滋賀の時計職人と作った クワドラングルウォッチ〈ブラック〉
お申し込み番号:Z47044
1本 ¥19,800 ( +10% ¥21,780 )
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初めてのスクエアフレームは、武骨さと素朴さが魅力。
滋賀の時計工房さんが初めて手掛けた「スクエア」な文字盤の腕時計。こちらの工房は、日本職人プロジェクトの最初の時計を作ってくださったところ。0から1を生み出す苦労を共にした、大切なパートナーさんです。
実は「スクエアの時計を作ってもらえませんか?」と初めにリクエストしたのは4年前。丸フレームの時計や懐中時計なども手掛けてくださる工房さんですが、スクエアフレームはなかなかお話が進まず、、、。既存のフレームを使わず、一からオリジナルの型を起こして製造されるので、新しいフレームにトライするには準備が必要とのことでした。そしてこのたびようやくデザイナーの高山健三郎さんから、「うちの工房で初のスクエアフレームに挑戦します」とお返事が!4年越しのリクエストがかなって、ついに企画がスタートしました。
いつも慎重に、丁寧に連絡を取りながら仕事をしてくださるデザイナーの高山さん。こちらの工房では3Dでオリジナルの金型を起こします。
今回は、時計のバックルもオリジナルで作成していただきました。山猫の色々なリクエストを素敵なデザインにしてくれたのも高山さん。滑らかな曲線になるように改良し、独特のアールを出していただきました。(何度も修正していただき、、ありがとうございます)
オリジナルバックルを作成する際の3Dのデザイン画。小さなパーツも妥協せず、理想のカーブを追求してくださいました。
フレームや金具と供に今回こだわったのは、黒色文字盤。 1.真ちゅう文字盤(金色)の文字盤を塗装(黒色マットコート仕上げ)し、 2.ローマ数字のインデックスをレーザーで刻印しています。 (黒色のマットコートのみ焼きを入れ、下地の金色を浮き出させています。)
マットコート仕上げのブラックに映える、金色のインデックス。
こうして完成したスクエアな文字盤&フレームは、ソリッドなフォルムとボリューム感が魅力。しっかり厚みのあるフレームに合わせて、ベルトは幅広の栃木レザーをコーディネートしました。手仕事ならではのぬくもりと、バングルのような存在感で、手もとを印象的に彩ります。
ゴールド色のフレームが輝くスクエアの文字盤と幅広ベルトが、手もとのアクセントに。
黒色の文字盤は、上品なマットコート仕上げ。金色のローマ数字のインデックスがよく映える、クラシカルな表情が魅力です。金色のフレーム×黒色の幅広レザーベルトは、アクセサリーいらずの存在感。手もとをキリリと引き締めて、着こなしのアクセントになってくれます。
裏面には「find beauty in each second you live/人生の一秒一秒にbeautyを見つけて」のレーザー刻印。一日を大切に生きよう、豊かな日々を重ねていこう、そんなふうに思える言葉を選びました。
この素敵な詩は、山猫の尊敬する先輩に頼んで作ってもらいました。5案あった中のひとつがこの詩。詩が決まってからは山猫が信頼を置いているデザイナーKOREさんにデザインを依頼しました。そして、また候補デザインを5案出していただき、その中からハートのアイコンを合わせたデザインに最終決定しました!
お守りのような言葉を、時計と共にいつも身近に。ハートのアイコンにもこだわりました。
これまでの時計シリーズにはなかった、手づくりのぬくもりが感じられる仕上がり。メンズ時計のようながっしりとしたたたずまいと、文字盤の中の繊細なデザインの対比もいい感じです。高山さんと何度も何度もラリーのようなやり取りを重ねて誕生したスクエアフレームなので、そのまま素直に、四角形を意味する「クワドラングル」と命名しました。