイドのボタンを外せば容量がアップ。A4サイズやタブレットなどがすっぽり入る縦長フォルムは、お仕事シーンにも。ちなみにショルダーストラップはサイズ調整ができるので、ジャストフィットで持ち歩きができます。チョコをきっかけに、会話も弾みそうです。遊び心あるチョコ柄ながら、本革の上質感と落ち着いたカラーリングで、子どもっぽく見えないのもポイント。背中でさりげなくチョコ愛をアピールできる、大人のためのリュックです。

※ 外ポケット:3個 内ポケット:3個

職人本革遣いのチョコリュック〈ダークブラウン〉

1個 ¥39,380 (税・送料込み)

誰もが羨む、シャイニーなギャルソン。

そして、次も注目のアイテム。レストランのギャルソンが持つお財布を参考にした「ギャルソン財布」は、長く愛され続けているロングセラー。その名品は、チョコ柄の箔押しレザーで仕立てたスペシャルなアイテムです。目指したのは、“銀紙に包まれた外国のおしゃれな板チョコ”のイメージ。金色や銀色ぽく染めた普通のレザーではなく、気分が高まる特別なものを使いたい!とメーカーの小林弓子さんにわがままを言って、チョコレートバイヤー・みりさんのチョコ柄を施した箔押しレザーを用意してもらいました。

チョコバイヤーが作った 職人本革のギャルソンウォレット

実はこの箔押しレザーは縫製が難しく、シワや傷が付きやすいなど扱いにくい素材。ただでさえ手間のかかるギャルソン財布を箔押しレザーで誂えるのは、難しい試みでした。その仕上がりは、狙い通り想像以上に本物のチョコレート感。実際使ってみると、使い込むうちにシワや傷が付くのがかっこよく、箔押しレザーの味として楽しんでもらえると実感。箔押しレザーのキラキラとした輝きは、見ているだけでテンションが上がります。

※ この本革は、本物のチョコレートがアルミ箔に包まれたイメージで仕上げています。その為、箔仕上げした表面に傷やすじ・シワ・浮きなどが出やすい特徴があります。また、生産時につくミシン跡などもとても目立ちますが、それもこの箔加工レザーの味わいとしてお楽しみください。

がばっと大きく開くギャルソン財布だから、内生地もこだわりのカラーをセレクト。ワイドオープンポケット1個、カードポケット16個、ファスナーポケット1個、お札入れ1個、オープンスペース3室、小銭入れは大きく開く仕様で、お財布として最高の収納力。

スタイリッシュなシャンパンゴールド色は、美しいライトブルーを合わせて華やかに。幸福感あふれるこのカラーリングに、開くたびときめきがあふれます。もちろん、大きな小銭入れや、たっぷり収納できるカードポケットなど、機能性の高さはお墨付き。持っているだけでハッピーになれるお財布と一緒なら、何かいいことがありそうな予感がします。

箔のキラキラ感がまさに銀紙な〈シルバー色〉は、きれいなパープルを合わせて鮮やかに。お財布を開いた瞬間にこぼれる、シルバー色×パープルの鮮やかなコントラストに息を呑みます。

持っているだけで注目が集まるスペシャルモデルのギャルソン財布。なかなか定番で生産は難しそうなので、気になった方はお見逃しなく。

職人本革のギャルソンウォレット〈シルバー色〉

1個 ¥31,680(税・送料込み)

職人本革のギャルソンウォレット〈シャンパンゴールド色〉

1個 ¥31,680 (税・送料込み)

原点を詰め込んだ、名作バッグ。

ダレスバッグは、日本職人プロジェクトのアイコン的存在。プロジェクトリーダー・山猫が、「父が昔、憧れていた理想の鞄を」と企画を立ち上げたのがすべての始まり。そんな原点ともいえるダレスバッグを、さらに女性が日常使いしやすいようにアレンジした6代目となる深化モデル。「ひとつの鞄で財布の役割もこなすもの」というリクエストで誕生しました。

プランナー山猫と鞄デザイナーが作った 職人本革のレトロダレス

今シーズンの新作モデルは、シボ感やシワなどの表情が美しい本革を使い、シックなレッドで仕立てました。着こなしに彩りを添える華やかさがありつつも、大人の落ち着きを感じさせるカラーです。ポイントは、開けた瞬間ときめく黒色のペイズリー柄の裏地。実家の洋服タンスを開けたときのような、どこか懐かしさを感じる生地をセレクトしました。

