プランナー山猫と鞄職人が作った 職人本革のレトロダレス〈グリーン〉
お申し込み番号:Z47051
1個 ¥31,500 ( +10% ¥34,650 )
- 特急便・予約便
&Stories
昭和の洋服ダンスの思い出。
ダレスバッグは、日本職人プロジェクトの原点。もともと、山猫の父が昔憧れたダレスバッグを、帆布と本革遣いで再現したのが始まりです。 それからダレスバッグはサイズや色、素材を変えてさまざまなバージョンが登場しました。その中でも、山猫にとって特別な思い入れのあるのが、3年前に企画した母の理想を叶えたダレスバッグ。「いろいろなものをたくさん持つのではなくて、気に入ったものをひとつ、長く使いたい」。そんな母の願いを形にしたのが、ハンドバッグサイズの小ぶりなダレスバッグでした。
このレトロダレスの初代モデルは、どんなシーンにも似合うデザインと、使いやすいサイズ感がたくさんの方に支持されました。実は、肝心の母にはコロナ禍でなかなか会えず……。完成してからずいぶん経ってからようやく手渡すことができ、「これが欲しかった」とお墨付きをもらいました。
この冬登場するのは、レトロダレスの5代目モデル。今回のポイントは、なんといっても裏地です。新作ダレスの企画中に、鞄デザイナーの小林弓子さんが「これどうですか?」とすすめてくださった裏地は、シックな色味のペイズリー柄ファブリック。ダレスバッグの口をガバッと開くとペイズリー柄が見える、この感じが何に似ているかというと、昔の母と父の洋服タンスを開けたときの感覚です。両開きの扉を開けると、父のネクタイ、母のブラウスやワンピースが掛かっている、そんな懐かしい洋服タンスのイメージがパッと目に浮かびました。
表の手触りの良い本革は、レトロなたたずまいのグリーン。ブラウン系のペイズリー柄との相性も抜群です。深みのある美しい色で、黒ほど強くなく、茶色ほどほっこりせず、絶妙のおしゃれ感で着こなしを彩ります。
実はこの革、なかなか工場から上がって来ず……。販売が決まっているにも関わらず、山猫自身も現物を見たことがないまま時は流れ、ようやくサンプルが上がってきたのは、なんと撮影の2日前でした。
きれいなグリーンに合わせて、金具もきらりと輝くゴールド色に。くすんだアンティーク風ではなく、あえて華やかな雰囲気に仕上げています。
グリーンに映えるゴールド色の金具。ひねり金具で開け閉めもスムーズです。ショルダーベルトは取り外し可能。長さも調節できます。
「お財布を持たなくてもいいように」という母のリクエストで、内側はカードポケットやお札入れもついたお財布仕様。かさばるお財布を持ち歩かなくても、これひとつでお出かけできます。お財布を入れなくていい分、容量もたっぷり。小ぶりに見えて底まちがしっかり広いので、もちろん普通にサイズによっては長財布も入ります。
サイドも底も広めのまちで、見た目以上の収納力。内ポケットが2個、カードポケットが13個もあります。
ちょこんと小ぶりなサイズは、たたずまいやしぐさまで美しく見せてくれます。手持ちでもバランスよく、斜め掛けでも上品に決まるのが魅力。着こなしにすんなりなじんで、きれいめからカジュアルまで幅広いコーデに似合います。観劇、食事、旅行など、ぜひいろんな場所に連れて行ってください。
「一度好きになったものを、長く大切に使い続けたい」。そんな願いに応えたくて作った鞄です。ベーシックなデザイン、上質の本革、使いやすいサイズ感は、年齢にも流行にも左右されず、人生のさまざまなシーンに寄り添ってくれます。