かもめ食堂さんが欲しかった 職人本革遣いの料理人タブリエ〈ハッピーイエロー〉
お申し込み番号:Z40483
1枚 ¥8,800 ( +10% ¥9,680 )
- 特急便・予約便
- 日本製
&Stories
オリジナルのタブリエで、新しい門出をお祝い
神戸・六甲の「かもめ食堂」さんは、季節の野菜をたっぷり使ったおかずが人気。お店を切り盛りする船橋律子さんと窪田靖子さんのお人柄が出るような、あたたかくてやさしいお料理が並びます。
フェリシモと同じ神戸にあることから、かもめ食堂さんには何度も取材や撮影でお邪魔させてもらいました。特にフェリシモのライフスタイルマガジン『kurasobi(くらそび)』では、レシピを教えていただいたり、連載を担当していただいたりと、たくさんお世話になっています。
『kurasobi』で連載中の「かもめ食堂 今日の献立」で紹介されている料理は、懐かしくてあったかい家庭の味。
そんなご縁から、かもめ食堂さんが六甲を離れて移転されると聞いたとき、何か新しい土地でのスタートの応援になるようなものと考えました。そこで思いついたのが、調理の時に欠かせないタブリエ(エプロン)。新しいお店でも張り切っておいしいものを作ってもらえるように、何度も打ち合わせを重ねて、理想のタブリエを目指しました。
毎日の仕事に使うものだから、かもめ食堂さんの理想をなるべく叶えたいと思い、打ち合わせを重ねること半年。あれこれ相談して、ようやく素敵なタブリエにたどりつきました。
「明るい色の方が、おいしいものが作れそう」
タブリエの素材に選んだのは、ほどよいハリがある、ナチュラルな綿と麻の混紡。いつもお世話になっているインテリアファブリックメーカーさんのたくさんのサンプルを見て、あれこれ相談しながら決めました。
毎日使うものだから、汚れても気兼ねなく洗える素材に。使い込むほど、生地がやわらかくなじんでいくものをチョイスしました。
この生地を選ぶのにも、ファブリックメーカーさんの担当さんとデザイナーさんが、何度も打合せをしてくれました。かもめ食堂のおふたりと、フェリシモの商談室でご挨拶される場面もありました。
フェリシモの商談室で顔を合わせた、ファブリックメーカーの担当さんとかもめ食堂さん。たくさんの人が関わってくださって、いいモノができていきます。
"あれこれさくっと入れられて、デザインのアクセントにもなる大きめポケットはピッグスエード。気軽にじゃぶじゃぶ洗えて、洗うほどに味が出る豚革を使っています。実はこの素材探しが大変で、なかなか理想の革材がなく、革のポケットは無理か…と一度は諦めかけました。でもふと思い出して、いつもお世話になっている鞄工房の担当者さんに「タブリエに縫い付けて実用性もあるピッグスエードできますか?」とお聞きしたところ、見事解決。初めに聞けばよかったのですが、、本当に沢山のひとに助けられていますね。 ちなみに革材は染色したものだと激しく色落ちしたり、硬化してしまったりするものが多く、洗濯はできないものが多いのです。でも今回使用するピッグスエードはウォシャブルレザーで、水洗いであれば風合いを保つ優れもの。最初の数回は多少の色落ちはしますが、だんだんとジーンズのように落ち着いていきます。"
そして大きなお鍋をよいしょっ!と持つときにお腹に当たる部分は、熱くないように生地を二重にしています。これも、かもめ食堂さんのお二人からの強い要望でした。
ちょっと座って休憩するときに突っ張らないよう、正面に深めのスリットを入れました。足さばきがいいから、厨房でも動きもスムーズです。(この深めのスリットがないと、とても不便なんですよ~とかもめ食堂さんが言ってました)
細めのショルダーひもを、後ろでクロスするデザイン。ひもで簡単にサイズ調整ができるので、ひとつあれば男女兼用でも使えます。サロペットみたいな洋服っぽいデザインだから、着けたままちょっとそこまでの買い出しもOKです。
カラーは、目を引く鮮やかなイエロー。実はもともとのサンプルは落ち着いたブラウンだったのですが、「明るい色の方が、おいしいものが作れそう」という船橋さんの言葉から、思い切ってイエローに変更。これがすごく素敵で、身に着ける人も見る人もなんだか元気が出てきます。おいしいものを作る意欲も、食欲も湧いてきそうです。(イエローが好評だったら、いつかブラウンバージョンを出せるかもしれません^^)