※ 本革のため、表面に独特のしわや凹凸、多少の傷やしみ、色ぶれ・色むらなどが出ることがあります。※ 裏地の柄の出方は、商品により異なります。

内側には13個のカードポケットと2つのポケットを付けて、お財布いらずの仕様に。バッグのままスムーズにお会計ができて、中も広々と使えます。品よく持てるかわいいサイズながら、サイドと底まちのおかげで収納力もたっぷり。スマートフォン、手帳、ハンカチ、小さめの水筒なども入ります。手持ちでもショルダーでもバランスよく決まり、どんな装いにも合わせやすいのが魅力。ラフな日もきちんとした日も、いつでもしっくりなじんでくれます。

職人本革のレトロダレス〈レッド・ブラックペイズリー柄〉

1個 ¥34,650 (税・送料込み)

そしてブラックモデル。シックなブラックは、年齢も流行も問わない永遠のベーシックカラーです。ポイントは、開けた瞬間ときめくブルーのペイズリー柄の裏地。実家の洋服タンスを開けたときのような、どこか懐かしさを感じる生地をセレクトしました。ブルーのペイズリー生地との鮮烈なコントラストも印象的。開けても閉めても美しく、使う仕草もさまになります。

※ 内ポケット:2個 カードポケット:13個

時を超えた普遍的な愛らしさと、使いやすさを兼ね備えたレトロダレスは、日常と人生に寄り添ってくれるパートナー。ふだんのお出かけから観劇、食事会、旅行まで、たくさんの思い出を刻んでいけるバッグです。

職人本革のレトロダレス〈ブラック・ブルーペイズリー柄〉

1個 ¥34,650(税・送料込み)

見た目と中身のギャップにトキメキ。

スクエアなフォルムが印象的なカレバッグは、大人の女性の理想を叶えた名品。プランナー・MOEが「オンにもオフにも使えるバッグが欲しい!」と企画した初代モデルが大ヒット、今回で5代目モデルとなる人気アイテムです。

プランナー山猫と鞄デザイナーが作った 職人本革のカレバッグ〈シーウィードグリーン〉

多くの女性に愛されている秘密は、エレガントなミニバッグのたたずまいながら、たっぷり入る収納力。小ぶりに見えて、なんとお弁当や小さめの水筒まで入ります。しかも、このサイズで底びょうまで付いた本格的なつくり。ファスナーもサイドまで大きく開くから、使いやすさも上々です。

便利な底ビョウ付き。

今シーズンのカラーは、プロジェクトリーダー・山猫と鞄デザイナーさんが、いくつもの革工房をまわって集めた革見本からセレクト。大きな段ボール3箱分の見本の中から、鮮やかなシーウィードグリーンを選びました。着こなしに映える明るい色味は、秋冬コーデのアクセントにぴったりです。

裏地は高級感のあるライトブルーで、上品にまとめています。小物用のポケットは内側に2つ付けました。※ 本革のため、表面に独特のしわや凹凸、多少の傷やしみ、色ぶれ・色むらなどが出ることがあります。※ この本革は、色差や色むら、傷や白化が目立ちやすい特徴があります。

持ったときのバランスを重視して、あえてショルダーベルトを付けない手持ち仕様。ちょこんと持つことで、小ぶりなバッグのかわいさが際立ちます。眺めているだけで気分が上がり、「これ、私の!」とひそかに自慢したくなるような完成度。

おしゃれなショップやちょっといいレストランも、堂々と自分らしくふるまえます。MOEが働く女性のリアルな希望を詰め込んだカレバッグは、かゆいところに手の届く使いやすさ。一度手にすると、手放せなくなる逸品です。

職人本革のカレバッグ〈シーウィードグリーン〉

1個 ¥27,280 (税・送料込み)

シンプルトートを、人生の定番に。

コーディネーターSAYAと作った 職人本革の花柄シンプルトート〈ライトグレー〉

くったりとやわらかい革でシンプルに仕立てた素直なトートバッグは、初代モデルから数えて12代目となる、超ロングセラーアイテムです。

今回は裏地にリバティプリントのファブリックを使った、スペシャルバージョンで新登場。セレクトしてくれたのは、リバティプリントが大好きというfelissimoのコーディネーター・SAYA(リバティプリントが好きで、自分のお子さんの卒園式用のワンピースも手作りされるほど)

山猫がファブリック選びで迷っていたら、沢山おすすめを教えてくれたので、「SAYAさん。よかったら今回の鞄、一緒に作ってみませんか?」とお誘いしたのがきっかけでした。

