プロフィール
坂東 元(ばんどう げん):旭川市旭山動物園園長/ボルネオ保全トラストジャパン理事
1961年北海道旭川市生まれ。酪農学園大学酪農学部獣医学修士課程卒業。獣医となり86年より旭山動物園に勤務。飼育展示係として行動展示を担当。97年の「こども牧場」から「ぺんぎん館」「あざらし館」「ちんぱんじー館」「レッサーパンダ舎」「エゾシカの森」「きりん舎かば館」などすべての施設のデザインを担当,数々のアイデアを出し具体化してきた。また手書きの情報発信やもぐもぐタイムなどのソフト面でも係の中心となり具体化、システム化を図ってきた。現在は、ととりの村の設計を手がけている。ボルネオでの活動も本格化しており、マレーシア国サバ州での野生生物レスキューセンターの建設に着手し第一期工事を終える。2009年より現職。
著書に『ヒトと生き物 ひとつながりのいのち 旭山動物園からのメッセージ』(天理教道友社、2014年)、『動物と向きあって生きる』(2008年、角川学芸出版)、『夢の動物園』(角川学芸出版、2008年)、『旭山動物園へようこそ!』(二見書房、2006年)。
※プロフィールは、ご講演当時のものです。