2024 AUTUMN NEWシリーズ
こんにちは、フェリシモ日本職人プロジェクトのリーダー・山猫です。
この〈&Stories / アンドストーリーズ〉シリーズでは、「誰かの物語から立ち上がるモノ作り」をコンセプトに日本製のアイテムをラインナップ。1人ひとりの中にある、小さいけれど熱烈な「好き」「欲しい」を叶えることで、世の中にはない逸品を生み出しています。
2004年にスタートした日本職人プロジェクトは、19年目の後半を進行中。これまでもずっと「次はもっと、次はもっと」と、モノ作りを深めながら走り続けてきました。20年の節目を前にした今シーズンも、その想いは変わらず、「今、いちばん伝えたいメイド・イン・ジャパン」をお届けします。
この秋のキーワードは、「Milestone / マイルストーン」。英語で「ものごとの発達、進化過程における重要な出来事」といった意味。アニバーサリーの前の布石として、毎日を輝かせる新作アイテムをご用意しました。明日の自分を、明日の暮らしを照らすものと出会える、魅力的なラインナップです。
今回も靴工場&靴メーカーが気持ちを込めて作った革靴6種類が登場します。履きやすさに定評のある定番モデルから復刻モデルまで見どころが一杯です。是非、あなたにぴったりのものを見つけてくださいね!
Contents
チェスの駒のように艶めく、ブラックエナメル。
光沢のあるエナメルで仕立てたレースアップシューズは、まさにドレスシューズと呼ぶにふさわしい美しさ。この秋冬を彩るスペシャルな一足として、6年ぶりに初代ブラックモデルを復刻しました。光沢際立つコーティングレザーで誂えた仕上がりは、見ているだけワクワクしてしまう逸品。
今回は、中敷きだけをシックなワインレッドに変更。デザインを変えないのは、靴デザイナー・森下愛さんの「この靴はこのままのバランスが、最高に完成されていて良いと思うんです」という一言から。6年を経ても変えるところがない完成度の高いデザインは、時代に左右されず長く愛用できる一足になってくれそうです。
履き心地を徹底的に追及した原型と、靴職人・前城勝さんの丁寧な仕事で、フィット感や歩きやすさは抜群。甲高・幅広の足をすっぽり包み込みながら、少し長めのフォルムで足もとをスマートに見せてくれます。
甲部分は上品な内羽根デザイン。紐で調節できるので、甲高さんにもおすすめです。トゥを飾るウィングチップデザインも、コーディネートのいいアクセントに。22.0~25.5㎝までそろった充実の8サイズ展開も自慢。 約2.5cmのヒールは、ほどよい高さでパンツもスカートもバランスよく決まります。
艶感が際立つブラックは、足もとに華やかさを演出。何にでも合う気軽さで、何気ない着こなしもさりげなくドレスアップしてくれます。「エナメルは通常のレザーよりも硬さを感じるかと思いますが、裏に豚革を使用しているので、履き込むうちに少しずつだんだんとやわらかくなってきます」と森下さん。じっくり履いて、足になじむ感覚も楽しんでください。
職人本革のエナメルレースアップシューズ〈ブラック〉
1足 ¥20,680(税・送料込み)
そして、6年ぶりに新作のホワイトモデルを発売します。光沢際立つコーティングレザーで誂えた仕上がりは、見ているだけワクワクしてしまう逸品。
全方向から見てもおしゃれなデザインが自慢の逸品です。パンツスタイルからスカートまでどんなコーデにも合う魔法の一足。
鮮やかな艶感がまぶしいホワイトは、着こなしを一気にクラスアップ。履くだけで印象が華やいで、スタイリングに絶妙な抜け感をプラスしてくれます。
職人本革のエナメルレースアップシューズ〈ホワイト〉
1足 ¥20,680(税・送料込み)
くつろいでいるのに、凜とするブーツ。
次にご紹介するのも驚くほどに履きやすいサイドゴアブーツは、「長田の本革靴シリーズ」を象徴する逸品。今までのレザーブーツの印象をガラリと変えてしまう一足です。この秋は、初めてのウィングチップにメダリオン(穴飾り)をあしらったバージョンが新登場。
素材は、上品な光沢感のある本革をセレクト。やわらかい革なので、履き込むことなく最初から自分の足になじみ、革靴が苦手な方にもおすすめです。
デザインに合わせて革のカットを複数に分け、「ブーツの立ち上がりがきれいに見えるように、職人さんにもご協力いただきました」という凜としたこだわりのフォルムは、全方位どこから見ても完璧。
無骨さをおさえた、すっきり細身のエレガントな仕上がりはこのブーツの最大の魅力です。見た目は細身でも、甲高・幅広の足もすっぽり包む安心の履き心地。シューフィッターの資格も持つデザイナーの森下愛さんのこだわりを、靴職人の前城勝さんが高い技術で再現しているので、心地良いフィット感に包まれます。
サイドのゴムと剣先デザインのつまみ革で、脱ぎ履きしやすいのも魅力。約2.5cmのヒールは歩きやすく、22.5~25.5㎝までそろった充実の7サイズ展開も自慢。足くびをカバーするほどよい丈感で、スカートにもパンツにも好相性です。
ブラックは、何にでも合わせやすい定番カラー。本革の光沢と凝ったディテールで、いつものスニーカーより映える足もとを作ってくれます。甲に施したメダリオンが、着こなしのさりげないアクセントに。かっちりマニッシュなスタイルはもちろん、甘めコーデの引き締め役にもおすすめです。
