[2023/11.30]

ふるさと!いいもの探訪

ふるさと、青森県で働くこのごろ世代にも話をきいてみた

青森のりんごジュース編.3

JAアオレンには今年の4月に入社したという、社会人4年目の下山さん。これまでのことや、このごろ考えていることなど、お話を伺ってきました。

  • 社会人2年目/みう

    しっかりした後輩。オトクに暮らしたいが、誰かを悲しませてまで自分だけ嬉しいようなことはしたくない性格。

  • 社会人6年目/ぴーち

    のほほんとした先輩。旅行好き。

  • JAアオレン 下山さん

    JAアオレンで働く社会人4年目。青森出身。

ぴーち

下山さんの、社会人になってからの簡単な経歴と、最近のお仕事について教えていただけますか?

JAアオレン
下山さん

新社会人のときは、サッカーのクラブチームでコーチの仕事をしていて、社会人4年目の今年、JAアオレンに転職して仕事をはじめました。同期は3人です。
入社から半年たったいまは、営業として販売店などをまわっています。先輩に教わることや、会社についてもこれから覚えないといけないことが多く、早くひとり立ちしたいな、と思う毎日です。

みう

わかります。わたしも2年目なので、教わること、覚えることばかりで。 前のお仕事も青森県弘前市だったということですが、そこで働こうと思ったきっかけは何ですか?

JAアオレン
下山さん

地元が青森県で、一度大学で北海道札幌市に住んだのですが、やっぱり友達もいて、住み慣れていて、気づかれしない地元が好きだなと思い、帰ってこようと思いました。前職のサッカーのクラブチームは、小学校からずっと選手として所属していたチームなので、知っている人ばかりで不安などもなかったですね。

ぴーち

それは安心ですね。社会人になったときに、学生時代と変わったことは何かありますか?

JAアオレン
下山さん

関係性ですね。サッカーのクラブチームでの話ですが、教え子とコーチという立場から、同僚になって、自分が小学校から知ってる大人の人たちと一緒に仕事をしていくという立場になれて、楽しみな気持ちでした。また、社会人になって責任の大きさが違うな、と感じました。学生の時は、何か問題が起きても、組織に守られている部分もありましたが、社会人になり、それが自分の責任になったので。一つ一つの行動であったり、言動であったり、気を付けるようになりましたね。また、子供たちは大人を見ているので。

みう

どういうところですか。

JAアオレン
下山さん

自分から挨拶をするとか、使ったものを片づけるとか、自分のものは自分で管理をするとか、子どもに口で言うのは簡単だけど、まず大人の自分たちが出来ていないと子どもたちも納得しませんし、サッカーを通じてそういった部分を育成していこうという考え方だったので、まずは大人が率先してやろうと思っていました。

左下の、再勝院の五重塔は重要文化財に指定されています。
ぴーち

それは身が引き締まりますね。JAアオレンで働くようになったのは、どういった想いがあるのですか?

JAアオレン
下山さん

育った青森県のためになにかしたいと思ったときに、弘前と言ったら、桜、祭り、りんごだなと。自分のおばあちゃんもりんご農家なので、農家の気持ちや、担い手が減ってることも感じていて。大学の卒業論文でも、子供の減少や地方の過疎化をテーマにしていて。地元の県産品を活用していることに惹かれました。

ぴーち

人口減少は深刻な問題ですね。

JAアオレン
下山さん

自分が小学生だったころよりも、子供が減っているし、各市町村ごとにあったサッカーチームが、2つ3つ合体していると、人口が減っていることを肌で感じます。
JAアオレンのジュースを通して、青森県のことをもって知ってもらいたいという気持ちはありますね。友達にも、りんごジュースはどれも一緒だと思っている人は多いので、深いところまで知ってもらいたいです。青森県の農業に興味をもっている人が増えるといいなとも思います。

JAアオレンの会議室でお話を聞きました。
ぴーち

青森県が好きで、もりあげたいという気持ちが伝わってきました。「地元が好き」というピュアな気持ちにふれて、私の心もなんだか軽くなりました。