完成品をチェックしてくれるSAYAさん。「山猫さん!めっちゃ、革色との相性もいいです!!」とコメントしてくれました。
こちらはSAYAさんが、お子さんの卒園式用のセレモニー用にリバティプリントのファブリックで作ったワンピース。愛情のこもった逸品。

生地見本帳だけでなくSAYAお気に入りの柄も含めて提案してくれた3種類の中から、熟した果実のオレンジや羽ばたく紫の蝶などが目を引く柄「Orchard(オーチャード)」を選びました。 裏地の色味に合わせて、表の本革はやさしいライトグレーをセレクト。開いたときに中からこぼれる、鮮やかなファブリックの美しさが引き立ちます。

※ 本革のため、表面に独特のしわや凹凸、多少の傷やしみ、色ぶれ・色むらなどが出ることがあります。 ※ 裏地の柄の出方は、商品により異なります。

これまでのシリーズの中で最もスタイリッシュなカラーリングだから、モードな着こなしにもおすすめ。スーツやジャケットなどかっちりめのスタイルにも似合います。

ざくざく入るたっぷり大きめサイズは、日常から仕事、旅行まで幅広くカバー。しなやかな革が体にしっくりなじむから、大きさが目立たず軽やかな印象です。

肩に掛けると小脇にすっとおさまり、手持ちにしてもバランスよく持てる持ち手の長さもこだわりのポイント。内側には、どちらを前にしても持ちやすいように、両サイドにポケットを1つずつ付けました。

使い勝手の良いトートバッグを上質の本革で仕立てた、大人のための究極のベーシックバッグ。年齢も性別も流行も超えて、人生の定番として長く大切に使いたい、そんな存在になってくれます。

職人本革の花柄シンプルトート〈ライトグレー〉

1個  ¥41,580 (税・送料込み)

持つだけで注目、ここはパリ?!

そして最後の逸品をご紹介します。鮮烈な白がまぶしいバッグは、その名も「パリっ子バッグ」。さっと持てば、パリジェンヌのように小粋なスタイルが完成します。

プランナーMOEと鞄デザイナーが作った 職人本革のパリっ子バッグ〈ホワイト〉

置いているだけで絵になる鞄を目指したデザインは、理想のお出かけバッグ仕様。まち幅がしっかり広く、鞄が自立するのにもこだわりました。特別に手配したシボ感のある表情豊かなホワイトレザーは何にでも合わせやすい万能カラーで、大人のこなれたスタイルを作ります。

「白だから」「革だから」と遠慮せず、どんどんラフに日常づかいするのがおすすめです。赤いニットやデニムに合わせてトリコロールカラーにしたり、グレーや黒のモノトーンでシックにまとめたり。シボ感のある表情豊かな革の風合いと、ポケットや金具だけをあしらったシンプルなデザインが、大人のこなれたスタイルを作ります。

※ 本革のため、表面に独特のしわや凹凸、多少の傷やしみ、色ぶれ・色むらなどが出ることがあります。
※ 外ポケット:1個 内ポケット:1個 

働く女性の目線でリアルな使いやすさを追求するMOEらしく、機能面も抜かりなし。底まちをしっかり広くとることで、小ぶりでも充分な容量を実現しています。底板が入っているので、お弁当箱や水筒も安定して収まり、型崩れの心配もなし。

裏地はあえて張らずに革の風合いを生かし、軽やかに仕上げているのもポイントです。内側には、吊りポケットをひとつだけ付けました。

余計な装飾や機能がないところが、シンプルなのに洗練されて見える理由。少々の汚れやキズは勲章として、白いバッグと過ごす日常をとことん楽しんでください。

職人本革のパリっ子バッグ〈ホワイト〉

1個 ¥28,380(税・送料込み)

秋のマイルストーンバッグのバッグ特集は、いかがでしたか? どれも長年ご使用いただけることをイメージしたアイテムですが、レザーは使い込むことで味わい深い表情になるとともに徐々に劣化していきます。どうぞ専用のレザーケアアイテムなどで定期的にケアをしながらご愛用くださいね。(※大阪・福岡で作られた鞄は別のブログでご紹介していますので、そちらもあわせてお楽しみください)

「大阪と福岡の職人が彩る 秋のマイルストーン」はこちら

日本のモノづくりを通してたくさんの素敵な物語を伝えるために続けてきた「日本職人プロジェクト」。2004年のスタート以来、様々な魅力的な方の想いと共に「物」語るアイテムを誕生させてきました。

プロジェクトリーダー 山猫

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