職人本革のサイドゴアブーツ〈ブラック〉
1足 ¥28,380(税・送料込み)
続いて、少し明るめレッドブラウンモデルは、足もとの印象が華やぐ一足。きれいな色味と上品なつや感で、ほっこりしすぎずスタイリッシュな雰囲気に。ラフなデニムや柄物のワンピースなど、どんなアイテムにも合わせやすいカラーです。
ちょっぴり明るめの色合いのレザーがとても珍しい逸品です。いろいろな服装に合うレッドブラウンは足元がとても華やぎます。
職人本革のサイドゴアブーツ〈レッドブラウン〉
1足 ¥28,380(税・送料込み)
人生を一緒に歩いていく、特別な一足。
ブランドと同じ「STORY / ストーリー」を名に持つ、可愛い本革のストラップシューズ。さまざまな女性の憧れを形にしてきたフェリシモプランナーのMOEが、自分のために企画した逸品。「今も、10年先も、そのずっと先の自分にも似合う靴を」と、自らの理想をカタチにしました。年齢にも流行にも左右されない普遍的な美しさを求めて、MOEがこだわったポイントがたくさん。
例えば、甲を少し浅めにしてV字カットにすることで、足もとをほっそりとした印象に。甲を飾る華奢なストラップで、大人に似合う雰囲気に整えています。ストラップを前寄りに配置することで、甲高の方も履きやすい仕様に。かかとがパカパカ浮かず、ストラップを外さずそのままスポッと履けるのもポイントです。丸いフォルムのヒールは、履き心地や歩きやすさにこだわって特別に取り寄せたもの。この約2.0cmのヒールは歩きやすく、22.5~25.5㎝までそろった充実の7サイズ展開も自慢。
パンプスが苦手な方や、椅子に座るとすぐ脱ぎたくなってしまう方こそ、一度履いてみていただきたい一足です。少女のようなかわいらしさと、大人に似合う気品を兼ね備えた革靴とともに、未来へ続く物語の一歩を踏み出してください。
職人本革のストーリーシューズ〈チェスナットブラウン〉
1足 ¥20,350(税・送料込み)
癖になるフォルムと、シャークソール。
では、最後にご紹介するのは、ぽってりとしたフォルムがかわいいサボ。先ほどの革靴とは違う神戸・長田にある水谷社長の工場で作られた新作です。
初めて山猫が工場に行かせていただいたときに、そのあまりの快適さに惚れ込み、工場の水谷義臣社長と靴デザイナーの村上峻一さんにお願いして、〈&ストーリーズ〉だけの本革バージョンを作ってもらったモデルです。
名前の由来は、イタリア発祥のホットサンド「パニーニ」から。素朴な愛らしさと楽ちんな履き心地のよさが人気を呼び、今ではすっかり定番アイテムになっています。
4代目となるこの秋冬は、大人っぽいレッドブラウンが登場。実はこれ、試作品は完成していたものの、最高のタイミングでデビューさせたいと眠らせていた秘蔵のアイテム。
暖かみのあるレッドブラウンで、これまでよりぐっと洗練された雰囲気になりました。光沢のあるサテン生地のバックストラップも、シックなブラウンをセレクト。見た目のアクセントになるだけでなく、かかとをしっかりホールドして歩きやすさも叶えます。
カジュアルな着こなしに合わせるのはもちろん、あえてきれいめコーデに合わせて外してみても。ラフなのにおしゃれに見える、海外っぽい着こなしがつくれます。ほどよいボリュームがあり、秋冬の厚手アウターとバランスが取りやすいのもいいところ。柄ソックスやカラフルなタイツ合わせなど、足もとのアレンジも自由に楽しめます。
ギザギザが特徴の通称「シャークソール」は歩きやすく疲れにくいので、普段のお出かけにぴったりです。サンダルのような気さくさを本革&サテンでブラッシュアップした、大人のための遊び心あふれる一足。足を入れた瞬間に実感できるリラクシングな履き心地を、ぜひご期待ください。
職人本革のパニーニサボシューズ〈レッドブラウン〉
1足 ¥16,280(税・送料込み)
日本製の良さが詰まった革靴。
長田の本革靴の新作はいかがでしたか? どの靴もサイズをできる限り幅広く対応したモデルばかりなので、気になったものがあれば、お見逃しなく。
今回も沢山の新作が出ましたが、どれもきっかけはメーカーさんとの雑談から。会話をしながらできた長田の革靴は本当に細かい部分の配慮がされています。(些細なことも伝えていきます) ※靴以外の話をすることも多いです。
毎日、山猫と打ち合わせに来てくれる靴デザイナーの森下さんと岡社長ともできる限り、今作っている靴の話や、今作っている靴の状況を確認しながら、「いつかこんな靴にも挑戦したいですね、そのためには、、」といった話をしています。(岡さんと森下さんは私と打ち合わせが終わったあと、ほぼ毎日前城さんの靴工場に行ってその日の課題をお伝えされています)
それが数年後実現することも最近増えてきたので、より一層沢山の憧れを見つけて伝えて、実現したいと思っています。雑談しながら前のめりです。
日本のモノづくりを通してたくさんの素敵な物語を伝えるために続けてきた「日本職人プロジェクト」。2004年のスタート以来、様々な魅力的な方の想いと共に「物」語るアイテムを誕生させてきました。
プロジェクトリーダー 山猫