出社するだけで疲れちゃう……

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オフィスワークが苦手です。自分でできる対処法は?

「大変そうな仕事は何か」と聞かれたとき、あなたは何と答えますか?
おそらく多くの人は教師や接客業などの対人仕事や、看護師や現場作業員などの肉体的にも負担が大きい仕事を思い浮かべることでしょう。

しかし、座って仕事ができるオフィスワークも、じつは心身ともに疲労が溜まる仕事なのです。
今回はそんなオフィスワークに苦手意識を持ってしまう人たちが少しでもラクになれるような対処方法を紹介していきます。
今オフィスワークに苦労している人も、これから挑戦する予定の人もぜひ参考にしてみてください!

オフィスで働くのが苦手かも

毎日同じデスクで仕事をするのは刺激がなくて退屈に感じやすいですよね。
からだを使う仕事ではないぶん、らくに見られやすいけれど、ずっと座ったままパソコン画面を見ているとからだが痛くなってしまったり、目の疲れから頭痛に襲われることも。

また、オフィス内には自分の他にも人がいます。そんな環境だと慣れるまでは緊張してしまうし、なんだか気が抜けなくて息苦しく感じてしまいますよね。

私は新卒でオフィスワークを自ら望んで選んだにも関わらず「同じ仕事をしていく限りこんな毎日が続くのか」と、気が遠くなってしまうこともありました……。

どんなところが苦手なのか?

具体的な対策方法を考える前に、まずはオフィスワークに苦手意識を持ってしまう理由を考えてみましょう。

ずっと座っているのがつらい

座り姿勢はラクに見えますが、1日8時間も座っているとさすがに疲れますよね。
それが週に5日間続くとなるなおさらつらい……。
適度にからだをほぐさなければ疲労が蓄積されてしまい、いずれ悪影響を及ぼしかねません。

人が多くて息苦しい

多くの人が同じ室内で画面に向かって仕事をしているとなんだか窮屈に感じてしまいますよね。
周りの人の音が気になり集中できないこともあるでしょう。
また、室内に苦手な人がいるとなおさら同じ場所に長時間一緒にいるのはつらいですよね。

パソコン仕事に飽きてしまう

仕事内容にはよりますが、オフィスワークに多い事務職は、単純作業が多く刺激が少ないです。
単純作業こそ飽きや疲労感を感じやすく集中力を持続させるのも大変です。
また、大きな変化がないぶん、評価される機会も少ない傾向がありモチベーションを保つのがむずかしいでしょう。

自分でできる対処法

ここからはオフィスワークが苦手な人が少しでもラクになれるような対処法を紹介していきます。

短い休憩をはさむ

5分くらいの短い休憩を小まめに挟んでみましょう。
コーヒーのんだり、甘い物食べたり、トイレなどで席を立つのもいいですね。
人の集中力は長くは続かないので、集中力を切らしてミスしてしまうのを防ぐためにもおすすめです。

お昼などの長めの休憩では外に出てみるのも◎
外の空気を吸うことで気分転換もできるし、自然とからだを動かせるからおすすめです。
外に出たついでに伸びをしたり、肩や首を回してストレッチするとよりスッキリしますよ。

デスクを離れて場所を変えてみる

会社内に個人で使えるスペースがあれば利用してみましょう。
例えば小会議室などを予約してみるのもいいですね。
大勢の人がいる場所から離れてひとりになれればリラックスして仕事ができるかもしれません。
ちなみに私は集中力が切れたときは現場確認を理由にデスクを離れてます。

フレックスタイム制を利用する

時間を自由に調整できるフレックス制を採用している会社であれば、オフィスに人が少ない時間帯を狙って出社してみましょう。
特に早朝がおすすめです。
早く出社したぶん早く退勤できるので1日が長く感じられます。

オフィスワーク以外の職も視野にいれる

オフィスワーク以外にも仕事はたくさんあります。
たとえば同じ会社でも、オフィスワーク中心の部署から、外回りやクライアントとの打ち合わせが多い部署に異動希望を出してみるのもいいでしょう。
自然と就業時間内にデスクで作業する時間が減り、変化が多くなり楽しめるかもしれません。

編集部のまとめ

一日中ずっと同じ場所で仕事をするのはどうしてもストレスが溜まります。
仕事は辞めない限り、これからもずっと続くもの。
少しでも楽に気持ちよく働けるよう工夫できるといいですね。

STAFF
text:hiyori
illustration:ニシモトタクミ